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「いいかげんなイタリア生活」と日韓のルッキズム

 ルッキズムとは〝見た目の良し悪しで人の価値をはかること〟で、日本では外見至上主義と言われていますよね。

 日本で暮らしていた時は「もうちょっと痩せたらいいのに」、「化粧ちゃんとしたら?」、「よく二の腕出せるね」などと身近な人に言われたり、人と会った時に頭の上から足の先まで舐めるようにチェックされることがよくありましたが、韓国でも身内から「太った?」とか「皮膚科行ったら?」と容姿について時々言及されます。

 ところが、日韓以外の多くの国では「人の容姿をとやかく言うのは失礼にあたる」というのが常識なんですよね。最近読んだエッセイ『いいかげんなイタリア生活』にも、他人の容姿に厳しい目を向けず、自分の好きな装いを楽しむイタリアの人の姿が描かれていました。

 今回の音声配信では、このエッセイを読んで感じたことをお話ししています。暑かったり雨が続いたり、天候の変化が激しい季節の始まりですが、自分に優しく、人にも優しく。みなさん、素敵な6月が過ごせますように。

《番組内容》
イタリア在住イラストレーターのエッセイを読み、日韓のルッキズム(外見至上主義)や、他人との比較が多い韓国での子育てについて考えたことをお話ししています。/2023.06.02収録

★番組内で紹介した本
ワダシノブ著
『いいかげんなイタリア生活 - イタリア在住15年の私が見つけた頑張りすぎない生き方 - 』

▼ワダシノブさんのnote

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