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大盛況のソウル国際ブックフェア2024へ

 6月26日(水)〜30(日)の5日間、ソウル・江南にある総合展示場COEXでソウル国際ブックフェア(ソウル国際図書展)が開かれました。今年は19か国、452の出版関係者が参加。5日間で15万人以上の人が訪れたそうです。

 私が訪れたのは29日(土)の12時前。12時~13時半に予定されていた小説家のキム・エランさんとペク・スリンさんの対談を楽しみにしていたんですが、なんと!会場前へ行ってみると人、人、人の大行列。結局1時間ほど並んで待ち、13時過ぎにやっと中へ入ることができました。

 詳しくはポッドキャストでお話ししていますので、ここでは会場の様子を写真を中心にご紹介します。

昨年はCOEXの1階で開かれていましたが、今年は3階でした
キム・エランさんとペク・スリンさんが対談したトーク会場の様子。トークは無料ですが座席は事前予約制。毎年予約はすぐ埋まってしまいますが、立ち見でトークを聞くことが可能
会場も人でいっぱい。「韓国で最も良い本」の展示コーナー
ウネンナム出版社のブース
以前紹介したアンニョンタルさんの絵本『すいかのプール』はこのチャンビ出版社の1冊
チョ・ナムジュ著『82年生まれ、キム・ジヨン』はこのミンウムサ出版社が発行
韓国で人気の作家といえばフランス出身のベルナール・ウェルベル
台湾のブースで気になった本
フランスのブース
作家自身が対面で相談にのってくれるという「悩み相談所」もありました
読書記録ノートの販売も
本にふりかける香水!
済州島在住、ロシア出身の作家、ニカ・チャイコフスカヤさんの絵本に心ひかれ2冊購入
ポッドキャストで紹介した『ヘニョリーナ(해녀리나)』の表紙
ひとり出版社を営む女性5人が1つのブース「출판하는 언니들(出版するお姉さんたち)」を出していました。これまで出版した本1冊、1冊に手書きの紹介文がついていて感動
이음문고(イウムムンコ)が出版している文学選集。日本の文庫本とよく似ていますね

 詳しくは下記のポッドキャストをお楽しみください!梅雨真っ只中の韓国ですが、子どもたちは夏休みが近づいてきてソワソワ。私は今週、職場の子どもたち40人ほどを引き連れて、プールに行ってきます。雨よ、降らないで〜(切実)。

▼ポッドキャストはこちら

《番組内容》
15万人が訪れた今年のソウル国際ブックフェア(図書展)の様子をレポート。印象的だったブースや書籍・絵本、文具等の紹介や、日本から来られていた書店&ひとり出版社の方たちとの出会いについてお話ししています。/2024.07.04収録

★昨年のレポートはこちら
【本】人生を変えた「ソウル国際図書展」へ。おすすめ韓国小説も

★番組内でご紹介した本の関連記事
韓国小説 『ようこそ、ヒュナム洞書店へ』に救われた年末年始


▼番組内でご紹介した東京・梅屋敷の書店&ひとり出版社


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