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バンクーバーと東京、引っ越しの違い。1年で4回引っ越しましたinバンクーバー🇨🇦

手に負えないミルクと申します。

ここ最近は
カナダでのカルチャーショックについて書いてきました。

今まであまり書いていなかった
経歴をざっくりと書きますと
アラサー
高校途中から地元を離れひとり東京へ
(超絶東京に憧れていた)
東京に約10年ほど住み
挫折と絶望を経験し
ずっと働いてきた会社を辞め、
アイルランドのワーホリを取得。
いざ、あとはビザを送ってもらってアイルランドへ。
というところで、コロナが出現。
泣く泣くワーホリを諦め
2年間、地元で時間を過ごすことになったのであります。

その後2年たち、
そろそろ海外に行けるようになってきたかな?というところで
リサーチをし始めたところ
ワーホリが最初にできるようになったのが(私調べ)
カナダだったのです。
それで、あたたかい場所出身のわたしは
極寒の冬に耐えきれる自信はなかったので
トロントやオタワなどの東側ではなく
西側に位置するバンクーバーを選んだわけでございます。

そしてバンクーバーでは4度の引っ越しを経験しました。

ここまで色々ありましたが
結果、最初の外国暮らしがバンクーバーで
わたしとしては正解でした。
夏でも30度を超える日はあまりなく、超快適。
そして夏の間は朝4時半から9時半頃まで明るくて
超異国に来た感を味わえる。アフターファイブも楽しい。
(夏が超絶天国です)
(その後レイニーシーズンになりますが、それすらも目を瞑れるほど、夏の天国加減が素晴らしいのであります)

だいたい30分もあれば
海も山も都会も電車とバスで
結構どこでも行けて
飽きることがない。

超ミックスカルチャーで
欧米のひともヨーロッパのひとも
アジアもインド人もみんないる。
いろんな文化を背景に持つ人がいるからこそ
コミュニケーションは大事だけど
みんな、他の文化、他の人にもオープン。
ちゃんと分かろうとし合えるし
わからない部分があってもオッケー。
という、みんな違うことが前提にあるのが
すごく、わたしは居心地がいいのです。

さてさて、ここまで
ざっくり経歴と
ざっくりバンクーバーの魅力を書いたところで
タイトルに書いた
「東京とバンクーバーの引っ越しの違い」
について書いて行きたいと思います。

の前に
前回載せ忘れた
オタワの写真を載せておきます。
(得意のもったいない精神を発揮)
(あと文字に飽きてきた)

イーグルス・ネスト・ルックアウト。曇っていたものの開放感がすごい雄大な景色でした。

やはり、写真では伝えきれないもの、どうしてもありますね。
山道を登ってきて景色が見えたときの開放感。
あの体感は、その場所に行った時、その人の感覚でしか
味わえないものだな、としみじみ。
それでも、いつもと違う空気を少し感じてもらえたら。

チキンオブザウッドという名前のキノコ。アイカワタケ属とグーグルは教えてくれました。

たしかに、チキンの頭の部分に似ている。
調理したら食べられるみたいです。

それでは参りましょう。
バンクーバーと東京、引っ越しの違い。


不動産屋さんを仲介しない。個人のやりとり

わたしは東京でも、地元でも一人暮らし
そして家探しを経験しましたが
それは毎回、不動産やさんを訪ねて
もしくは知り合いのひとに不動産屋さんを紹介してもらって
不動産屋さんとやり取り。
いくつか条件に合う家を紹介してもらって
気になる家に内見に行く
そして気に入った家を見つけたら
なるべく早めに伝えて、契約書等書いて初期費用を払う。
そしてその時に鍵をもらって
そのお家での暮らし、スタート!
という感じだった、と記憶しております。

今のお家はアパートメント。ここまでたどり着くまでに1年。そして4回の引っ越しをしました。

こちらでの家探し、
わたしはほとんどフェイスブックマーケットを使っています。

クレイグスリストもあるけど、
スキャムの場合も多い。

フェイスブックマーケットを開いたら
カテゴリ→賃貸から家を探してる範囲を選んで
フィルターで
価格から寝室の数など条件を選択できます。

最初のキングエドワードステーション近くの
シェアハウスの1部屋950ドルは
私の友達が探してくれました。

その次はjpカナダで安いシェアハウスの一部屋を探し
(急に引っ越さなきゃいけなかったので)
ランガラ49thステーション近くの
シェアハウス680ドル
に2ヶ月半住み

その後またFBマーケットで
お家の一階をまるまる2人でシェア(割りかし広め)
を1部屋1000ドルで借りました。
もう一人のルームメイトはメキシコ人の
超明るいハッピーなメキシコ人。
コミュニケーションが苦手なわたしは
彼女にすごく助けられました。
そして、FBにこのお部屋を載せていたのも彼女です。

お家の貸し借り、誰とやり取りするの?

ここまで書いて、何が言いたいのかというと
家とかアパートメントを買う、
というのではない限り
ほとんどはフェイスブック(や他サイト)に
貸したい家、部屋を載せてる人
そして家を探している人
個人同士のやりとりが圧倒的に多いということ。
不動産屋さんに行くことはありませんでした。
周りでもあまり聞いたことがありません。

アパートメントの場合、管理人の方とか仲介の人が
FBマーケットに載せてる場合もあるけど
ほとんどが、お家のランドロード(家の持ち主)か
そのお家かアパートメントを借りていて
ルームメイトを探してる個人の人が多いです。

1年で4回の引っ越しをして、今はおちついて落ち着いて暮らせています。

FBマーケットどのようにやり取りする?

気になるお家を見つけたら
FB上でその人にメッセージを送る
もしくはそのページに載ってる連絡先に連絡。
そこからその探し主と連絡を取り始めます。

その際の注意事項
説明欄に
◎いつからの入居か
◎何人の人が他に住んでいるのか
◎FurnishedかUnfurnishedか(家具付き、家具なし)
◎駅から近いのか
◎Utility(光熱費)は記載の家賃に含まれているのか?
(月100ドルとかになる所もあるので要チェックです)
◎家の契約期間(1年のところが多いですが、2・3ヶ月〜のシェアハウスもありました)
などが書いてあるので
細かくチェックして
聞きたいことがあったら契約する前に
質問しておくことをオススメします。

お家の内見は?

連絡を取り始めてから割りかしすぐに
内見の日程を決めます。
(もしくは内見の日程が説明欄に書いてあったり)
本当にFBマーケットはスピードが早くて
もう時間とタイミングの勝負。
本当に気になってるお家だったら
内見もできるだけ早くにいったほうがいいな、
というのが1年で4回引っ越した女の学びです。
今週末にゆっくりいこう、なんて思ってると
「あ、もう他の人に決まってしまいました」
なんていうこともザラにありました。

どこかのアパートの素敵な窓。歩いていると素敵なアパートメントに出会います。

どうやったら契約が成立するの?

この場所いいな、というのが決まったら
本格的にここに住みたいというのを
(これもできるだけ早く)連絡します。
私はその場所が気に入ったら
その日のうちに連絡をするようにしています。
(でないと、すぐに他の人で進めていたりするので)

それから本格的に契約をする前に
厳しいところだと
Referenceというので
前の家のランドロード(家主)や雇い主に
自分の安全性の証明をしてもらったり
(家の探し主が電話をかけたり、
前の家主や雇い主にレターを書いてもらったりします)
あとはクレジットチェックがあったりします。

ないところもあるんですけどね。
私はあったほうが、ちゃんとしてるところだな、
っていう安心感があります。

契約完了!

それから、すべてのチェックが完了して
私もここに決める!と腹が決まっていたら
契約書を書いて
初期費用(Depositと言います)
を払って、契約完了です!

鍵をその時もらえるかどうかはその場所次第。冷や汗。
今のアパートみたいに契約時に
その場でもらえることもあれば
契約書を書いてDepositを払って
では○月○日からお願いします!ってなって
喜んで帰ってきたものの、それっきり。

いざ、入居日に
「え?私、本当にここに今日から住めるのかな?
だまされてたら、どうしよう。
Deposit払ったのに、とぼけられたら、どうしよう?」
と心臓バクバクでお家のチャイムを押す。
ということもありました。
というか今のアパート以外全部それ。とほほ。
入居直前まで不安な引っ越しばかりでした。

ま、契約書を書いているし
なかなか騙される、っていうことはないと思うんですけどね!
(契約書はBC州のものであるっていうの、確認必須!)

家賃は高いが、引越し費用はお手頃。

ここまで書いた通り
日本の引っ越しのように不動産屋さんに出向く
ということがこちらではありませんでした。

そしてDepositについて。
日本でいうところの敷金礼金みたいな感じ。
このDepositは
家のものを壊していなかったり
大きな問題を起こしていなければ
その家を出るときに返ってきます。

日本の引っ越しは
もし10万円のお部屋だったら
初期費用の
敷金礼金、不動産仲介料、家賃などで
なんだかんだ最低30〜50万円くらいは必要だった記憶。

こちらで部屋を探して
1000ドル(10万円くらい)だった場合
初期でかかるお金は
住み始める月分の家賃と
Depositのみ。
Depositはほぼほぼ家賃の半分です。
(今のところ家賃の半分しかみたことない)
だから1500ドル。
そしてDepositはその家を出るときに返ってくるし。
さらに、家具付きの場所を選べば
家具を買うお金も節約できます。

家賃が高いし、なかなか一人暮らしのハードルは高いけど
初期費用は日本より安くて
引っ越し自体のハードルは低い
という印象です。

そして引っ越し準備期間が短い!

という事とか
あと1年で4回引っ越して気づいた
引っ越しの注意点とかオススメとかを
また書きたいなぁ、と思っています。

なんせこちらバンクーバー
10月11日は夜の10時9分。
そろそろ寝る準備をする時間なのでございます。

今週は三連休だったので、明日はもう木曜日かぁ。
はやいなぁ。

つづく。

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