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短歌と俳句と恩師とわたし ( 1 )

一昨年くらいに
若者の間で空前の短歌ブームが
起きているという話を聞きつけまして、

流行に乗り遅れてはいけないと
若者ではないのに何だか焦って
短歌を始めることにしました

さて作ろうかと思い、
どのように作ればよかったのかと
記憶をたどってみましたが、
短歌を作った記憶がありません

学校で短歌については習いましたが
作り方は習ったのでしょうか?
わたしが授業中に寝ていたかなにかで
聞き逃してしまったのでしょうか…

とにかく作った記憶がないので
作り方をネットで検索していましたら
“ NHK短歌 作品投稿ページ ”ってとこに
たどり着きました

そこからネットで投稿できるようで、
お題は二つで、複数投稿できて、
住所も市区町村まで、
名前も本名でなくてもよさそうで、
気軽に投稿できそうです

五・七・五・七・七 の基本のキだけは
知っていましたので、
さっそく投稿してみようと思いまして
お題と真摯に向き合い(向き合ったつもり)
三首投稿してみました

投稿した後、初めてテレビで「NHK短歌」
を観ましたが、

へえ、

思ってたより高尚 …

と、わたしが投稿したのと違いまして
知性と品格が高く上品な感じです

ここでちょっとヘコんで
短歌への情熱がなくなりました

順番が逆でした
番組を観てから投稿するべきでした
なぜ投稿する前に番組を観なかったかは
わたしにもわかりません

結果発表は3、4ヶ月も先だったので
投稿したのも忘れかけていたのですが、
本屋で立ち読みしている時に思い出し
「NHK短歌テキスト」を探し出して
立ち読みのまま結果だけ見てみましたら、
なんと驚いたことに、
わたしの短歌が佳作に選ばれていたのです

入選六首はテレビで発表されますが
佳作はテキストでの発表です
佳作といっても一つのお題につき
100首くらい選ばれますから
入選以外は全て佳作?  かもしれません

が、すみません、
わたしの人生で自慢できるものなどないので
この場を借りて… といっても誰も読まないような
私の記事ですが、自慢させてください  

二首です!

投稿した三首のうち二首、
佳作に選んでいただきました

雑誌などめったに買わないのですが
嬉しくなってつい買ってしまいました
賞状も賞金もありませんので
まんまとテキスト代払わされた感も
ありますけどね

小っ恥ずかしいので選ばれた短歌は
披露できませんが、佳作のうちの一つは、
大阪のおばちゃんの生態を詠んだものです

NHKさん、
ほんとにこんなんでいいんですか?

とNHKのセンスを疑いながらも
佳作に入ったのが嬉しくて満足して
短歌はやめました

わたし好奇心旺盛でいろんなことに
手を出しますが、飽きるのも早いんです

で、短歌をやめまして
そのかわり次は俳句をやってみようと
思っていた矢先に、運良く、

“はじめての俳句” 全2回 500円
定員15名(抽選)

という講座の募集を見つけまして
さっそく応募して見事当選、
いそいそと近所の区民会館へ
第1回目の講座に行きました

すみません、長いですね
こんなとこまで読んでいただき
ありがとうございました

( 2 ) に続きます

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