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#スポーツ 記事まとめ

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noteに公開されているスポーツ系の記事をこのマガジンで紹介していきます。
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2020年11月の記事一覧

「Absolute Champion! 」 (リーグ第29節・ガンバ大阪戦:5-0)

等々力陸上競技場でのガンバ大阪戦は5-0の勝利。 ガンバ大阪のCKを中村憲剛がヘディングでクリアすると、西村雄一主審のタイムアップを告げる笛が等々力の夜空に鳴り響きました。 ・・・・川崎フロンターレ、3度目のリーグ制覇!!! そして3度目にして初めて等々力でシャーレを掲げました。 思えば初優勝の2017年は、首位は鹿島アントラーズだったため、シャーレは静岡方面(ヤマハスタジアム)にありました。代わりに掲げたのが風呂桶であったのは有名な話です。選手たちは試合翌日の麻生グ

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「『ママ』アスリート」という言葉への違和感。母として、アスリートとして、女性として、荒木絵里香が語る「スポーツの価値」とは。:『スポーツの価値再考』#005【後編】

2020年、『スラムダンク勝利学』の著者・辻秀一とラクロス協会理事・安西渉が、各界のゲストとともにスポーツと社会の関係を掘り下げていく全10回の対談。スポーツは本当に不要不急か――この問いから、「スポーツの価値再考」プロジェクトは始まりました。 第5回の対談相手は、バレーボール女子日本代表の主将を務める荒木絵里香さん。結婚、出産を経て8年ぶりに日本代表キャプテンを務める荒木さんは、女性アスリートのライフステージについて何を考えるのか。第5回対談の完結編です。 ※この記事は

ゴールの無い、大人のマラソン大会が最高でした。

1週間前の今頃は、走っている。 1週間前の明日は、きっと新たな自分の可能性を発見している頃だろうか。 11月20日 午後3時 BackyardUltraがスタートした。 この耐久レース、大人の我慢比べが最高すぎたので、今回もレースで感じたことを書き残したいと思う。 BackyardUltraとは、どんなレースなのか、出走前の記事をぜひ読んでいただきたい。 11月20日は金曜日なので、仕事はお休みをいただき、「いったいどこに引っ越すねん」ってぐらいの荷物を車に積み込み

川崎Fが優勝したので家を買うことになった

人生の転機は、思わぬところで訪れることがある。 家を買うことに決めた。正確にはまだ何も決まっていないのだが、買わない訳にはいかない。 きっかけは迂闊な願掛けに始まる。 過去、この種の願掛けが成就したことがなかったこともあって、すっかり油断していた。一番新しいものだと、2018年ワールドカップ、日本vsベルギー戦の 「おれ、この試合で日本代表が勝ったら結婚するんだ……」 だったのだが、あの時2点、日本が先行した時の焦燥を、今頃になって思い出した。遅い。まったくもって遅い。思

パラアイスホッケー界に金字塔を打ち立てた男・上原大祐が語る課題を解決するためのコツ

※これは、HEROs公式サイトで掲載された記事を転載したものです。 パラアイスホッケーという競技があることをご存知だろうか? この競技は、スレッジと呼ばれる専用のソリに乗り、両手にスティックを持って氷上で激しくぶつかり合うことから、アイスホッケーと同様に“氷上の格闘技”と呼ばれている。そんな激しい競技の世界で12年間活躍した人物がいる。上原大祐さん(38)だ。 上原さんは、3度の冬季パラリンピックに出場したのちに現役を引退し、現在は、一人ひとりが助け合える共生社会の実現へ

119. どう考えてもアスリートは恵まれすぎている

皆さんこんにちは!三浦優希です。 今日は「アスリートって本当に恵まれてるよなあ」という、ここ最近僕が感じていた事柄について考えていきたいと思います。 何に対して恵まれている?僕が思う、アスリートが本当に恵まれているなあと思うポイント。それは、人からの眼差しです。 僕は、海外に出て活躍をしたり、日本代表に呼んでもらえるようになったことで、以前と比べると人に自分のことを知ってもらえる機会が圧倒的に増えました(もちろん全国的認知度はまだまだですが)。今まで面識がなかった人と初め

宝塚ファンとサッカーファンには共通点が多いのだった

 ※当記事のデータは2020年時点の物です サッカー馬鹿達の遠くに、宝塚が見えてきた  兄と弟がいるのだけれど、二人ともサッカー観戦が好きで、僕を含めた兄弟3人だけで構成されているLINEは、サッカーの試合があるたびに悲喜こもごもなメッセージが届き、チームのあれやこれやを兄と弟で語りだすとちょっと見ない間に未読メッセージが70件とかになり、お互いの応援しているチームが直接対戦しようものなら、こいつら一生口きかないんじゃないかな、と思うほどの険悪さを時たま見せる。それでも応

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★エンジニアの仕事【レーシングチーム】第1弾

本業が忙しく更新が滞っておりましたが、久しぶりに投稿します。 今回は、Twitterで記事の内容に関して、3択のアンケートを取って最も票の多かった『エンジニアの仕事内容』に関して記事にしていこうと思います。 一口にエンジニアと言っても、車両を開発するメーカーのエンジニアもいれば、エンジンやエレクトロニクス等の制御担当のエンジニアもいます。 今回は私が所属するような車両を走らせるチームのエンジニアにはどのような種類があるのか、また私の役割であるトラックエンジニアとはどんな

なぜスポーツライターが「代理人漫画」を始めたのか?

おそらく世界初に違いない。サッカーの代表チームの現役スタッフが、漫画の原作を担当するのは——。  現在、筆者は本田圭佑が率いるカンボジア代表において、ビデオアナリストを務めている。もともとはヨーロッパサッカーや日本代表を追うスポーツライターが本業だったのだが、ひょんな縁からチーム強化にも携わるようになった。  2018年9月、本田が初めてカンボジア代表の指揮を取ったときのことだ。取材で現地に足を運ぶと、最終日にこう言われた。  「今回、木崎さんから質問されて、すごく頭が

リザーブメンバーで途中から試合に入る時の準備

今回は、「リザーブメンバーの準備」に関する質問への回答です。 まずは、応援頂きどうもありがとうございます。 引き続きよろしくお願い致します。 1.クボタスピアーズにおけるバックボーナーズ(Back Boners)とは?それでは本題に入りますが、最初に言葉の話で恐縮ですが、クボタスピアーズでいうバックボーナーズは「背骨」という単語の意味の通り、支える役割なので、リザーブメンバーではなく完全なノンメンバーの事を指します。 バックボーナーズは、その週の対戦相手の動きをコピ

優勝/昇格の支度、降格の準備(後編)

INDEX  本編に入る前に、一言断っておくべきこととして、今季はJリーグもBリーグも全てのカテゴリーで降格制度を適用しない決定をしている。このコロナ禍における特段の配慮と理解しているので、これから記すことは今季には当てはまらない。しかし、そのしわ寄せは、来季の降格クラブ数増加という形で現れる。それは悲しむ地域が増えるという、ある意味残酷なことかもしれない。そこを踏まえながら読んでいただければ幸いである。  前編では優勝/昇格の際にフロントとして成すべきことを総花的に記して

優勝/昇格の支度、降格の準備(前編)

■優勝決定の舞台裏  このコラムを書いている段階で、JリーグのJ1では川崎フロンターレが21日(土)に行われたアウェイ大分戦に勝つか、負けても翌22日(日)に行われたガンバ大阪が引き分け以下なら、5試合を残して史上最速優勝が決まるシチュエーションとなっていた。しかし、フロンターレは敗戦しガンバが勝利したことで、優勝は25日(水)以降の試合に持ち越されることになった。  いよいよJリーグではシーズン最終盤を迎え、クラブ個々での悲喜明暗が浮き彫りとなる時期が訪れた。ただ、私は

2020年J1第29節 川崎フロンターレ対ガンバ大阪 レビュー「いつも『いまココ』の人」

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ツエーゲン金沢初代GM・中村篤次郎氏が作る日本サッカーの新たな「発火点」

「表裏一体」という言葉がある。“物事には必ずオモテとウラがあり、それらは切っても切り離すことができない関係にある”ということ言い表すときに使う言葉だ。 筆者はこれまでに、何度か「ウラ」をテーマに取材を行ってきた。例えば、フェンシング協会会長・太田雄貴氏を取材し、その取り組みを賞賛しながら、現在の保守的なスポーツ界を風刺したり、戸田和幸氏の「URA KAISETSU(現在はSHIN KAISETSUに変更されている)」の先見性を紹介しながら、テレビ業界のいびつな構造に触れたりし