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#お店 記事まとめ

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思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。
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2023年10月の記事一覧

『挽肉と米』ができるまで(後編)

異なるプロフェッショナル同士がチームを組み、それぞれの専門性や視点を掛け合わせることで、ひとつの領域だけでは見えなかった新しい可能性が広がる。2020年6月にグランドオープンした『挽肉と米』も、そうしたアプローチの結晶だと感じています。 ORES COMPANY代表の山本昇平、LAMP代表の清宮俊之、POOL代表の小西利行。この異業種3名の集まりによってスタートしたプロジェクトは、どうやって現在の『挽肉と米』に辿り着いたのか。その道のりを前編・後編に分けて、振り返っていき

グローバルでのブランド成長のためのヒント

先日ミラノと東京を拠点としたビジネス+文化のデザイナーとしてご活躍されている安西洋之さんとお話をする機会を得ました。イタリアと日本に拠点をもたれ、グローバルでのご活躍されている安西さんにグローバルでブランドビジネスを展開する上で、知っておいたり、考えておくべき様々な学びを得ることができる貴重な時間でありました。グローバルでのブランド成長を考えるためのヒントをたくさんいただきましたので、紹介します。 論点①文化アイデンティティという言葉の危うさ僕が経営しているMinimal

#264 有給休暇を気持ちよく使う

 まずは今週の近況です。①エビフライ屋さんの構想が進んでいます。いくつか候補があり、どれも小さいながらにパンチあるお店ができるのではと期待しています。②働き方ではなく柔軟剤などの香りへの対応についての取材があり、やはり問題意識は高まっているのだと実感。③有料マガジン開始にあたっての作業で眼痛が大変です。  それでは今週のnote始まります。 *投稿日から7日間は無料ですが、その後は有料マガジン『争わない組織が答えだった』に移行します。購読者になって頂くと過去の投稿も読み放

【カタリベ】家事問屋のアイテムをインテリアショップのスタッフに使ってもらうと~アクタス富山店

2023年 10月 28日 ~ 11月 19日、アクタス富山店にて、大日本市のパートナーブランド家事問屋がポップアップイベントを開催致します。 富山店で初開催になります。モノの良さやよりリアルな声などを届ける企画を今回も実施いたします。 家事問屋のアイテムはデザイン的な特徴というよりも「使いやすさ」「しまいやすさ」を考えて丁寧にひとつひとつ作られている商品になります。パッと見ただけではわからなくてもスタッフさんが丁寧にレビューしてくれていますのでぜひ購入前のご検討にお役立

【重要】最初の1週間のみ無料投稿に変更となります。有料マガジン・スタート

 好きな日に連絡無しで働くエビ工場・パプアニューギニア海産の武藤北斗です。  これまで毎週金曜日に投稿していたnoteの料金体系を変更したいと思います。  これまでは基本無料で3万PVを超えると有料投稿(100円)に変更しておりましたが、今後は配信から1週間は無料、それ以降は有料マガジン内(300円/月)で閲覧可能にする予定です。(現在旧投稿を有料マガジンに順次移動中です。)  今回はその理由を皆さんにお知らせしたいと思います。 ①後回しにならないため  いつでも無

オンラインショップのお店がリアル店舗を開くまで。(左ききの道具店の場合)

左ききの道具店は、2023年8月13日(左利きの日)にリアル店舗「ときどきストア」を岐阜県各務原市に開店しました。 お店の中はこんな感じです。 ぜんぶに目が行き届き、商品を手に取りやすく、店長とゆっくり話ができる、こじんまりとしたお店。 最初は月に一度、今は月に2,3度しか開かない、なんとも気まぐれなお店ではありますが、そこはストア名が「ときどき」だからを言い訳に、ゆるゆると営業しています。いい名前を付けたなと、個人的には思っております。 とはいえ、オンラインとリアル

11/7(火)「北欧、暮らしの道具店 を支えるインフラ技術」オンライン登壇 in Women Developers Summit 2023 (デブサミウーマン2023)

2023年11月7日(火)に開催されるWomen Developers Summit 2023 (デブサミウーマン2023)にて、エンジニアの矢田 和沙が登壇します。 テーマは「北欧、暮らしの道具店」を支えるインフラ技術。 4年で売上規模は約2倍、スマホアプリは開発から3年で300万DLを突破、今年は「カンブリア宮殿」「THE TIME,」の2回のテレビ特集も放映されました。そんな中で、多くのお客さまが安心してサービスの世界観を楽しんでいただけるよう、インフラ整備に注力し

「腐敗」と「発酵」の分かれ道はどこに?

とまりのつけもの、店長の岸田です。 我が家には9歳の小学生男子と2歳になる女の子がいます。 彼らは、納豆とヨーグルト、チーズが大好き! 特に小学生のお兄ちゃんは「体の80%は納豆でできている」と自分で言うくらいに納豆大好きで、食卓に納豆が添えられてないと「え?ないの?」とクレームが届きます。 2人とも乳製品多めではありますが、とても健康的に発酵食品を取り入れてくれて母としては喜んでいたのですが……先日、お兄ちゃんが「カビチーズ」の存在を知りました。 そこから、「納豆もチ

10月26日夜@透明書店トークイベントについて

はじめに。トークショーで何話そう? ただいま10月29日まで、東京・蔵前の透明書店様にてMAKAMIのブックカバーのPOPUPを開催中です。 そして26日にはトークイベントを開催することが決まりました〜 とはいえ割と唐突に決まったイベントで告知期間も少なく、しかも平日の夜、、なかなか来てもらうのは難しいなぁ。 お話しする内容はどんなものが良いだろう? そういや透明書店さんはスモールビジネスを行っている方を応援しており、店内のセレクトもそういった方に参考になりそうな書籍が

スマートウォッチ入門の最適解 CMF by NothingのWATCH PROの素晴らしいさじ加減の話

なんて素晴らしい「時計」なんだ 5年以上前。 はじめてApple Watchを身に着けた時。 そんなことを感じたことを今も覚えている。 そう。 SNSの通知や、Siriでの音声入力や、天気予報のお知らせ機能も関係なく。 私にとってApple Watchは、「時計」として必要不可欠なものだった。 接客業をしている私には、お客様とのトークに集中しているとついつい時を忘れて大事なミーティングや仕事を忘れてしまうことがあった。 かといって、先の予定ばかりに気をとられていると、今

#263 この人とは合わない、と思ったら

 平等に接する事が重要といつも話していますが、誤解を恐れずに言えば人間は誰も彼もを同じように見れるわけがなく、好き嫌いとか、あうあわないとか、いろんな感情が芽生えてくるものだとは思っています。  それは職場の中でも同じで、特に接する人数が多くなればなるほどいろんな人がいるわけで、その数だけいろんな感情が芽生えてきますし、なかには『無理だ、この人はあわない・・・』なんて感じてしまうこともあるかもしれません。  それでも職場で平等を貫くにはどうすればよいか、今回はそんな話をし

新しい八百屋のかたちを届けるために。言葉を丁寧に紐解いて見つけた「らしさ」の表現とは|Behind the SJ Works

南青山に店舗を構える槇村野菜笑店。ソニックジャムのご近所さんであり、以前からお付き合いをさせていただいている会社です。 レストランやケータリングなどの事業を営む槇村野菜笑店は、実は八百屋さん。しかしながら、これまでのコーポレートサイトではレストランとしての側面が強く、八百屋であることや事業を展開している理由などを伝えることができていませんでした。 起業から10年の節目となるタイミングで、会社の意志や価値をあらためて見つめ直し、世に発信していく。そのための一歩となるコーポレ

「日本を旅する文具店」が、和歌山と徳島を堪能してきた話

「移動販売車と平日は相性が悪い」 そんなことを考え始めたのは、移動販売車で旅を始めて比較的すぐの頃だった。 商品を販売するなら、多くの人が働いている平日ではなく、週末の土日の方が来店してもらいやすいのは想像に容易い。 けれど、北海道や九州で2周間以上現地に滞在していると、どうしても平日に問題が出てくる。 そう。現地の美味しいご飯にどうしても手を出してしまうのだ。 海の幸、山の幸、人気のラーメン、現地で愛される町中華。 その場その場での出会いを大切にする以上、美味しいご

何でもないがある暮らし

様々な事情があり工事が終わる前から住むことになった我が家ですが ついに、ようやく。 内装工事が完了しましたー! 工事中の状態から住み始めるのは正直言って不便でしたけど、現場で作業する人たちと挨拶したりお話したりできるのはとても楽しくて。 現場で顔を合わせて「やっぱりこうしたいけどできますか?」「ここの不具合をなんとかして欲しいけどどうしましょ」など変更や要望を伝えることもできて。 結果的に、微に入り細に入り神経が行き届いた家になったと思います。 そのぶん全体を取り仕