加藤 信吾|LANCH Inc. 左ききの道具店

コピーライターと左ききの道具店。コピーの話と、小売への奮闘をつぶやきます。LANCH Inc. 左ききの道具店 代表。2019年に名古屋から岐阜県各務原市へ移住しました。

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    ちいさいお店の店長考 その①

    オンラインショップ「左ききの道具店」を開店して丸3年と少し。僕はコピーライターとして日々の仕事に追われながら、ずっとこのお店を見てきた。 見てきた、というと少し他人行儀かもしれない。仕入れの原資を担ってきたし、運営のために手も動かしてきた。今となってはほとんど四六時中お店のことを考えてもいる。でも、このお店の発案者は店長で、すべての矢面に立つのが彼女であることを十分に理解しているので、やはり「見てきた」という表現が正しいように思う。その上での印象をごく簡潔に言えば、、、

      • 背水の陣を振り返って、40歳。

        四十歳は二度目のハタチ。 と書いたのは眞木準さん。伊勢丹の広告だった。本で出会った頃は「へえ、やっぱり上手いこと言うなぁ」という程度だったけど、当事者として受け止めると、なんて前向きで素敵な捉え方なんだろうと感心する。 本日、40歳になりました。 もう歳を重ねることになんの新鮮味もないはずなのに、昨日寝る前に「これで30代は終わりなのか」と思いながら目を閉じ、朝起きて「今日から40なのか」と鏡を見ながら確認してしまった。 40歳。 はやいなぁ、という思いがある。 ま

        • コピーライターになる前、コピー機を売っていた、むかしの話。

          もう17年も前の話。コピー機を売っていたことがあった。どのオフィスにもある、コピー、FAX、プリンタができる複合機と呼ばれるもの。主にシャープ製。画質はそれほど良くなかったけれど(今は知らない)、他に比べて安かった。それを飛び込みで売っていく。「経費削減の件でお伺いしました」と入り口の営業トークをひっさげて、商業ビルの最上階から順番にベルを鳴らす。当然、ほとんどの場合、断られる。 「いりません」 「結構です」 「替えたばかりなの」 と即アウト(入り口で断られる)は当た

          • 左ききの道具店の、ちいさなメーカー宣言。新ブランド『HIDARI』を立ち上げた理由。

            お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、近頃の左ききの道具店のオリジナル商品には「HIDARI」という名前がついています。去年の9月、「左ききの手帳2022」からHIDARIというシリーズがひっそりとスタートしました。 左ききの手帳 左ききの手帳カバー 15cm定規 が現状のラインナップ。今後も、オリジナルの大部分はHIDARIシリーズとして発表していく予定です。 現時点では「左ききの道具店オリジナル」と、「HIDARI」という2つの自社商品のシリーズが混在してい

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            STORESからShopifyに移行した、左ききの道具店の備忘録。

            2022年3月末をもって、左ききの道具店STORES店は終了しました。思えば、開業した2018年8月から3年半ちょっとのお付き合い。めちゃくちゃお世話になりました。そして現在、左ききの道具店はShopifyで構築されています。この辺りの経緯は、気づいたらすぐに忘れてしまうのでちょっと書き残しておこうかと。あと、オンラインショップに取り組む誰かの参考になったら嬉しいです。(4/2 21:00 図中の内容を一部修正しました) ①2018年8月〜 STORES単体期開店前、どこの

            8期目に突入。地盤を固める期、です。

            3月1日。LANCHも8期目に突入と相成りました。 こどもで言えば、小学2年生。学校にも慣れ、仲良しの友達もでき、……と書きながら、去年の記事がフラッシュバックしたんですが、まったく同じ導入で、ぜんぜん成長していない自分になんとも不甲斐ない気持ちです。はい。 さておき。7期はこのような着地でした。 左ききの道具店は、一昨年の巣ごもり需要ほどでないにしろ堅実に伸びました。そしてクリエイティブが復調。おかげさまで全体として過去最高の着地となりました。左ききのみなさま、ご依頼

            人生の抱負ができました。

            毎年、お正月には抱負を立てていた。 一番多いのが健康に関するもので、筋トレ、ランニング、ウォーキング。ダイエット目標がそれに続く。次に頻出するのが読書。週に一冊が多いけど、月に3冊、みたいな希望と妥協の産物みたいやつもあったね。瞑想も多いな。何かしら精神の充実を図ろうとすることが読み取れる。 そして言うまでもなく、過去のあらゆる新年の抱負は、ときに一月いっぱい粘り、ときに三日坊主にすらならず、忘れ去られていった。すべからず。さっぱりと。跡形もなく。 しかし、それでいいの

            大晦日のおはようございます。

            おはよう。 って、なんだか不思議だな。 こんにちは。 と こんばんは。 と並列の挨拶のはずなのに、おはようだけ特別な上品さを感じてしまう。 おはようございます。と、丁寧な言い方があるのも大きいんだろうか。こんにちは。と、こんばんは。にもあるのかな。おばんです、はどうだろうか。岐阜ではへんな顔をされるだろうな。 おはようございます。 クライアントへのメッセージ冒頭に、お世話になります、の代わりに使っても違和感がない挨拶なんて、他にあるのかな。こんにちは、や、こん

            身の丈にあった走り方。

            左ききの道具店、前進しています。 9月に発売した2022年版の左ききの手帳も順調に動いており、おかげさまで今年も昨年の売上は越えられそうです。まだ4年目なのだから、そうでなくっちゃ困るのですが、本当にありがたい限り。もうすぐ年末ですが、気を抜かず駆け抜けていく所存です。がんばるぞっと。 さて、そんなわけで今年を振り返りつつ、久しぶりのnoteで思うことを書き残しておくことにします。 冒頭に、前進している、と書きましたが、つまり見てくれる人が増えているわけで。ほしい!とか、

            ふつうのコピーライター。

            先日、LANCHのウェブサイトをリニューアルした。大阪のスピッカートさんという素敵な会社にお願いしたので、想像以上に素敵になった。こちらです。 なんだか、すごくちゃんとした会社みたいだ。もちろん、普段から真面目にしているつもりなんだけど、クリエイティブに関して僕一人で担っているとは思えない規模に見えるという意味でね。デザインの力、感じるわ。 今回のリニューアルで一番時間をかけたのは、自分自身の仕事のスタンスの言語化だった。どんな姿勢で、どんなクライアントと、どんなゴールに

            左ききの道具店、4年目になりました。

            昨日の8月13日「左ききの日」に、左ききの道具店は創業から満3年を迎え、無事に4年目を迎えました。商品をご愛顧いただいている左利きの方、SNSを楽しんでいただいているフォロワーの皆さま、本当にありがとうございます。 この日を記念して、ささやかなプレゼントキャンペーンも実施中ですので、よろしければぜひ〜!(なくなり次第終了です) さあ、そして4年目です。 直近でもいろいろと変化してきたし、これからもガンガンに変わっていくつもりなので、このあたりで最近の変化や取り組んでいく

            ハッピーバースデートゥーミー。

            「人工知能にはモチベーションがない。だから予定以上のものは生まれない。あらゆることが人工知能に置き換えられたとしても、人間のモチベーションには永遠に価値がある。……ただ逆説として、モチベーションがない仕事の価値は加速度的に下がっていく」 という言説を何かの本か、誰かのツイートで見かけたとき、僕はその通りだと膝を打ち、以来自分の中の判断基準に「モチベーション」を組み込むようになった(誰が言っているのか知っている人教えてください)。 モチベーションをやる気、と翻訳すると、「や

            第7期スタート。さらに働く期です。

            弊社の決算は2月なので、3月から新しい期が始まります。第7期。こどもで言えば、小学生に入学する年ですね。 かくいう、我が家の上の子も同い年でして。近頃は毎日のように4月から始まる小学校への期待に胸を膨らませています。親としては、とにかく、元気でさえあってくれたらいい。願わくば、いい友達といい先生に恵まれたらいい。もっといえば、大好きなものを見つけてくれたらいい。欲をかけば、誰にも負けない・・・とまあ、新しい舞台に向かうちいさな背中に、大小の想いを重ねてしまうわけなのですが、

            社員が増えたら、仕事も増えたけど、未来も大きくなった。

            弊社に社員第一号が入社しました。 2月1日入社。京都在住の「かえでさん」です。これからときどき名前が出てくるかと思いますが、どうぞお見知りおきを。 勤務形態は京都からのフルリモートで兼業。月の半分は料理人として修行をし、残り半分をLANCHで働いてくれます。所属は左ききの道具店。受託の制作案件には一切タッチしない予定です(たぶん)。 彼女の小売経験はゼロですが、それは僕も店長も同じ。多少の経験値より、雄弁でなくとも誠実に言葉を探す話し方とか、目の前の課題に真摯に取り組も

            Partner Interview 04 [稲垣佳乃子(さりげなく)]

            LANCHは、さまざまな分野のパートナーに支えられて仕事をしています。対等な立場で課題に向き合い、フラットに意見を交わしながら取り組むことのできるありがたい存在。ここでは、そんなプロフェッショナルたちをご紹介します。今回は出版社さりげなくの稲垣佳乃子さん。東京と神戸で3社複業の最中にTwitterで出会い、LANCHの仕事を一緒にするようになり、気付いたら出版社を設立、という情報量の多い人です。 初めてお会いしてから、もうすぐ2年が経ちます。出会った当時から、3社複業という

            自分をブラさないための2021年の抱負。

            新年あけましておめでとうございます。 去年はいろいろなことがありすぎたし、今年も激動になる気しかしないので、ひとまず自分の指針だけはぶらさないようにしないと。というわけで、2021年の抱負を書き置いておきます。 [仕事] 人を増やす。正社員登用に踏みきる。兼業前提、副業歓迎、完全リモート、コアタイムなし。左ききの道具店をともに盛り上げてくれる方を増やしていく。ひとまず1人は決まり。あとはご縁で。 会社を増やす。LANCHとは別の会社をつくる。開発ができる会社。また報告