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#お店 記事まとめ

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思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。
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2021年1月の記事一覧

コロナ禍でのショップ移転

初めまして。" januka(ヤヌカ)"というジュエリーブランドのデザイナー兼代表の中村穣と申します。 まずは自己紹介をNY、オランダでプロダクトデザインを学び、帰国。マーブル状に色付けした陶磁器の器を発表したことをきっかけに陶磁器でジュエリーを作ることを思いつき、2012年に"januka"を立ち上げました。その年のroomsの新人ブースに出展することで世の中へお披露目となり、その後しばらくして台東区デザイナーズビレッジに3年間入居しました。その3年目に伊勢志摩サミットの

インフルエンサー新時代のはじまりの風は、もう吹いてる。

こんにちは、KATALOKoooの翠川です。偉そうにも、#インフルエンサーで売る時代は続くのか という投稿募集のコメントをさせていただいたり、同内容のウェビナーに登壇させていただきます。 弊社は、オンラインが苦手なブランドや作家をサポートするプラットフォームをしているのですが、昨年の11月からインフルエンサー企画として、メディアを始めました。 コロナ自粛の昨年4-5月に、ブランドは全てのリアル店舗での営業やPOP UPイベントが中止になり、全在庫をオンラインショップで販売

チョコ・洋菓子業態の変化と展望~Minimal例より

2度目の緊急事態宣言が発令され、チョコレート業界とっては大変厳しい冬を迎えています。クリスマス、バレンタイン、ホワイトデー。この4カ月で年間の勝負を決めると言ってもいい私たちは、このタイミングの緊急事態宣言はビジネス面で見ると大変な苦境に立たされています。その中、Minimalは1月はECは昨対600%、店舗は120%とこの1年間の血の滲むような努力が少しずつ結実してきています。Minimalを通してのたくさんの失敗と小さな成功を繰り返した中で見えたチョコや洋菓子業態の変化と

コーヒー屋がお菓子をつくる時に大切にしていること。

こんにちは、川野優馬です。 僕がやってるコーヒー屋 LIGHT UP COFFEEでは、去年の後半からお菓子の販売に力を入れています。 コーヒー屋がなんでお菓子作ってるの?そしてお菓子を作る時に意識していることは?というお話を今日は書いてみようと思います。 なぜコーヒー屋がお菓子を作るのか?そもそもコーヒーを売るべきコーヒー屋が、なぜお菓子をつくって売り始めているのか?それには僕は2つの目的があります。 1つ目の目的は、コーヒーを広く気軽に伝えるため。 コーヒーって

ガチ勢のケーブル保護チューブを導入したら、大嫌いなケーブル整理が快感に変わった話

「電気の配線がごちゃごちゃになってるよ」 そう。 そんなことは、言われなくてもわかっている。 気づいたらいつの間にか、ケーブルはお互いに絡みに絡んでごっちゃごちゃになっている。 別に絡ませたいわけでもなく、絡ませるよう努力したわけでもなく、誰かが触ったわけでもないのに・・・。 小売チェーン店で働いていたときには、「スパイラルチューブ」なるものを使って複数の配線をまとめなさいと上司から指示を受けては、最寄りの百均なんかに買いに走った。 でも、このスパイラルチューブというの

モノを売らずに、人を集める店とは

「商店建築」1月号(12/28発売)の新年特別企画「モノを売る前に、人を集めよ!」。Part1では、企業の思いや商品のコンセプトを発信し、体験を提供する店舗を、Part2ではコミュニティー拠点となる銭湯や薬局を掲載しています。 今回は、Part1「売ることを前面に出さない体験型ショップ&発信型空間」についてご紹介します。 なぜ店に足を運ぶのかSNSが浸透し、オンラインショッピングへのアクセスがとても多様になった今、単に欲しいものを買うのであれば、ECの利便性を感じることが多

115. その日出勤した従業員への気持ち

 毎日どんな気持ちで出勤していますか。経営者やリーダーは従業員の出勤をどんな気持ちでむかえていますか。

自分たちに何ができるのか

花屋さんを始める際に(もちろんそれぞれだとは思いますが) 最初からそれほどお金をかけずにスタートすることが多いかと思います。 自己資金とあと足りない分は少し融資を受けるなど。 今回私達が選んだのはしっかり融資を受ける形でした。 自己資金がさほど無かったというのもありますが (自己資金はでも、全く無いと融資は難しいです。。。) 立地や近隣住宅の客層などから鑑みると ある程度の空間の作り込みは必要だと感じたからです。 (もちろんゴージャスなサロン風とかではありませんが) 綺麗め

4波、5波も想定した計画につくりなおす

2021年1月22日(金) 報道など見ると緊急事態宣言が1か月程度延長される可能性が高そうです。 この場で政策についての私の発言は控えますが、延長される場合は売上が計画を大幅に下回ります。正直今回でかなりの店舗が閉店を決断すると思います。 私も、頭では第3波は想定していて今回のことも想定内の出来事ではありましたが、4波、5波までは想定していないのでだんだん精神的に追い詰められてきてるのは確かです。 なんとかこの3波のうちに、オンライン化や英語化を進め4波、5波の時には黒

つくり手のストーリーを通じて“いとしさ”を共有する、エシカルショップを始めました

このたび、オンラインのエシカルショップをオープンしました! online ethical shop「メルとモノサシ」 コンセプトは、「時代をつくる、いとしきものたち」。 これからの時代に「価値」になっていくような、ものの”素材”と”つくり方”にフィーチャーした、エシカルブランドを取り扱うお店です。つくり手のインタビュー記事を読んで、つくり手の”いとしさ”をつかい手と共有し、長くつくり・つかい続けることは、肩肘張らないサスティナブルな消費活動になるのではないかと考え、つく

営業時間クロニクル

現在(2021年1月22 日)、緊急事態宣言による営業時間短縮要請を受けて、営業時間を15:00〜20:00にしております。 本来、うちの営業時間は 17:00〜24:00(日祝休)です。 ところでこの営業時間ですが、実はこれまで何回も変革してきた歴史があります。 ここで簡単に変革歴を。 第①期:13:30〜24:00  (カフェ&バーとして開業した当初の営業時間。昼食戦争に巻き込まれたくないがために、ランチタイムをあえて避け、昼の1時半という中途半端な時間に開けて、

ひとときの居場所を作る。(テーブルランプ ICHI デザインのひみつ)

くつろぎや食事だけでなく、勉強や仕事などの様々な作業場所として。リビングがワークスペースとしても使われる今日この頃。 いつでもどこでも気軽に持ち運べて、ひとときの居場所を作ることができる照明が欲しくなりました。 子供からお年寄りまで誰もが簡単に扱えて、室内でもバルコニーでも好きな場所にあかりを灯せるものが作りたい。 そんな気持ちに、デザイナーとエンジニア、そしてヘラ絞り職人が結びつき、新しいテーブルランプ「イチ」が生まれました。 とはいえ、モノづくりはいつだって、一直

書斎のない私達の在宅勤務を支えるパーティションパネル 「SASAU」の話

「在宅勤務にしてもいいよ」 販売の仕事から事務の仕事に転職して半年が経った頃。 東京から関西の実家に戻り、片道1時間かけて通勤していた私に上司がそんなことを言った。 時は新型コロナウイルスが流行する2年以上前。 これが噂に聞くテレワークってやつか!と、私の心は浮足立った。パソコンさえあれば、人類は自宅ではたらけるようになっているのか!・・・と。 そこから先はご想像の通り。 はじめは、通勤時間ゼロの恩恵や、その働き方の目新しさを楽しんでいた。 でも、自分の部屋がないことに

114. スポーツとはなんだろう

 成澤俊輔さんにスポーツドクターの辻秀一さんとお話しする機会を頂き、スポーツについて改めて考えました。