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#お店 記事まとめ

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思想を持ったお店をつくったり、運営、デザインをしているひとやその感想などの記事をまとめるマガジンです。
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2020年12月の記事一覧

コロナ禍でもケーキ屋さんを開業したいと思った理由

このnoteは、専業主婦の私の、身体にも自然にもクリーンなケーキショップ「Yoko Bakes」の開業記録です。 誰かのためにケーキを焼く充実感コロナの影響で自粛モードになり、英語のレッスン(先生)をキャンセルした私は、ぐいぐいとお菓子の世界へのめり込んで行くことに。 カマコワで出会った温ちゃんと、4月から始める予定だったカフェもコロナ禍でキャンセルとなったのですが、何もやらずにはいられない。周りは学校がなくてランチやおやつの買い物に困っている。そして、テイクアウト専門の

「安い」を優先せず「文化を作る」を選ぶ勇気

今年も、いろいろなものを買いました。KATALOKoooというオンラインショッププラットフォームを使って、中小規模のブランドや作家さんが、「作りながら売る」を簡単にすることをサポートしているので、「思いを込めて作られたもの」を日々目にしています。 7年前から10,000円以上のものは、直接繋がっている人や企業からしか買わないチャレンジをしているのですが、案外全然できてしまっていて、来年からは金額を下げてみようかと目論んでいます。 安いを優先してると文化は死ぬかもしれないこ

これからのお店について話そう

こんな辺鄙な場所で、こんな時勢の中、この小さな扉を開けて店に訪れてくれた方が今年は1万人おりました。スタッフ一同感謝申し上げます。本当に遠くまでご来店をありがとうございました。姉妹店の問touやオンラインストアも合わせて換算すれば、もっと多くの人が訪れたということになりますが、やはりここは山の上のパン屋らしくこの店「パンと日用品の店わざわざ」に訪れた人で括ってみます。 実店舗とオンラインストアが共に成長してきた店 コロナ禍で店舗に人が来なくなり、オンラインストアに人が流れ

人生100年時代のブランドの個人と組織論~コロナ禍を経て

情報革命が進み、社会の様々な前提が変化している現代において、働き方をどのように変えていくか、組織としてブランドとして、どう向き合っていくかは、100年続くブランドを目指す上でとても大きなテーマです。 ブランド経営をして6年。 外部環境である社会の大きな変化による働き方の変化。 内部環境である事業の拡大、社員の増加による組織の変化。 を踏まえて、どのように考えて、変えていったかという経営者としての私の考えと、Minimalの働き方について綴ります。 人生100年時代で前提

コーヒー屋に人が立っている意味。

2020年はいろんなことがありましたね。 僕たちコーヒー屋は、お店が存在する意味を考え続けました。 今や、あらゆる飲食が、インターネットを通して楽しめるようになってきています。僕たちのお店も今年は、オンライン化を一気に進めました。 淹れたてのエスプレッソすら急速冷凍・真空化して「エスプレッソキューブ」という商品にしたり、遠くの方でも楽しめる、コーヒーゼリーやコーヒープリン、コーヒーカヌレを作ったり、コーヒーセミナーを全てオンラインにしたり、、、と、いろんな工夫をしてきま

100本のnoteが「繋げて」くれた。 小さな文具屋の2020年の話

「2020年をなんとか終えられる」 今年最後の営業日を迎えながら思ったのは、冒頭のそんな言葉だった。 新型コロナウイルスの影響で激動の一年だったけれど、なんとかうちのような小さな文具屋も生き残ることができた。 誰のおかげかと言われれば、こんな大変な中でもお店を利用してくださった人のおかげとしか言いようがない。 でも、たくさんのお客さんと繋がることができたのは、noteがあったからだと思っている。 お店で待ちぼうけしがちな暇な時間に書いたnoteは気づけば100本を超えてい

息子の睡眠障害とはちみつの驚くべき効能

前回まで日本みつ蜂のはちみつを使った冬季限定石けんの紹介と、ニホンミツバチのはちみつの詳細について記事を書きましたが、今回は非加熱はちみつの効能について、私なりに調べたことをまとめてようと思います。 はちみつの効能は保健室で働いていた頃から注目しており、家にもはちみつを常備し、喉が痛い時や咳が出る時にはちみつレモンを作って子どもに飲ませるなどしていましたが、その時から咳が治まったり喉の痛みが緩和するのを実感していました。 ただ直接はちみつを食べるのは喉にひっかかるようなえ

109. 指示をしてはいけない

『同じパートなのに、あの人に指図されたくない』なんて思ったこと、聞いたことはないでしょうか。

明日はダンコちゃん!

ダンコちゃんが帰ってきた! 12月26日(土)16:00~ NHK Eテレにて。 『へんしん!ダンコちゃん』が、まずは5回連続放送されます。 今回も引き続き「カットン先生の手」として私あおきも出演。 学生の頃からの憧れだったザリガニワークス武笠さんにも参加をお願いし、よりパワーアップしたカットン先生(たち)が10個の新しい工作をお披露目しちゃいます。 お会いしたことないですが、 pikaさんも素敵!! 誰もがおうちで長い時間を過ごすに違いないこの年末年始。 ダンコち

大日本市のスタッフが買ってよかったもの~推しの逸品~

「それだけ多くの商品見てて、一番おすすめってどのアイテムですか?」 この質問をよくお客様から言われます。 確かに、大日本市を運営していると毎年季節ごとに新しいアイテムに出会います。また産地に伺って商品が生まれるところもたくさん見てきました。 そんな大日本市のスタッフが「自分が買ってよかった」と思うものをまとめた特集がついに中川政七商店のWEBサイトで紹介されています! それが【推しの逸品】 元々、インテリアや雑貨、アパレルなど幅広く自分の偏愛をもったスタッフが多い中

108. フリースケジュールをみたビートたけしさんの一言が核心では

 TBS『新情報7daysニュースキャスター』にてパプアニューギニア海産の働き方を紹介して頂きました。  好きな日に働ける『フリースケジュール』と『嫌いな仕事をやってはいけない』というルールを簡単に紹介して頂いたのですが、それを見たビートたけしさんの一言が核心をついていました(働き方の詳細や考えはこちら)。

kenohiの「いま」と「これから」(2020年11月)

<小さな喫茶食堂kenohiの収支記録、1か月の振り返り> kenohiの「いま」と「これから」シリーズでは、下記について書いています。 ・毎月(収支確定時期の関係で前月)の収支状況について ・実施したことについて ・これからについて考えていること ・雑記(これがメイン) ※kenohiについてはこちら 11月の暫定収支を公開します。 (kenohiの裏側は知りたくないよ!という方は下記の目次から2へ飛んでください) ※見出しの写真は、お客さんが撮ってくださった、買い

小さなお店のオンラインショップのつくりかた

今年に入ってから、ものをつくったり売ったりすることを生業としている方々で、初めてオンラインショップを開設したという方は多いのではないでしょうか。 私たちはエンベロープオンラインショップをはじめとして、社内のそれぞれのお店もお店独自のオンラインショップを持っているので、気付けば社内に6つオンラインショップがあります。 (初めて読まれた方へ、ちょっとわかりにくいエンベロープオンラインショップのことについては以下の記事からどうぞ) 日本には270万店(2019年5月時点のデー

EC担当だった私が、今だったらやる5つのこと

私は新卒で30人規模の小さな町工場に勤めていました。業界シェアトップの位置にいる部品会社でしたが、それでも社長がこのままではダメだと思って、toC向けに商品を開発しました。 私はそのtoC向けのEC担当兼広報兼クレーム担当兼事務だったんですが、日経MJの売り上げより接点づくりをという記事で読んで思うことありました。 もうからない直営ECは、何かしらの差異化を強いられ、独自ポイントの付与など様々な特典サービスを展開する。このような差に着目して購入するユーザーはほとんどいない