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#マーケティング 記事まとめ

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#マーケティングのタグがついた記事を中心に 、マーケティングに関する理論や実践についての記事をまとめていきます。
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2019年9月の記事一覧

7ヶ月に渡るSHEリブランディングストーリー 「行きたい場所に、みんなを連れて行く。」

SHE株式会社 CCO(Chief Creative Officer)のえりらざぴです。 SHEはミレニアル女性向けにキャリア支援をしている会社なのですが、このたび、7ヶ月に及ぶSHE CIリブランディングに決着がついたので、皆様にお披露目いたします。 このリブランディングプロジェクト、初めはちょっとした課題感から始まりました。しかし、進行過程で「SHEのありたい姿・理想」を見直すことになり、最終的にはロゴだけではなく、事業の在り方・我々組織全体のスタンスなども刷新する、7

ローカルWebメディア運営やめました。PVから収益まで全部公開。ちちぶる運営の軌跡

こんにちは、埼玉県・秩父を拠点に、Web制作やメディア運営などを手がけるフリーランスの浅見と申します。 本日、2016年3月から続けてきた秩父のローカルWebメディア「ちちぶる」を更新休止とし、一旦ローカルWebメディア運営をやめることにしました。 このnoteは、僕がローカルメディア「ちちぶる」をどのように運営していたのか、どんなビジネスになったのか、可能性はあるのかなど、これからローカルメディアをやってみたい、と思っている人の参考になればということを願い、運営の軌跡を

Netflixはエンターテイメントの王者となり得る。その凄さをまとめました。

こんにちは!メルカリでPMをしているKonosuke Nakajimaです。 Netflixが好きでほぼ毎日観ているのですが、好きすぎてどんどん調べていくうちに、これは..Netflixは世界中のエンターテイメントの王者となり得るな..と思い、その凄さをまとめようと筆を取りました。 想定読者はテクノロジー企業やエンターテイメントのプロダクトに興味がある方や、Netflix凄いって聞くけど実際どうなの?という方です。 (当方Netflix社とは全く関係ありません笑) ▼Ne

500万件のGoogle検索結果からCTRを分析した人がいた

アメリカのSEOエキスパートであるブライアン・ディーンが、874,929ページと5,079,491の検索クエリで、SERPs(Google検索画面)でのCTRを分析した結果を公表していましたので、そのダイジェストをお送りします。SEOマーケター必見です。 1、 検索結果1番目の平均CTRは31.7% 検索順位別のCTRは昔から様々な検証が行われていますが、どれを見てもおおむね1位は30%~40%で収まるようです。上位3位でほぼ全てのクリックを独占してしまうという状況も変わ

台風広告の反省と学び

本来であればもっと早く投稿すべきでしたが、ことの重要さを認識するのに時間が掛かってしまいました。自戒を込めて書きたいと思います。 先日 台風15号が関東を直撃したとき、当社で「台風のときこそベルフェイス」という旨のFacebook広告を出稿しました。 また一部の社員から「台風だと提案しやすい、ラッキーだ」という旨のツイートもありました。 判明した時点で広告・投稿は削除し公式アカウントから謝罪文面を出しましたが、千葉など甚大な被害が出ている状況において、それらは明らかに不

#2 イベントマーケティングの分類とKPI

ようやく続きを書きました。SmartHRの岡本(@takaokamoto1)です。 前回の「BtoB企業においてイベントマーケティングが大切な理由」の続き「イベントマーケティングの分類とKPI」です。  最初に結論ですが、SmartHRでは下記のような分類でイベントが実施されています。各イベントについて書いていきますが、一番上に書いてあるSchoolはカスタマーサクセス領域のイベントなので本日は割愛します。 では、順番にみていきましょう。 Lead-Nurturing

LayerXが賭ける「次の10年」

はじめにLayerXの福島です。先月LayerXのMBOを終え、創業から7年つとめましたGunosyの取締役も退任いたしました。MBOの経緯に関してましては大量に記事が上がっていますのでそちらを参照いただくとして、この場では改めてこの7年間お世話になった方にお礼を申し上げたいと思います。改めて7年間ありがとうございました。 さて、この記事なんですが、今後月1-2回くらいで僕の考えや、LayerXが何を狙っているのか、日々変わっていくビジネス環境の中でどういうことを考え、どう

広告費0円で掲載1500以上獲得の秘訣

ブランドが立ち上がる時に大事な事は売上よりも認知No,1をとる事 2014年12月にBean to Barスタイルでカカオ豆からチョコレートの製造販売を行うMinimal - Bean to Bar Chocolate - (ミニマル)を設立し、現在5店舗(2工房)を都内に展開しています。 まだまだ成功と言える状況には程遠いですが、ここまでやってこられた要因の一つに特に設立から3年間の広報戦略があげられると思います。 実は3年間で広告費はかけたことはなく、広告費は0円で

【マーケター向け】TikTokには無くて本家中国版TikTokの「抖音(douyin)」に有る限定機能や数字について

今回はマーケターの皆さんに向けて、日本のTikTokではなく、本家中国の中国版TikTok「Douyin(抖音)<ヨミ : ドウイン>」の状況とビジネスシーンでの使われ方をお伝えしようと思います。5,500文字程度あって恐縮ですが、この記事を見るだけでおおよそ中国版TikTokの進み具合を十分理解できると思います。 Douyinでの限定機能や使われ方から、これからの日本のTikTokマーケティング、ビジネスシーンでの活用を考えて行きたいと思います。Douyinを使えば使う

面白くなければ意味ないぜ、あるいは新サービスのご紹介。

2019年の夏は大丈夫だったのか? なんだかすっかり涼しくなってきた。海にはお台場しか行ってないし(仕事)花火はイベント会場裏でしか見てない(仕事)のに。不安になって隣で真っ黒な顔と太い腕でmacbookを叩いてるGOのサーファー(ビジネスプロデューサー兼務/元セプテーニチャイナ役員)の岩本に「もしかして夏って終わっちゃった?」って聞いたら「夏の終わりは自分で決めるもんですよ」ってビーチ・ボーイズ発言で諭された。うぜぇ。全社で共有しているグーグルカレンダーを見ると、彼は先週ま

有料
3,000

リサーチ本の著者が教える、未経験からユーザーアンケート調査をはじめる時に覚えておきたい5つの基本

サイトやアプリへのアクセス時にポップアップウインドウを出して数問のアンケートを実施したり、あるいは、プロダクト(アプリのプログラム)内にサービスへの意見募集フォームを組み込んで実施する調査手法を目にすることが多くなってきました。 ユーザーアンケート調査というと、これまでは、外部の調査会社か社内のリサーチャーが、アンケートフォームをつくる→メールでアンケートURLを告知する→回答フォームに飛んで回答してもらう、という少し手間と時間のかかるプロセスが一般的でした。 しかし最近

ある雑誌のコンテンツ戦略を1万字で語ってみる。

編集者になって2年目の夏、いきなり『編集会議』という雑誌を任されることになった。 雑誌名の通り、同業である編集者や編集者を目指す人向けの雑誌をつくることは、最初から最後まで恐縮でしかなかった。 それでも、僕がつくっていた2015〜2017年の3年間、季刊誌だから春と秋とで合計5冊を刊行し、販売売上は担当以前よりも3倍以上、トータル300%アップした。 ささやかだけど、出版、とりわけ雑誌不況下における快進撃(と言ってみたい)。 このnoteでは、その裏側でやっていたこと

2019年夏のTVCPの振り返り その②

なんか前回色々と結果の考察をしようと思っていたら業界構造の話みたいな形で逸れてしまったので今回はちゃんと結果に関して振り返ろうと思います。まぁあんまりプロモーションのデータとか公開するところないと思うので参考までに。 各エリアの効果(北海道で爆発的効果)まぁそんなことはいいので本題に入りましょう。前回のnoteで触れたように我々のプロダクトは自分たちで配送もやっているため、初回の購入をエリア別に追うのはカンタンでTVCMの効果測定がかなり容易にできるであろうという仮説を持っ