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#スタートアップ 記事まとめ

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スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
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#資金調達

新プロダクト「AI Coworker」の無料開放と「UPSIDER Capital」設立で、日本に再び競争力を | UPSIDER共同創業者 宮城

新プロダクトの世界観と社会的な意義UPSIDER共同代表の宮城です。 UPSIDERは本日、新プロダクトを発表しました。 「AI Coworker」と「UPSIDER Capital」です。 従来の「成長企業向け法人カード」に新プロダクトが合流し、「AI化された総合金融機関」という一つのプラットフォームとして、成長企業の生産性(人)と信用力(お金)をBoostしていきます。 「世界で戦える日本企業を生み出し、日本の競争力を再び上げたい。」 という強い想いと覚悟のもとで踏

「素人がホテルを作るなんて、絶対無理」と言われていた

順風満帆……ではなかった最近ありがたいことに、こう言われることがあります。 「順風満帆ですね」 たしかにどんどんNOT A HOTELはオープンしていますし、NFTも多くの方に買っていただいています。新しいプロジェクトも雑誌に掲載されたりと、外から見ると「うまくいっている感」が出ているのかもしれません。 でも、この3年間、ほとんどが失敗だらけ。ずっと逆風。試練の連続でした。途中、社員が辞めていってしまったこともありました。 今回は、会社を立ち上げてからもうすぐ3年とい

事業撤退、チーム解散から2年。ゼロからの事業で2.9億円を調達した話

初めまして、株式会社ukkaで代表をしている谷川 佳といいます。 2022年11月15日、プレシリーズAファイナンスとして総額2.9億円調達したことを発表しました。この機会に少しでも多くの方にukkaの存在を知っていただき、また、ゼロからスタートした今回の挑戦を振り返ることで誰かの背中を押せたらいいなと思い、初めてnoteを書くことにしました。 ukkaは食品製造プラットフォーム 「FOOVEST」という事業を展開しています。国内30兆円ある食品加工市場に軸足を置き、加工

製造業におけるSaaS活用の可能性と今後の東京ファクトリーの歩みについて

こんにちは。東京ファクトリー代表の池です。東京ファクトリーでは2022年8月にDIMENSION、SBIインベストメント、既存投資家のANRIを引受け先とする第三者割当増資により2.5億円のプレシリーズAの資金調達を実施しました。 今回の資金調達は2020年11月のシードラウンドでの調達以来、約1年9カ月ぶりの資金調達になります。 前回のシードラウンドは創業後約半年で、複数の製造業企業とPoCを実施しているという状態でした。その後多くのお客さまとの対話やプロダクトの利用・フィ

ジョーシスの資金調達について

ラクスルの新規事業 JOSYS がリリース1年、MVPのPMFを迎え今回ベンチャーキャピタルから44億円の資金調達を実施しました。 過去ラクスルで「ラクスル」「ハコベル」「ノバセル」と複数の事業を立ち上げてきましたが、4つ目となるジョーシスは、特に事業にどっぷりと漬かり、ヴィジョンと手触りを持ってビジネスを立ち上げています。noteで想いを発信できればと思います。 1.ジョーシスが解決したい問題 2020年春、新型コロナウィルスの拡大で世界中の人々が会社に行けなくなりま

【資金調達リリースPR】20億円調達したスマートバンクの舞台裏〜業務委託の私がプロジェクトリードさせてもらった話〜

こんにちは!広報PRを中心にフリーランスで活動している、りんゆう(@yu_hayashi107)と申します。 複業先の1社である「スマートバンク」が、シリーズAで20億円もの資金調達を実施。今回、業務委託という立場ながら、全社として非常に重要な資金調達リリースのプロジェクトリードを担当させてもらいました。 ▽プレスリリースはこちら このnoteでは、スマートバンクの資金調達リリース時にプロジェクトリーダーとして、また、広報PR担当としてどのように向き合ったのか、具体的に

部族から村ステージへ、グロースするスタートアップの5つの成長痛

こんにちは。Ubie 共同代表の久保です。 この度 Ubie はシリーズCラウンドの 1st Close として、35億円の資金調達を実施しました。 シリーズCを一つの節目として、この一年間の事業・組織成長における知見を共有したいと思います。 一年間の成長この一年間は Ubieにとって、事業、組織ともに次のフェーズに移行する一年でした。 事業はユーザーグロースから収益化への大きな変化がありました。 生活者向けの「ユビー」はこの一年で月間利用者が100万MAUから500

【解説】スタートアップにとってのエクイティ・ファイナンスとは?

創業間もないスタートアップ、ベンチャー企業は資金調達による事業成長が必要です。デットファイナンスと並ぶ資金調達手法の一つであるエクイティファイナンスとは、将来的な成長の期待を狙い、株式発行の対価として資金提供(出資)を受けることを意味します。 いわゆるデットとは異なり借入(負債)がないため、新規事業や研究開発など前向きな取り組みを行う資金として活用されやすいです。 このコラムではエクイティファイナンスについて解説します。 エクイティファイナンス(増資による資金調達)の概要

約50億円のエクイティ資金調達をしたKyashシリーズDのリアル

※ こちらの記事はおかげ様で大変好評を頂いておりましたが、退職に伴い非公開とさせて頂いております。個別にご連絡頂ければ、Kyashとの守秘義務に抵触しない範囲で私の経験値は社会に還元していきたいと思っております。 Fintech系スタートアップのKyashで取締役CFOとして担当したシリーズD資金調達の振り返りを主に以下のようなトピックでまとめていました。 振り返り①:投資家層の転換 振り返り②:バリュエーション 振り返り③:ストラテジック投資家 振り返り④:既存株

DeNA→Chompy→デライトベンチャーズで経験を積んだ私が起業するまで

本日の資金調達のプレスリリースで発表したとおり、株式会社Meshを創業しました。 Meshはクイックコマース(ダークストアとも言われる)サービスで、事業意義の大きさから今世界中でスタートアップが生まれ、膨大な資金が投入されている領域です。とはいえ流行りに乗ってこの事業を選んだわけではなく(むしろ起案した時は全然流行ってなかった)、自分の哲学に合致したからこそ、難しくともチャレンジしようと思い、この領域での起業を決断しました。というわけで、Meshのことや、なぜ自分がこの領域

株式市場の調整がもたらすスタートアップへの影響

TAKA(@Murakami_Japan)です。米国の利上げによる長期金利動向を背景に、米国でハイテク株の株価調整が始まり、日本でも昨年11月以降新興企業の株価調整が一気に進みました。株式市場ですから、一定のボラティリティがあることは前提ですし、それ自体は長い目で見れば目新しいことではないでしょう。ただ、株式市場の動向がスタートアップへどのような影響をもたらすかはまた別問題です。単なるボラティリティに留まらない可能性があります。今日は2022年を占う意味でも、昨年末からの調整

【ファミマ足立CMOに聞く】ベンチャーが上場後も成長を続ける上で大事な「マーケティング」と「組織づくり」の要諦

ベンチャーの本当の戦いは、上場後にあると言っても過言ではない。 上場後さらなる成長が期待される中、「ニッチ領域で一点突破して成長してきた中で、いかにより大きな市場を取りにいくか」「上場までの野武士たちの集まりのような状態から、組織として戦っていくフェーズにどのように移行するか」というマーケティングや組織に関する課題は多くの経営者が共有するところだろう。 今回の対談では、2020年12月より、グロース・キャピタル株式会社のグロースパートナーを務めるファミリーマートCMO 足

8億円資金調達(シリーズA)の舞台裏:VC数社/VC1社のどちらが良いか

2021年10月、グロービス・キャピタル・パートナーズ社(以下GCP)を引受先とした第三者割当増資を実施し、8億円のシリーズAラウンドを完了しました。 一般的に、シリーズAでは3~5社程度のVCから調達します。特に8億円という規模でVC1社からの調達はとても珍しいディールで、GCP側が弊社を評価してくれたから実現したわけですが、今回の記事ではなぜこのようなスキームを選択したのか起業家目線で解説します。 ※GCP側にもインタビューしてるこちらの記事を併せて読んで頂くとよりわ

Sequoiaの変貌の必然:スタートアップは長期的な社会価値創造のインフラへ

TAKA(@Murakami_Japan)です。実はNewspicksの新サービス"Topics"の初代オーナーに任命されました。そしてこれが第一回の投稿です。これから時事ネタ、国内外のスタートアップ、大企業、M&Aや資金調達、IPOなど、雑食なテーマをファイナンスやガバナンス 、サステナビリティといった観点で切り取っていきたいと思います。是非、noteと合わせてフォロー宜しくお願いします。 記念すべき第一回のテーマは、Sequoia Capitalです。2021年10月末