Shunsuke Mori

国際エデュテイメント協会 代表理事。「今、これからを生きる力を」理念に掲げ活動していま…

Shunsuke Mori

国際エデュテイメント協会 代表理事。「今、これからを生きる力を」理念に掲げ活動しています。累計300を超える教育委員会に教育DX支援やEdTech事業者向けカスタマーサクセス支援、広報・PR支援をしています。また、SDGs教材や探究プログラムを開発しています。

マガジン

  • 教育に関する考察

  • 国際エデュテイメント協会ブログより

    国際エデュテイメント協会内で投稿した記事です。

  • 初心者のための教育ICT化講座

  • 遠隔授業・授業動画配信の実施ハック

  • Google for Educationハック

    Google classroom, Google Document, Google SpreadsheetなどGoogle社が提供するサービスを教育現場での使い方や活用方法についてまとめます。

最近の記事

AI時代に必要なのは教養である

みなさん、こんにちは。 今日は、AIをテーマに書いてみようと思います。 AIについては、また別途しっかりと述べるものを書きますが、まずはライトなものから私見を述べようと思います。 タイトルにあるように、「AI時代に必要なのは教養」である、というちょっと皮肉めいた逆説的な内容を考えていきます。 私ごとですが、最近は業務でもゴリゴリAIを活用しまくっています。 日々のアイデアや文章作成、フィードバックはChatGPTに投げかけ、画像作成ではDall-EやMidjourne

    • 教育業界を席巻するスタートアップは現れるのか?

      はじめに私自身、日本国内の教育業界に身をおいてかれこれ7年ほどが経過しました。約3年半をAIを活用した英語学習スタートアップに、残りの半分を個人で法人を運営しています。 まだまだ新参者の部類に入るかもしれませんが、ある程度の時間を捧げると構造的な部分を把握することができます。 7年間の結論から言うと、新規参入のスタートアップにとって日本の教育マーケットは「難易度が高い」という印象です。 国内の教育スタートアップでメスを大胆に入れようとチャレンジしている代表格として、AI

      • 「マズローの5段階欲求」から効果的な「探究学習」を考える

        はじめにみなさん、こんにちは。新学期が始まり、あっという間に4月も末ですね。 日本にいれば、例外なくどの業界で働いている人も、学校に通う児童生徒学生もこの1ヶ月は本当にあっという間に過ぎ去ってしまいます。 私自身も新年度が始まり、いくつか新しいプロジェクトもスタートしました。そして、これまで弊社で開発してきた教材にも今年度は大幅なテコ入れをして、より皆様に使っていただけるような展開をしようと考え、アクションに移し始めているところです。 早速4月は、4校の高校で探究や英語

        • SEE Learningは生徒の救世主となるのか

          はじめにみなさん、こんばんは。さて、本日のテーマは「感情」です。2024年3月9日、10日とSEE Learning Japan主催の2日間ワークショップに参加してまいりました。 約18時間にも及ぶ濃密な勉強会を80名の参加者と共に実施してきました。 イベントでは様々なワークショップ体験を通じて、そこから得られる感情や身体感覚についてを一つ一つ認識していくものでした。 どのアクティビティも非常に示唆深く、学びが大変多かったので、記憶が鮮明なうちに整理をしたいと思い、イ

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        記事

          ファストフード化するコンテンツを考える ~「消費」への態度とは~

          今日は「コンテンツ」「消費」をメインテーマに書いていこうと思います。 はじめにまずは消費について。 みなさんは、消費についてどのように考えたり、思ったりするでしょうか。 そんなこと特に考えていないよ、と思われるかもしれませんが、私たちは日々、何かを消費しています。 普段口に入れる食材を消費し、喉が乾けば飲み物やペットボトルを消費し、娯楽ではYouTubeやNetflixで動画コンテンツを消費し、耳ではSpotifyやApple Musicなどで流れる無限の音楽コンテンツ

          ファストフード化するコンテンツを考える ~「消費」への態度とは~

          私たちが12ヶ月という単位で振り返る理由

          はじめにみなさん、2024年が始まりましたね。新しい1年はみなさんにとってどのような感覚でしょうか。元旦に非常に大変なニュースが立て続けに報道されている状況です。どうか一人でも多くの方々が無事でありますようにと願っている次第です。 さて、2024年はそんな波乱な幕開けとなりましたが、今回は「年が明ける」という感覚について考えてみたいと思います。 最近、年齢の積み重ねとともに1年という時間の単位が短くなっている感覚に陥ります。 きっとみなさんもそのような感覚をお持ちではな

          私たちが12ヶ月という単位で振り返る理由

          PISA調査にみる日本教育の現在地と未来

          みなさん、こんにちは。2023年もいよいよ最後の月になりました。みなさんにとってこの1年はどのような年だったでしょうか。 楽しい時もあれば、辛い時も、嬉しい時もあれば、悲しい時も。 たくさんの状況や感情が浮き沈みしながらも1日1日が過ぎていくものだなと感じます。 さて、今日は先日(2023年12月5日)発表されたPISA調査について個人的な見解も踏まえながら日本教育の現在地とこれからについて述べていきたいと思います。 改めて確認するPISA調査とは?まず、PISA調査

          PISA調査にみる日本教育の現在地と未来

          「この世」でも、「あの世」でもない、世界を生きる私たちは一体どの世を生きるのか。

          みなさんこんにちは。今日は教育的なことでもなく、理論的なことでもなく、コラム的なお話になるかと思いますので肩の力を抜いて読んでください。 最近私自身が感じる違和感として、私たちは今この瞬間を「この世」で生きているのか、ということです。 どういうことかといいますと、今みなさんはこの瞬間、このブログを嬉しいことに読んでくれています。(本当にありがとうございます。) ただし、その行為というのは、スマホやPCなど画面越しにインターネットがもたらすもう一つの広がった世界にアクセス

          「この世」でも、「あの世」でもない、世界を生きる私たちは一体どの世を生きるのか。

          私たちの居場所はどこにあるのか。 ~社会教育、学校教育、家庭教育について~

          みなさん、こんにちは。 月に1本の更新を目指していましたが、先月の更新が難しく今のタイミングとなってしまいました。なので、今月は2本を投稿予定です。 さて、今日は表題にあるように「社会教育」「学校教育」「家庭教育」について考えていこうと思っています。 先月7月29日、30日と沖縄の本島へ以下のイベントを実施しにいきました。 沖縄、那覇市にある繁多川公民館にて開催され、参加者には社会教育士、PTA、小学校の校長先生、公民館スタッフなど教育に関わる様々なセクターの人がおり

          私たちの居場所はどこにあるのか。 ~社会教育、学校教育、家庭教育について~

          「乗り越えること」と「乗り越えないこと」の選択について考える

          みなさん、こんにちは。今日は、乗り越えること、乗り越えないこと、について考えていきたいと思います。 どういうことか、といきなり思うかもしれませんが、現代社会には様々な選択肢があります。辛いことや大変なことがあったときに今後同様の苦しみをしなくてもよい方法があります。つまり、わざわざ「乗り越えなくてもよい」というものです。 一方で、その辛さと真正面から対峙し、それを「乗り越える」と意思決定する場合もあります。 今日はこのような「乗り越えること、乗り越えないこと」はどのよう

          「乗り越えること」と「乗り越えないこと」の選択について考える

          Green School Bali, イエナプランスクール, IBに見る多様な教育が目指す未来

          みなさんこんにちは。 バリから帰国して2投稿目のブログです。 一つ目の投稿は以下になります。もしバリの基本情報などを知りたい方はぜひこちらをご覧になってからお読みください。 いよいよ教育事業をしている私が今回のバリ渡航での1番の目玉であったGreen School Baliをはじめとする教育について振り返っていきます。 残念ながら授業見学はかないませんでしたが、Green School Baliのスクールコーディネーターの方から約1時間半にわたってキャンパスツアーをしてい

          Green School Bali, イエナプランスクール, IBに見る多様な教育が目指す未来

          私たちの生きる道は自然か、テクノロジーか

          みなさんこんにちは。 6月2日-8日までインドネシア、バリにて一級建築士の奥田智恵子さんが立ち上げたNPOタビスキが企画する「行けば地球が良くなる旅」世界のソーシャルビジネスに学ぶ 究極のエコホテルに泊まる旅 in インドネシア バリ島に行ってきました。総勢23名の大所帯で回るツアーとなり、普段ツアーで回らない自由奔放な私が大丈夫なのかと心配しましたが、ツアーならではの価値を感じることができた期間となりました。(これはまた改めてブログにします) 様々な考えたこと、感じたこと

          私たちの生きる道は自然か、テクノロジーか

          〇〇"的"という言葉が現代社会に必要な理由

          みなさんこんにちは。大変ご無沙汰しております。 あっという間に年度も替わり2023年も1/3が終わろうとしています。 実は2023年の初エントリーです。 最初に相応しいかどうかはさておき、本日は、"的"という言葉について考えてみようと思います。 みなさんはこの"的"という言葉をどのように使っていますか。 非常に便利な言葉ですよね。個人的にはとりあえず〇〇的と言っていれば丸く収まる感覚があります。 どこか言い切らない感じがあって、無責任な言葉のような印象すら持ちます。

          〇〇"的"という言葉が現代社会に必要な理由

          0~14歳の人口にみる教育システムの限界

          日本の人口は減っているものの、それでも世界的には多いという事実 みなさんこんにちは。前回の投稿から数週間が経過してしまいました。毎日noteチャレンジをしていた私にとっては非常に悔しい結果となってしまいました。ここ数週間は業務量がかなり切迫しており日々の業務に追われる毎日でした。お盆も挟んで少しまたペースを取り戻してきたのでこのタイミングで再開します。時間管理についてはまた別の機会にブログにしようと思います。 さて、今日は表題にある通り、人口という切り口から世界の教育につ

          0~14歳の人口にみる教育システムの限界

          公立校は先生の異動によってこれまで進めてきた改革はなくなってしまうのか

          今日はタイトルにあるように、公立校について書いていきたいと思います。皆さんも知っての通り、公立学校の先生は何年かごとに異動によって別の学校へ転籍されます。 いくつかのサイトを確認していくと、平均して5-7年程度で次の学校へ異動となるケースが多いです。 公務員の場合は、学校の先生に限らずそれくらいの年数で別部署へ異動になったりするのが一般的なのではないでしょうか。 さて、この仕組み自体について今回は述べていくのではなく、今日はこの仕組みがあるうえで、どのようにしてイズムを

          公立校は先生の異動によってこれまで進めてきた改革はなくなってしまうのか

          教育と人材育成について

          今日は教育と人材育成について書いていきます。 先日とあるお食事会で出た二つの言葉。「教育」と「人材育成」のことについてお話を伺い非常に興味深かったため取り上げることにしました。 私自身、この二つの違いについて考えることもなかったし、あまり明確な違いについて理解できていなかったので改めてここで整理していきたいと思います。 みなさんは、教育と人材育成の違いについていかがお考えでしょうか? ぜひこのブログを読み進める前に考えてみてください。 教育と人材育成についての定義ま

          教育と人材育成について