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#スタートアップ 記事まとめ

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スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
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記事一覧

累計4億円調達したシリーズAのスタートアップやってたけど破産したヨ

こんにちは、教育系のスタートアップでCTOをしていたヒガシ(@suica_versa)と申します。 表題の通り、私は約6年前から教育機関向けのシステム開発を行うスタートアップでCTOとして働いていましたが、7/10付けで破産開始決定が申し渡されました。 破産に伴い、取引先をはじめ関係各所には大変なご迷惑をおかけしていることを経営メンバーの一人として、謝罪いたします。 このnoteでは、なぜ破産に至ったのか?破産の手続きってどういう内容?破産するとどうなる?という、スター

濃いめのハイボールにより、儚い夢に終わった幻の「YES」を生み出してしまった話(実は執行役員CTO就任による経営体制強化のお話)

今週、当社の執行役員CTOに元メドピアCTOである福村彰展( @fukumura )が就任したことをプレスリリースさせて頂きました!長い時間がかかってしまいましたが、長年追い求めてきたCTO含めた経営体制で事業を伸ばすという環境が整い、起業DAY1のように毎日ワクワクしています。 昨年の6月には、満沢(取締役COO)が当社にジョインした旨をリリースし、約1年間、共に歩みながら、福村という最高のCTOと出会うことができ、かつ、満沢、福村ともに上場経験者であるため、心強い仲間と

個人向け事業における三井住友カードさまとの共創について

『マネーフォワード ME』x 『Olive』で、感動するような金融体験を 本日、『マネーフォワード ME』等の個人向け事業(以下、マネーフォワード Home事業)において、『Olive』を手掛ける三井住友カード株式会社さま(以下「SMCCさま」)との新たな合弁会社設立に向けた、基本合意契約の締結を発表させていただきました。 本日公開したプレスリリースはこちらです。 本noteでは、この発表の背景や込めた想い、これからどんなことを実現していきたいかをお伝えしたいと思います。

LayerXにおけるLLM以降の業務自動化の世界とAi Workforce

先日Ai Workforceについて発表しました。エンタープライズ向けの文書処理業務をサポートするローコード・ノーコードツールと銘打っています。発表といっても、アプリケーション自体は限られたエンタープライズ企業のお客様のみに向けて展開している状況です。そのため、内容については良くわからないという方が多いものと思っています。 ですので今回はLLMの先に何を見ているのか、LLMと業務自動化ということについて書いてみようと思います。 ちなみに本件に関連してイベントも開催しますの

土木技術者はスタートアップに向いてない。それでもMalmeが土木×スタートアップを始めた理由

はじめまして、Malmeの高取です。 「土木技術者によるスタートアップ」を掲げて立ち上がったMalmeは、創業から丸3年が経過しました。そろそろ私達の自己紹介も兼ねてNoteを書いてみようと思います。今後、定期的に発信していきますので、オモシロいと思ってくれた方は"いいね"をもらえると、励みになります。 初回は、タイトルの通り、Malmeが土木×スタートアップとして立ち上がった理由についてです。なぜ、一見スタートアップとは縁遠そうな土木業界出身者で、スタートアップを立ち上

スイングバイIPOという選択肢を選んだ理由

今回は、2024年7月1日にリリースさせて頂いた通り、株式会社HiOLIはオイシックス・ラ・大地グループとの資本業務提携を締結いたしました。その記憶が新しいうちに、私なりの考察も含め、経緯などを記しておこうと思います。 スイングバイとは何かそもそもスイングバイとは そもそもは宇宙の分野で使われていた専門用語です。 打ち上げた衛星が宇宙空間を進む場合、自分が持っている推進燃料を使い、軌道を変換しながら目的地に向かうのが一般的です。 しかしながら、遠い惑星に到達するためには、

キャディ、製造業AIデータプラットフォームとしての、第二章。

こんにちは。キャディの代表の加藤です。 今回は、創業から7年間で最も大きな事業アップデートがありましたので、それについて書いています。最初に言いますが、ウルトラ長いですw 0: 製造業って面白い品質検査結果は、3点とも全て不良。 キャディが2017年11月9日の創業よりちょっと前に受注した記念すべき1号目の製品は、電車に使われる板金製品でした。一番最初は品質が怖いからと、念には念をで20社以上回った加工会社さんの中から、東大阪市を中心にトップ3の会社さんに全く同じ製品を

スタートアップひとり広報が気をつけたい5つの注意点

こんにちは、MAIです。いつもカナダ生活の話が多いですが、今日はリクエストをいただいたので、スタートアップの広報PR支援を行う中で、よくお話する内容について、まとめてみたいと思います。 アーリーフェーズのスタートアップでは、広報部門が存在しなかったり、何もない状態から広報チームの立ち上げが必要だったりすることも少なくありません。また、リソースが限られるスタートアップにおいては、ひとりで複数の役割を担うことも多々あります。 本記事では、様々なフェーズのスタートアップのマーケ

スケールアップ企業のその先へ向かうSmartHRの経理

こんにちは。SmartHRで経理を担当している松野(社内でのslackネームはMATTSUN)です。 この記事ではSmartHR経理の「今」と「これから」について書こうと思います。 最近は他社の経理の方からもどんな体制で経理業務を行っているのか質問を受けるケースもあり、また採用面接時には時間の制約もあって十分にお伝えできていないと感じることもあるため、これまで表に出せていなかったSmartHR経理の内側をお伝えできればと思い筆を執りました。 はじめにまずは私の自己紹介をさ

リファラル文化のなかったスタートアップが半年本気で向き合ってみたので振り返る

こんにちは、GaudiyでHR/PRを担当してる山本(@hanahanayaman)です。 採用手段の一つとして一般化した「リファラル採用」。自社にマッチした人材に出会いやすく、採用コストを抑えられるなどのメリットがあることから、「リファラルを強化しよう!」と日々奮闘している人事の方も多いのではないでしょうか。 とはいえ、採用のあらゆる手段があるなかで、最も実行が難しいのもまたリファラル。これほど「言うは易し、行うは難し」といえる手段もないのではと、個人的には思います。

「IVS2024 LAUNCHPAD」 優勝秘話と、スタートアップ業界に対する想い。

RENATUS ROBOTICS Inc.(レナトス ロボティクス)の安藤(@shocolt)です。私たちは、東京大学発の米国・物流・ロボティクススタートアップです。ボードメンバーにアメリカ人を含め、US法人親会社・日本法人子会社の2拠点で事業を展開しております。創業3期目、Nasdaq上場を目指しています。 私たちは、先日行われた、起業家の登竜門「IVS2024 LAUNCHPAD KYOTO」のピッチイベントにて、300社以上(海外比率20%)の応募から選ばれた15社の

会社に流れる“時間”をいかにコントロールするか?

会社ごとに「流れる時間の速度」は違う。30年かけて「100」の事業を作るのか? それとも3年で「100」の事業を作るのか? この時間軸をどちらに設定するかで、日々の仕事のスピードは変わってくる。急成長するスタートアップを作り上げるには、時間軸を後者に設定し、日々のプロジェクトをとにかく速く速く速く進めなければならない。経営者の役割は、この「会社に流れる時間」をコントロールすることなのだ。 これはいわば「メトロノーム」に近いかもしれない。4ビートなのか8ビートなのか、会社に

Algomaticの採用哲学

こんにちは、株式会社Algomaticの大野(@ono_shunsuke)です。 2023年4月に、20億円の投資を原資に「生成AI時代を代表する企業になる」ことを目指し、Algomaticという会社を作りました。Algomaticは、この技術革命期におけるチャレンジの数を最大化すべく、スタートアップスタジオ的な組織構造を取り、複数領域で同時に事業を立ち上げています。 スタートアップスタジオ構想は、言うは易く行うは難しで、いわば複数のスタートアップの創業メンバーを同時に集

newmoを創業しました

初めまして!newmoの取締役COO / Co-Founderのharuna(@harunaXA)です。newmoを創業して約半年が経ち、昨日シリーズAファーストクローズで100億円を超える資金調達の発表をさせていただきました。 今後さらに多くの方とお会いする機会が増えると思うので、これを機に自己紹介を兼ねた創業エントリを出せたらと思い、初めてnoteを書いてみました。Xも始めたので、そちらのフォローもぜひ。 自己紹介改めて野地 春菜(のち はるな)といいます。社内ではh