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ジョーシスの資金調達について

ラクスルの新規事業 JOSYS がリリース1年、MVPのPMFを迎え今回ベンチャーキャピタルから44億円の資金調達を実施しました。

過去ラクスルで「ラクスル」「ハコベル」「ノバセル」と複数の事業を立ち上げてきましたが、4つ目となるジョーシスは、特に事業にどっぷりと漬かり、ヴィジョンと手触りを持ってビジネスを立ち上げています。noteで想いを発信できればと思います。

1.ジョーシスが解決したい問題

2020年春、新型コロナウィルスの拡大で世界中の人々が会社に行けなくなりました。その一方で、奇跡的なことに2-3週間の間にほとんどの人々がリモートワークに対応をし、仕事を前に進めることができるようになりました。

そこから2年が経ち、リモートワークが一般化し、それに伴い様々なソフトウェアの業務導入が加速化しました。会社がリモートワークとそれを支えるソフトウェアによって回る時代が突然やってきました。

ただ、人々が働くインフラを支える企業のコーポレートITは十分にアップデートされたでしょうか?企業のコーポレートIT部門はこの大きな変化に知恵を絞りながら対処してきました。一方で、彼らは十分に武器を持っていません。

JOSYSのプロジェクトは世界の人々が家に隔離され、道端に人がいなくなった2020年の春にスタートしました。ミッションは「職場を良くするために働く人たちの可能性を解放する」です。リモートワーク時代の働き方を支えるプラットフォームをコーポレートITに提供していきます。

2.ラクスルCEOとシリアルアントレプレナーの両立

● ラクスルCEOとしての視点

ラクスルは「ラクスル」「ハコベル」「ノバセル」と3つの事業をオーガニックに立ち上げてきました。今では500名を超え、売上も300億円を超える企業になりました。事業立ち上げは任せて、全社経営に集中すべきという考え方もあります。

一方で、中長期のラクスルの事業のあり方を考えた時に、成長領域での事業を持っておく必要があります。難易度の高い飛地の事業立ち上げは、CEOが自ら行うメリットも大きいです。長期での判断がしやすく、説明コストが最小限ですみ、失敗を繰り返しやすいためです。(既に数多くの失敗をしてきました)

サイバーエージェントの藤田社長のAbema TVのように、創業CEOが事業立ち上げの最前線にもう一度戻る事は事業の再成長において大きな意義があると思っています。

● 起業家としての視点

そして、個人的にジョーシスを通じてチャレンジしたい想いがあります。それは、グローバルサービス作る、グローバルチームを作る、ということです。

2014年、ラクスルがシリーズBの資金調達を実施した時、同じタイミングでメルカリとスマートニュースがシリーズBの資金調達を実施しました。この時、山田進太郎さん・鈴木健さんはアメリカで事業を作ると決め、米国に進出しました。

私は、日本のITサービスでアメリカで成功した会社はないので、それは難しいのでやるべきではない、と思っていました。しかし、それから8年経ちメルカリもスマートニュースもアメリカでカテゴリの中でトップグループになり、全米でユーザーを抱えるサービスとなっています。その後も、ビザスクやユーザーベースがM&Aを通じた大きなグローバルチャレンジを行いました。

当時の自分には、グローバルで事業を展開するイメージを持つことができませんでした。しかし、多くのスタートアップの挑戦からグローバルにつながる道が日本のスタートアップ エコシステムにも蓄積されたことで、今ではグローバル化のイメージを持つことができるようになりました。

3.グローバルなサービス作り、チーム作り

ジョーシスが扱う領域はデバイスとクラウドソフトウェアで、Lenovo, HP, Dell, Apple, iPhone, Google, Microsoft, Zoom, Slack, Atlassian, notion, figmaなどで世界中全ての会社が同じ環境を共有しています。ですので、サンフランシスコでも、シンガポールでも、ドバイでも、ロンドンでも利用できます。

また、ジョーシスはネットワーク効果が必要ない、サプライチェーンが必要ないからこそ、海外での展開がしやすくなっていくと考えています。ユニバーサルなサービスでポストコロナ時代の世界中のユーザーのリモートワーク環境を支えていきます。

グローバルサービスを作る上で大切だと考えている事は " One technology, one team" です。

テクノロジーをローカルで区切らない、チームをローカルで区切らない、グローバルで1つのテクノロジー、1つのリーダーシップチームで経営をしていくことです。ジョーシスはチームの7割がインドで、リーダーシップも日本人とインド人は半々です。経営チームを作る時に所在地・国籍を問わず組織作りをしていきます。

年明けからは日本の国外でサービスの提供を開始します。「日本発の」というタイトルには拘らず、ベストチームを作り、たまたまHQが東京にある多国籍な企業・事業を作っていきたいと思っています。

4.上場企業のラクスルが新しい事業を外部資本を獲得し実施していく目的

● 21世紀の社会インフラを作る事業投資

ラクスルは素晴らしいお客様、チームに恵まれ、キャッシュフローを潤沢に出す企業になりました。一般論としては、そのキャッシュフローを使った再投資の中で次の事業を生み出すのがストレートな経営だと思います。一方で、新領域の事業に対する投資を短期で大きくかける事は、既存事業への投資のトレードオフが発生します。

ラクスルが手がける印刷は発注のオンライン化は急速に進んでいます。テレビCMもノバセル が打ち出した運用型テレビCMが業界の常識を変え、急速に成長をしています。物流はDXが進み業界のシステム導入が加速しています。それぞれの事業がまだまだ投資を必要としています。

ハコベルのセイノーホールディングスとの資本提携は、各事業の投資を最大化するための決断でした。この判断によりハコベルは事業投資の絶対額を大幅に増やし、一方でラクスルやノバセル の投資も最大化することができるようになりました。

ラクスルのヴィジョンは「仕組みを変えれば、世界はもっと良くなる」です。仕組みを変える 0→1を作る。 世界はもっと良くなる 1→100にする。ヴィジョンの実現に向け最も良い資本政策は何か?という答えが今回の資金調達です。

※資金調達の詳細については、ジョーシス株式会社CPOの横手がnoteを書いています。こちらもぜひ。

● ジョーシスの調達

ジョーシスは、ラクスルにとって将来的には印刷やテレビCMのマーケットが成長しない中で、成長産業を担う事業になっていきます。そして、人口減少から将来的に縮小していく国内需要に対して、成長国に顧客基盤をシフトしていきます。10年を見据えた時に必要な事業の打ち手だと考えています。

この長期で大きなシフトを実現するためには、バランスのある確実な経営判断よりも、確率が低くともあるべき未来から逆算し、大胆にバットをふって事業・組織を作っていく必要があります。将来的には連結子会社化の権利を持った資本設計としながら、今回大きな資金をベンチャーキャピタルの皆様から預かり、大胆にバットをふって事業と組織を作っていきます。

● 感謝

今回の投資家の多くがラクスルに未上場の時に投資をして頂いた投資家の皆様です。こうやって再び同じ船に乗って旅が出来ることを心より嬉しく思っています。前回より大きな海に出て、大きなチャレンジをご一緒できると嬉しいです。

5.創業メンバーの募集

ジョーシスでは下記のメンバーの募集をしています。

・CRO
・Enterprise Sales
・Sales Manager
・PdM / PMM
・Head of Corporate
・Marketing

まだ国内は6名の小規模な体制です。調達直後、初期メンバーで今後の成長機会が最もある場所です。ぜひ一緒にコーポレートITの領域で世界を変えるチャレンジをしませんか?

9/15 18:30-19:30 @ zoom
事業説明会を実施します。

お問い合わせはこちら


6.6ヶ月無料キャンペーンの開始

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