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ジョーシス シリーズA 44億円調達の裏側について

はじめまして🙋‍♂️🙋‍♀️

 ジョーシス株式会社CPOの横手絢一と申します。

弊社では、2021年9月にラクスルの新規事業として立ち上がった、ITデバイスとSaaSの統合管理クラウド 【ジョーシス】を提供しています。
22年2月にジョーシス株式会社として分社化しており、本日発表させていただきました通り、ジョーシス株式会社にて第三者割当増資により44億円のシリーズA資金調達を行いました。

まずはじめに、普段よりジョーシスをご利用いただいている企業のみなさま、いつもありがとうございます。
また、今回ラウンドにて仲間に加わっていただいた、グローバル・ブレイン、ANRI、Yamauchi-No.10 Family Office、デジタルホールディングス、WiLのみなさまにも改めて感謝申し上げます。
今回の調達資金を活かし、プロダクトづくりを加速させ、更に提供価値を高めていきたいと思います。

note第一稿となる今回は、【なぜシリーズAで大型の資金調達ができたのか?】についてお伝えしたいと思います。
さきに自己紹介しろ、という声も聞こえてくるのですが、そちらは第二稿でお伝えできればと思います。

今回は、資金調達をめざし投資家のみなさまと会話する中でおそらく(?)評価頂いている点3つをできる限り具体的にお伝えできればと思っています。

ジョーシスについて1点だけ

いまぼくたちが開発、運営をしているサービス「ジョーシス」について、1点お伝えしたいことがあります。
それは、プロダクト領域であるITデバイスやSaaSの多くはグローバルで共通しているということです。
PCでいうと、Apple、Lenovo、HP、SaaSでいうとGoogle、MS、Zoom、Slackというように、グローバルスタンダードなものが数多くあります。
サービスの詳細については、また別の機会にお伝えできればと思いますが、まずは上記だけ。

資金調達で意識した3つのこと

ここから本題です。
今回の資金調達までの道のりとして、プロダクトリリースの9月以降、継続的にさまざまな投資家の方々とお話させていただく機会をいただきました。その中で、特に評価いただいた(と思っている)3点をお伝えします。

  1. Day1からグローバル

  2. 徹底的なデータドリブン思考

  3. 高い情報透明性

以下、読み進めていただく前に、予めご了承いただきたいのは、ジョーシスへの期待値として、やはり「ラクスルCEO松本恭攝の2回目の起業という位置づけとしてのチャレンジ」というのは非常に大きいです。この期待値なしではシリーズAラウンドで44億円の調達は不可能だったと思います。
が、逆にこの期待値だけでは44億円の調達も難しかったと思います。なので、松本恭攝2回目の起業に加えて、どういう点を意識して事業開発をすすめ、資金調達の道のりを歩んだのか、という観点からみなさまの参考になれば嬉しいなと思います。
松本も今回の資金調達にあわせて想いをNoteに綴っているので、こちらもあわせて読んでもらえると幸いです。

1つ目  「Day1からグローバル」

お伝えしたとおり、ジョーシスが扱うITデバイスとSaaSは、世界中で同じプロダクト環境を共有しています。また、テクノロジーの飛躍的進歩に対して、業務オペレーションの効率化は遅く、そのひずみから生まれる顧客課題や非効率もまた世界中で共通です。世界共通の課題を1つのプロダクト、1つのチームで解決していくために、

  • 組織のグローバル化

  • プロダクトアーキテクツのグローバル化

を事業・組織開発のセンターピンにおいています。
具体的には、最初からインド/バンガロールに開発拠点をおき、テクノロジー開発の基盤を日本から切り離した組織づくりを行っています。海外での開発、というとオフショア的なイメージが先行し、ただの委託関係?と思われることも多いのですが、組織内のリーダー陣も日本人とインド人は半々です。
また、投資家のみなさまとの打ち合わせも同時通訳をいれる形で常にインドのリーダー陣にも参加をしてもらっていました。ドキュメントや社内会議も基本的には英語で行うようにしており、One Teamでグローバルを意識しています。
扱うプロダクト領域、顧客課題が世界共通だからこそ、最初から組織やプロダクトをグローバル化を前提に取り組んでいることを評価いただいたと考えています。

2つ目  「徹底的なコホート分析」

国籍をまたいだ組織で事業開発をすすめる中で、言語や文化、商習慣の違いはさまざまなところで見え隠れしますが、もっとも共通言語として優れているのはやはり数字/データ、です。顧客市場が日本に限定されているなかで、インドチームにユーザーストーリーや事業進捗定量的に伝えることが、納得感や共通したNarrativeの醸成に不可欠でした。(弊社では「〇〇って言うお客様多いよ」みたいな曖昧な表現はやめようと日々意識しています、それって何社中何社が言っているの?とお互いが意識して聞き返しています笑)

また、松本恭攝も、事業の打ち手は必ずある事象の改善であるはずで、その効果は数字でBefore/Afterとして測定できるものでないと、ROIがわからず打ち手の評価ができないと言っています。
どうやって、より効果的にデータドリブンな事業開発ができるかと考えていたときに出会ったのが、
アメリカの起業家トッド・オルソン氏が書いた『プロダクト・レッド・オーガニゼーション 〜顧客と組織と成長をつなぐプロダクト主導型の構築〜』という本です。

事業開発において、ありとあらゆる項目に対してコホート分析を通じて、数字の変化をWeekly、Monthlyで追いかけ、打ち手のフォーカスやそのROIの測定を行うべし!、と本書に書かれています。(未読の方はぜひ!)

以下は、ジョーシスのある機能の利用率のコホートの例になります。
2022年にはいってから、この機能の利用率に着目し、プロダクト、セールス/CSの両面からアプローチを行いました。
見ていただくと、2022年2月以降がより濃いオレンジ色になっていて、利用率が上がっているのがわかるかと思います。どんどんオレンジ色にしていくのが楽しみになってくるのでコホート分析は中毒性あります笑

リアル数字すぎてモザイクかけています、、、すみません

こうした、コホート分析を機能単位や契約ステータス単位で行い、改善に向けて細かいPDCAを積み上げ、結果として事業進捗をすることができたことを評価頂いたのかなと考えています。
投資家のみなさまには、こんなところまでデータ化(コホート化)している事業はあまり見たことがないと言われていました。。。

3つ目  「高い透明性」

最後に、1つ目にも2つ目にも通じるのですが、情報の透明性を非常に意識しています。
社内では、すべてのミーティングのメモをNotionに残し、だれでもアクセスできるようにしています。
また、ときとして把握が難しくなりがちな海外拠点の支出やガバナンスといった点についても、非常に意識をして透明性を担保する仕組みづくりを行い、インド開発拠点のPLや人件費バランスなど複数の観点からチェックを入れ、投資家のみなさまに常に共有していました。

情報を出しすぎないことも重要だという声も聞きますが、シリーズAでまだまだこれから、という段階においては、信頼を勝ち取るためにできるだけ情報の透明性をあげておくのは大事だと痛感しております。


以上、3つの点から今回の資金調達の裏側についてお伝えさせていただきました!!
株式資本市場におけるスタートアップの調達環境の悪化」、が叫ばれる中、資金調達をめざしておられる方々にすこしでも参考になれば幸いです。

さいごに、、、

今回の資金使途

今回調達した資金は、グローバル展開をめざしたプロダクトづくりの強化と海外ビジネス展開の土台作り、また国内のセールス、マーケティングの強化に投資をしていく予定です。

ただ、日本国内のメンバーはまだ10名以下と非常に少人数でして、、、
なので、、、

一気に全職種を募集します!!!

日本、インドの多国籍チームで、グローバルに通用するプロダクトづくりをいっしょに行いませんか!!! 

・CRO
・Enterprise Sales
・Sales Manager
・PdM / PMM
・Head of Corporate
・Marketing Manager

詳細は、来週9月15日(木)18:30から開催するオンライン事業説明会にて説明いたしますので、ご興味をお持ちの方、ぜひともご参加ください!!
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P.S
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