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#仕事 記事まとめ

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働き方から採用、転職、仕事の仕方など、noteに投稿された仕事に関する記事をまとめていきます。
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#経営

日本の企業数と起業数のマップ

中小企業庁の公表データに基づくと、日本には、360万社(者)が存在します。本記事では、従業員数別の企業数と、その背後にある開廃業について探ります。 (1)はじめに日本の企業数は、中小企業庁の公表データに基づくと、約360万社(者)です。詳細は、以下をご覧ください。 (2)日本の企業数のピラミッド階層中小企業庁の公表データ360万社(者)に基づき、各企業を従業員別に 階層化しました。各数値については、『中小企業白書/小規模企業白書 2023年度(中小企業庁)』などを参考にし

会社員を卒業して起業する方に伝えておきたいこと|第三話 会社のお金の考え方

前回は経営者としての収入である”役員報酬”の話を書きました。 今回は会社のお金に対する考え方の話をしていきましょう。 はじめに資本主義社会においては、労働やサービス・商品に対しての対価は一般的に貨幣として支払われることが大半だと思います。 仕入れが必要な事業であれば材料費がかかりますし、従業員を雇うのであれば給与を支払う必要がありますし、オフィスを借りるにもお金がかかります。 当たり前のことですが、会社の事業の全ての活動において「お金」は切っても切り離せない大切な存在

採用戦略のフレームワーク、「4P」って何?

マーケティング戦略の「4P」は聞いたことあるけど、採用戦略の「4P」は初耳という方も多いんじゃないでしょうか? 今回は、求職者に自社の魅力をわかりやすく伝えるためのフレームワークをご紹介します。 採用活動で大切な4つの視点「4P」とは 自社の魅力を伝えるために、皆さんはどんな視点でアピールしていますか? 会社のビジョン、事業内容、仕事内容、社員の声、企業文化、福利厚生、キャリアパス、働きやすさなど、それら視点を出せば幾つも思い浮かぶことでしょう。 ただ、売り手市場の現

【謹告】IIMインド管理大学(Lucknow・Delhi-Noida校)のリサーチフェローに就任しました。

正式な辞令が出まして、ツィッターなどSNSで昨年2023年末に報告していたものの、noteでは投稿していませんでしたのでアーカイブとしてこちらでも投稿しておきます。 IIMインド管理大学ラクナウノイダ公共政策センターリサーチフェローに就任しました。 短期(訪問)滞在ではなく正式な長期所属です。北京大博士号や日本での政治との実務的関わりを買って頂いたようです。 経済安保と産業イノベーション、行政&企業腐敗の研究します。国際関係から公共政策といった国家レベル、そしてインドも含め

【新体制】事業成長を先回りする経営体制の進化が会社を飛躍させる〜SmartHR〜

本日、私も社外取締役を務めるSmartHRが大きな発表を行いました。それについて書いてみたいと思います。まずは徒然なる文書をお許しください。 私と玉木さんと森さん玉木さんが2018年にCFOに就任された直後あたりから、私もアドバイザーを務めせていただき、もう5年以上になるのかと感慨深い発表がありました。玉木さんがnoteで書いておられる転換点となるシリーズCにてリード投資を務めさせていただき、私にとっても大きな転換点となったように思います。 玉木さんがCFOとして初のEQ

起業するなら「今」と語るワケ【亀っちの部屋 起業のすすめ編 1/2】

「NewsPicks」2023年07月21日掲載 ※音声版は「亀っちの部屋ラジオ」でお聞きいただけます。配信先は Spotify、Apple Podcast、Voicyです。 商売の資金の集め方は2通り野村 今回は亀山さんのソロ回です。「起業のすすめ」は、亀山さんのビジネスの一丁目一番地という感じですが、どうしてこのテーマを選んだのですか? 亀山 前のソロ回では、非上場の持ち株制度や上場・非上場の違いを話したけど、あんなことばかり言ってたらVCや証券会社に嫌われちゃうんで

経理だけの問題ではない?!インボイス制度で「経費精算」が一番大変な5つの理由

インボイス制度開始までいよいよ2ヶ月をきりました。 インボイス制度は、事業者の消費税負担額の増加という金額的な影響もありますが、実は企業における様々な業務にも影響があり、経理はもちろん、従業員・役員の負担も増える可能性があります。 インボイス制度に向けた対応準備は、請求書等を発行する側の立場と、受け取り側の立場に分けられます。適格請求書を発行できる事業者(適格請求書発行事業者)は、法律の要件を満たした適格請求書(インボイス)を交付しなければならないため、多くの会社は発行側

【ファミマ足立CMOに聞く】上場ベンチャーが「成長の踊り場」から脱し、再成長するための勝ち筋の見つけ方と戦略実行の要諦

多くの上場ベンチャーが直面する「成長の踊り場」。 上場前と比べると、格段に増えるステークホルダーの期待に応えるためにも、有効な打ち手、新機軸を見つけ、非連続な成長を実現したいと考えている上場ベンチャーの経営陣は多いのではないだろうか。 今回の対談では、2020年12月より、グロース・キャピタル株式会社のグロースパートナーを務めるファミリーマートCMO 足立光氏とグロース・キャピタル代表の嶺井政人が、成長の踊り場を迎えた上場ベンチャーがさらなる飛躍を実現するために必要な着眼

非上場のDMMが持株会を始めたワケ【亀っちの部屋 持ち株会編 1/2】

「NewsPicks」2023年05月12日掲載 ※音声版は「亀っちの部屋ラジオ」でお聞きいただけます。配信先は Spotify、Apple Podcast、Voicyです。 “株価”は何を基準に判断するか亀山 実はDMMが社員向けに持株会を始めることになってね。社員向けだから一般の人は買えないんだけど、他の非上場の会社や中小企業にとっても面白い仕組みだと思うから、ぜひ聞いてもらえるとうれしいかな。 野村 わかりました。まず、始めようとしている持株会はどういったものですか

"ぬるま湯"にならない”心理的安全性”をつくる

この信念で、筆者は、創業したスタートアップの経営や前職の大組織マネジメントに、取り組んできました。 ”心理的安全性”に向き合い、沢山の失敗と成功を重ねてきたなかで学んだことについて、以下ツイートをしたところ、多くの方から共感の声をいただきました。 ”心理的安全性”は、ただの流行で終わらせるべきではなく、多くの組織が長期的に向き合うべき重要なテーマだと思っています。 しかし、安易に”心理的安全性”というキーワードやよくある施策事例に飛びつくと、その効果を全く得られず、逆効

70年の歴史が生む信頼。「女将」の枠にとらわれず老舗旅館を導く | 旅館小戸荘 薗田有美

会社や店舗、商品の持つブランドや信頼といったものは、じっくりと時間をかけた先にやっと出来上がるものである。そこには、商いに関わる人々の積み重なった努力、そして歴史がある。 「最初は周りから怪訝な顔をされるようなことでも、この方向がいい! と感じたことには飛び込むようにしています」 今回の主人公はそんなことを語っていた。老舗と呼ばれる場所では、常に伝統と革新がせめぎ合う。老舗旅館を継いだ女将が考えていることとは。 「女将はこうあるべき」は先入観。三代目女将の決意 宮崎県庁

「YOSHIDA300」 中期経営目標は、日本の生産性向上と共にある

2023年9月期 第2四半期決算トピックスクラウドワークスは5/15に2Qの決算発表をいたしました。おかげさまで、売上高はYoY20.7%増、売上総利益は上期の予想を大きく上振れYoY27.4%増、EBITDA(Non-GAAP)についても上期予想の減益幅から大きく縮小し▲5.9%の着地となりました。 そして、この四半期の中からの主なトピックスとしては、以下がありました。 ハイクラス副業のプラットフォーマー「シューマツワーカー社」の買収 CWのコアバリューに加え、過去3

受け継がれる「建具」の精神。広がる木製品の可能性 | 川﨑クラフト株式会社 川﨑賢広

産業が発展し大量生産の時代へ突入すると、それまで人間が行なっていた仕事は機械へ代替されていく。そんな流れがある意味では当たり前になっている現代。しかし、どんなに機械が精密・精確に、そして高速でものづくりを再現できたとしても、代替できない何かがある。かえって人の手が加わることの「遅さ」や「細やかさ」に価値が宿るのかもしれない。そんなことを考えさせる木製品の会社と出会った。 廃業の危機から生まれたヒット商品「木製ままごとキッチン」 宮崎県小林市にある川﨑クラフト株式会社は木製家

たった半年で「町工場向けSaaS」を立ち上げ、内諾100件で法人化するまでの話

去年の夏ごろ、いつものように会議をしていると、元キーエンスのメンバーがこんな話をしてくれました。 「僕、前職の営業でいろんな町工場を回ってたんすけど、図面がめちゃくちゃバラバラに、紙とかPDFで管理されてて。一回探しに行ったら20分、30分も戻ってこないことがけっこうあったんです」 「なんとかできないのかなって、ずっと思ってたんですよね」 そんな言葉から今回の事業はスタートしました。 それから半年ほどでサービスを開発・法人化し、導入社数はすでに200社近く。新規事業と