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浦和レッズ 記事まとめ

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2024年7月の記事一覧

失点の多すぎた戦いと固まらない陣容 エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと2024前半戦を振り返る

<全3回中の2回> <開幕前のキャンプ振り返り(前編)はこちら> <編成や監督人事の振り返り(後編)はこちら> 浦和レッズの2024シーズン前半戦というには少し試合数が経過していますが、サマーブレークに入りました。そこで、恒例となったサッカー専門新聞エル・ゴラッソの浦和担当、沖永雄一郎さんとの振り返り企画をしていきたいと思います。 前編ではオフシーズンのペア・マティアス・ヘグモ監督の就任から沖縄県でのトレーニングキャンプまで、チーム立ち上げの部分で感じたことを中心に振り返

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期待と不安が同居したキャンプとチームのモデルチェンジ エルゴラ浦和担当、沖永雄一郎さんと2024前半戦を振り返る

<全3回中の1回> <開幕してからの振りかえり(中編)はこちら> <編成や監督人事の振り返り(後編)はこちら> 浦和レッズの2024シーズン前半戦というには少し試合数が経過していますが、サマーブレークに入りました。そこで、恒例となったサッカー専門新聞エル・ゴラッソの浦和担当、沖永雄一郎さんとの振り返り企画をしていきたいと思います。 実際のところ、ここまで経過したリーグ戦は24試合で残りは14試合とバランスが少し良くありません。そのため、ハーフシーズンの振り返りとしてはかな

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理想のスタジアム

7月20日、埼スタでの札幌戦。 久々に現地観戦できたこの試合。 試合開始前からあることが話題になってました。 「スタンディング文化」を創ろう というメッセージのビラが指定席(おそらくロアー)に貼ってあったと。 ※別に変に晒したい訳ではないので画像は載せません。浦和サポなら分かるだろうし。 このかなり熱いメッセージは(有志としか書いてないのでおそらくですが)浦和のゴール裏のさらに中心でやっている方達からのもの。 以前から同様の声かけは伝えられていましたが、今回は紙に、文

2024.7.20 J1第24節 浦和レッズ vs 北海道コンサドーレ札幌

浦和のホームゲームです。 札幌は出場停止明けの駒井が2列目右に入ります。ベンチには長谷川、宮澤、近藤、児玉が故障から復帰、新加入のジョルディ・サンチェスも入っています。 浦和は前田、中島の両WGをはじめとして離脱者が相次いでいるほか、アレクサンダー・ショルツ、酒井を夏の移籍で失いました。トップには松尾、左WGに渡邊、右CBに井上が入ります。また新加入の本間がベンチに入っています。 前線に課されたタスクこのゲームの浦和は、ダイレクトに札幌の背後のスペースを使おうとしました。バ

【雑感】2024/7/20 J1-第24節 浦和vs札幌

浦和のホームゲームとしては湘南戦に続いて雷雨が試合時間に大きな影響を与えただけでなく、お互いにゴールを取り合う試合展開の中で1点差負けという結果になりました。一時は0-4というスコアになりましたが、前半は浦和の方が先に決定機を作れていて、そのどれかが決まっていれば全然違う展開になったのだろうと思います。 余談ですが、この試合は予定があってリアルタイムで観ることが出来ませんでした。リアルタイムで観られないということが分かっているとなかなか予習に時間を割くモードにならず、結局今

【サッカー】浦和レッズ リーグ第24節ホーム コンサドーレ札幌戦(2024.7.20)感想

「追い上げは見事。でも最下位相手に4失点での敗戦も事実なわけで…」 下位相手に勝ち点を取れない中迎えたホーム札幌戦は、3-4の敗戦に終わりました。 前半 前半はめちゃくちゃいい攻めからの関根のヘディングに始まり、伊藤や松尾の抜け出しなど、ちょいちょい惜しい場面が作れていて、集中力が高いわけではないけど、惜しいチャンスもあり、とりあえず早めの先制を願います。 が、何となくピリッとしないままいたずらに時間を消費してしまい、セットプレーからあっさり失点。そっから札幌に勢いが出

ヘグモ監督を続投させるべき理由

昨年、アジア王者となりCWCを経験し、目指すべき目標のために再スタートを切った2024年シーズンもあっという間に半分を超えました。 リーグ優勝を目標に掲げ、大型補強を敢行し期待度は高かったものの蓋を開けてみれば中位に甘んじ、優勝前線から大きく差を広げられてしまっています。 それに対し様々な声が上がっていますが、一部では今シーズン就任したヘグモ監督を解任すべきという声も出ています。 一部の意見ですし、誰がやってても成績が上がらないと必ず出るものなので大真面目に捉えない方がいいと

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【雑感】2024/7/14 J1-第23節 京都vs浦和

試合中は雨が降っていたもののそれがかえって高温多湿で過酷な環境になってしまったのか、試合が終盤に行くにつれて両チームとも何人もの選手が足を攣っていました。京都はいつも通り保持はダイレクト志向ですし、非保持も好戦的にプレッシングに出てくるので、浦和がビルドアップ時にそれに付き合って裏へボールを入れる回数が増えるとどうしてもボールがピッチを行ったり来たりする展開になりやすく、それがさらに選手たちの脚に来ていたのだろうと思います。最後の最後はいつも飄々とプレーしている安居ですら足を

【サッカー】浦和レッズ リーグ第23節アウェイ 京都サンガ戦(2024.7.14)感想

「パッとしなかったってのが正直な感想でがす」 三連休中日のアウェイ京都戦は、0-0の引き分けに終わりました。湘南、京都で勝ち点1は、チームとしてもだいぶ誤算だったのでは。うーむ…。 前半 前半は浦和がうまくボールを回せるものの、そこまでガツガツ攻め立てるような感じでもなく、左右中で隙を伺っていくような展開。決定機も西川のロングボールに抜け出した関根のシュートぐらいで、試合内容としては単純にあんま面白くなかったなって感じです。何となく京都も抑え気味に見えて、夏場はやっぱ後

J1第23節 vs京都(A)

2024/7/14 18:30  INサンガスタジアム 前節まさかの逆転負けで残留を争う湘南に敗れたレッズ。今節は同じ残留を争う京都サンガとの対戦。 京都は直近5試合で3勝2分1敗。戦績だけ見ると好調も伺えるが、全て中位や下位相手での成績であり、上位陣との対戦では軒並み敗れている。 そんななか今月末のパリ五輪のメンバー選出にて浦和の大畑歩夢同様、京都からキャプテンの川﨑颯太選出された。今後離脱となるが、中盤の金子大毅が3試合負傷欠場から天皇杯で90分フル出場し戦列復帰し

スポーツの醍醐味は人それぞれ〜浦和レッズ初観戦

浦和の街に住んでいますが、赤いユニフォーム着た人がそこかしこから出てきてゾロゾロ歩いている時があり、今日レッズ戦なんだなとわかります。 埼玉スタジアムとうちから徒歩で行ける駒場スタジオのどちらかで試合が行われています。 駒場の時は、うちから徒歩で20分くらいかかるのに、家の近くにあるあらゆるコインパーキングが満車になります。 昨日は駒場でのゲームがあり、夫が家族全員分チケットを取ってくれました。吉祥寺でのリベラルアーツに息子と行く予定でしたが、数日前に被っていることに気づ

【雑感】2024/7/6 J1-第22節 浦和vs湘南

昼の猛暑から一転、夕方に大雨と雷の影響で試合開始が30分遅延という、いよいよ夏が来たなと印象を持つ試合でした。ピッチに水溜まりが出来るようなことはなかったものの、試合の冒頭からグッと足を踏み込んだ時に芝がその下の土ごとズルッとズレてしまう場面がいくつもあったのでプレーにも大きく影響があったと思います。 湘南は予習で観た直近の3試合の中で、川崎戦は非保持が上手くいっていない流れで後半から4-4-2にしてみたり、京都戦は相手と噛み合うようにスタートから中盤3枚の並びを正三角形に

【サッカー】浦和レッズ リーグ第22節ホーム 湘南ベルマーレ戦(2024.7.6)感想

「とりあえず田中にやられ過ぎじゃないか?」 磐田戦に快勝し、期待値も上がりまくりすてぃーなホーム湘南戦。サンタナの2ゴールで一時逆転したものの、終盤2失点のまさかの展開で、2-3で敗れてしまいました。 前半 序盤は湘南ペース。セカンドボールも取られ気味でなかなか相手陣内にいけず、やや耐えつつ浦和ターンを待つ感じです。武田が惜しいシュートを放った15分過ぎぐらいから徐々に浦和もボールを持てるようになってきます。 ペナルティエリアまできっちり崩せるところまではいかなくても、

2024 J1 第21節「浦和レッズ vs ジュビロ磐田」 超主観的振り返り

「浦和には 心折られた ジュビロサポ」 って、一句詠んでんじゃねーよ。 でも、多少おふざけが無いと書いてられない。 2024年6月30日、ジュビロ磐田は、アウェイゲームで浦和レッズと対戦。 0-3で完敗。 正直ブログ書くのも辛いんですが、惨敗で書かないのも癪に障るし思うがままに書きます。 はあ・・・・ 振り返ります。 前回対戦振り返り前回対戦は、2024年5月19日ホームエコパスタジアムでの戦い。 終始ボールを支配される展開。それでも前半はスコアレスで終えら