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【期間終了】ショートショート書いてみた #クリエイターフェス

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【終了しました!ご参加いただいたみなさんありがとうございました】 2022年10月1日〜31日期間限定コミュニティとして、応募者の中から30人を運営メンバーとしてご招待し、運営… もっと読む
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#ショートショート書いてみた

同じテーマで投稿しあう期間限定コミュニティの参加者を募集します! noteの共同運営…

※期間限定noteコミュニティは、終了しました! ご参加いただいたみなさんありがとうございま…

note編集部
1年前
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ショートショート 謹製金星菌性

「要するに、干し椎茸だろ?」 営業の王がパッケージデザインを見ながら不満げに漏らす。 「日…

【SS】忍びの里 #毎週ショートショートnote

10/30-11/5  お題 音声燻製 410文字 北欧の山間に広大な忍びの里がある。忍びの里と言っ…

【SS】美しい声 #毎週ショートショートnote

10/30-11/5  お題 音声燻製 410文字 「男性はいいなぁ、声変わりするから新しい声を手に…

ショートショート 毒吐くかぼちゃと告白雨雲

「この、いたずらかぼちゃが!」 夜の街に、おばあさんの声がこだましました。うけけけけ、と…

ショートショート 書き損じの神さま

 この招き猫がまだ新品の時に入っていた箱にはな、実は、小さな神さまがいた。  土をこねて…

【SS】相容れない二人 #毎週ショートショートnote

10/23-10/29  お題 告白雨雲 410文字 雷様は悩んでいた。どうしても心の中にいる人を忘れることができずにいた。その思いは日に日に募っていた。 「今日こそは、僕のこの思いを僕の全てを賭けてあの人に伝えるぞ。今日は満月だから僕の姿もきっと綺麗に見えるから、首を縦に振ってくれるだろう」 満月が山間から昇り頂点まで昇っていくのを見極め、雷様は自分なりの愛の表現を見てもらうために、ありったけの力で雷太鼓を叩き続けた。いつしかその音に自分自身が酔いしれてしまい、止まる

ショートショート 告白雨雲(2告白)

「あー。もうそれ、聞いた。百万回聞いた」 「百万一回目でも、聞いてよ!」 電話の向こうの南…

【SS】結婚してください #毎週ショートショートnote

10/23-10/29  お題 告白雨雲 410文字 何年たっても愛する人への「告白」タイムは重要視さ…

ショートショート 告白雨雲

「好きなんだ」 少年が自転車をひきながら、隣で歩く少女に話す。少女が驚いて少年の顔を見た…

ショートショート 棒アイドル(3アイドルめ)

「あんた、図体がでっかいばっかで、ぼーっとしてんだな」 昼休みに本田さんが言った。 「ちょ…

ショートショート 遊んであげない

「はい。あがり」 カードを全て出し終わる。 「ぐう」と娘が唸った。ぼろりと涙が溢れ出す。 …

ショートショート 忘れても

A「……起きてる?」 B「寝てます」 A「嘘つき」 B「あはは」 A「聞こえる?」 B「うん」 A「…

ショートショート 長谷川さんと唐傘お化け

朝、スポーツ用品店の長谷川さんが店のシャッターを開けると、入り口に唐傘お化けが立っていました。 「靴が欲しいんだ」 唐傘お化けがぶっきらぼうに言いました。 「下駄じゃないやつ」 「サイズは?」 長谷川さんがお化けの足を見ながら言いました。 「結構、大きそうに見えるけど」 「1尺ぐらい?」 唐傘お化けが自信なさげに答えます。 「測ったことない」 長谷川さんが奥から巻尺をもってきました。お化けの足にあてました。 「40センチはあるね」 ため息混じりに言いました。 「そんな大