見出し画像

【HSS型HSP | 生き方】 みんなと同じは、「楽」だから。

「○歳になんだから、〜しないと」
「みんな〜しているんだから、〜しないと」
「これが正解」
「そんなの上手くいくわけない」
「〜すべき」


大多数と同じ道を同じように従って生きるよう強いられるのは
誰かにとって、それが「楽」だから。
(本人にとって楽であるとは限らない)


なぜ楽かって…みんなが同じ道を歩んでいるから。

みんなと同じだと安心する。
みんなと同じ道を行けば批判されることも少ない。
一人ぼっちになることもない。


「大学を卒業して、就職して、結婚して、子供を持って、立派だね。」

どれか一つでも欠けると、

「大学行ってないんだ」
「フリーターなの」
「結婚しないの?」
「どうして子供つくらないの」

こんな言葉が聞こえてきそうだ。
これが普通だって誰が決めたんだろう。

私たちは
誰が決めたかも分からない、
大多数がそうしているからという理由だけで、
他人の人生にまで口を出すほど「普通は」を意識している。


順調に人生を歩んでいる人を悪く言いたいわけではない。
素晴らしいとすら思っている。
大学や就活や、日々の仕事を一生懸命頑張っているのだから。


その人たちに向けてではない。


大多数と同じが嫌、苦手
みんなと同じことができない
自分の道を生きたい

こういう人が少なからずいる。


例えるなら、登山かなと思う。

大多数の人が歩んだ道は、舗装されていて
目的地まで安全にたどり着けるだろう。
多くの人が歩んだ道なので、
頂上からはどんな景色が見えるか、何が経験できるか
ガイドマップまである。


でも、
みんなと一緒は嫌だと言ったり、
あっちの道を行ってみたいと言ったり、
ゆっくり行けそうな道で自分のペースで行きたいと願う人の道はどうだろう。


舗装もされていないデコボコ道を
転んだり、傷だらけになりながら登るだろう。

選んだ道は遠回りで、頂上に着くのが大幅に遅れるかもしれない。

行き止まりにあうかもしれない。

周りからは
『何やってんだよ。協調性のないやつだな。みんなに合わせろよ!』と強く非難されるかもしれない。


それでも、誰も歩まないような道だ。
もしかしたら、
その先には先人がいて、みんなと同じ道を行けば
絶対に巡り会えなかった素敵な人と出会うことになるかもしれない。

デコボコ道が一番目的地に近い道かもしれない。

普通の道では見られない綺麗な景色が
遠まりの道ではいっぱいあるかもしれない。


そんなこんなでたどり着いた頂上の景色は
ガイドマップで見た写真の景色。
でも、
安全な道を歩んできた人と
傷だらけで、汗だくで、ヘトヘトになった人…


見ている景色は同じでも
見えている景色は全く違うかもしれない。



みんなと一緒という安心感は”楽”だ。


でも、それができない人は
別のデコボコ道が合っているのかもしれない。
求めているのは
ガイドマップで見られる頂上の景色ではなく、
そこに到達するまでの
ワクワク・ハラハラ・ドキドキな経験と
その後の誰もが見ている、でも誰にも見えていない景色かもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?