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50.私はあなたたちの思う神様ではなく、私を守って下さっている神様を信じています。

「不思議な人生という物語」

あなたが、この世に新しい命として誕生したとき、
あなたが、初めて言葉を話すことが出来たとき、
あなたが、初めて歩いたとき、
あなたが、熱を出したとき、
あなたが、学校に入学したとき、

あなたに、友だちが出来たとき、
あなたが、学校を卒業したとき、
あなたが、友だちと別れたとき、
あなたが、社会に初めて出たとき、
あなたが、初めてお酒を飲んで酔っ払ったとき、
あなたが、愛する人と出会ったとき、
あなたとわたしが、喫茶店で二人、コーヒーを飲んだとき、
あなたが、楽しかったとき、嬉しかったとき、
あなたが、悲しくて、苦しくて、泣いたとき、
あなたが、愛する人と離ればなれとなったとき、
あなたが、結婚したとき、
あなたが、離婚したとき、
あなたの会社が失くなったとき、
あなたの友人が死んでしまったとき、
あなたが、病気になって、入院したとき、
あなたが、とても幸せだったとき、
あなたが、とても不幸なとき、
あなたが、初めて猫と暮らしたとき、
あなたの大切にしていた動物が死んだとき、
あなたが、素敵な映画や音楽と出会ったとき、
あなたが、素晴らしい詩と出会ったとき、
あなたが、嬉しくて涙が止まらなかったとき、
あなたが、とても素敵な人と出会ったとき、
あなたの子どもが結婚したとき、
あなたの孫が生まれたとき、
あなたの子どもが死んだとき、
あなたの兄弟が死んだとき、
あなたの友人がこの世を去ったとき、
あなたが、手術をしたとき、
あなたの父や母が年老いたとき、
あなたの父や母が倒れたとき、

あなたとわたしが初めて出会ったとき、
あなたの大切な人がこの世を去ったとき、

時のすべてに意味があって、
時のすべてに答えがあって、

そのすべては、
あなたのいのちなのですね。


人生って、不思議だね!


©Social YES Research Institute / CouCou

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「ある晴れた日曜日」

ある晴れた日曜日、私はいつものように一週間の仕事のまとめをして、翌一週間の予定をまとめていました。すると、事務所の扉をノックする音が聞こえました。

突然の訪問者でした。

扉を開けてみると六人の訪問客で、突然私に聖書を見せて読み始めました。
私は扉を半開きのままで聞いていましたが、なかなか話は終わりません。
この人たちは何を言いたいのでしょう…。
ようやく長い話が終わり、次は私に意見を求めてきました。

それは、「あなたは神を信じますか?」という質問でした。

私はイライラしていたせいか即座に、
「神など信じていません、信じません」と答えました。
すると彼らは哀しそうな顔をして、
「それは不幸なことです…」と言い出すのです。
「何が不幸なのですか?」と言い返しました…。
「それは、あなたが神様を信じていないからですよ。神はあなたの目の前にいらっしゃる、あなたを守り続けているのです」といいます。

私はふたたび言い返しました。

「そんなこと当たり前ではないですか?」と。

すると、驚いた顔をして、勘違いしたのか、私に「ぜひ、読んでほしい…」と聖書に関する小冊子を手渡そうとしました。
「私は入りません…」と答えたら、
「置いておくだけで構いませんから、置かせてもらえませんか…」といいます。

さらに話は長く続き、私は困り果てました…。

その理由は、この人たちは聖書の伝道者で、上からの指示(命令)で布教しているだけだからです。この人たちには罪はないし、無下にもできない…、彼らはこのことを信じきっている人たちですし、何を言っても無駄だと思っていました。

その話は聞けば聞くほど、彼らの言う神様が嫌いになります…。
私が嫌がっている顔などお構いなしに話しが続きます。
これが彼らの布教活動という修行なのでしょう。

そこへ、私が事務所お借りしている大家さんの奥様が来て、
突然、「お帰り下さい!」と大きな声で叫びました。
彼らは困惑しているようでしたが、矛先はその奥様になりました。

この奥様は数年前から腰の骨を折ってしまい歩行するのは困難の状態のため長男に支えられていました。
彼らは、その言葉にも怯まず聖書を勧めようとします。
「奥様、奥様の御病気を良くするにはこの聖書お読みになるときっと良くなりますよ…。病というものはその人の心が生み出すもので、身体か悪ければ家庭もうまく行きませんし、仕事もうまくいかないものです…」

「……」

一瞬互いが静寂に覆われたように静かになりました。

奥さんは何かを考えているかのように押し黙ったまま、彼らの話を聞いて言いましたが、急に笑顔になって彼らにこう答えました。

「私は神を信じています。私はあなたたちの思う神様ではなく、私を守って下さっている神様を信じています。私の体の病は神が与えてくれたものです。はっきり言って夫婦、家庭内はあなたたちが言うようにうまく行っていません。家族はバラバラかもしれません。しかし、これらのすべては私の思うところの、私をお守りくださっている神様から与えられた恵みです。私は、この与えられた恵みに心から感謝しているのです。こんなに恵まれています。ですから、あなたたちの思う神様は必要がないのですよ…」

「……」

あまりにもストレートな考え方だったからなのでしょうか、彼らは無言となりました。
そして、軽く会釈して、何も答えず、そのまま去って行きました。
彼らの姿を見ながら、彼女は私にこう言いました。

「coucouさん、夫婦、家族関係がうまく行かない人、病気のない人、苦しんでいる人、お金のない人は神様が与えてくれた最高の恵み(贈り物)ですよ。夫婦円満な人、病のない人、身体の痛みを感じない人には幸せがわからないのよ。神から与えられた恵みには感謝しなくちゃね…」
そう笑顔で答えて自宅に戻りました。

ある晴れた日曜日、青空に春を感じる三月の終わりの出来事でした。

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人生って、

人生って、とても辛いもの。

人生って、年とともに悲しいもの。

人生って、苦しいもの。

人生って、嫌なことだらけ

人生って、不平等

人生って、望んだ通りにならないもの

人生って、不幸ばかり

人生って、こんなにも寂しいもの

人生って、別れることばかり

人生って、悪いことばかり

人生って、つまらないもの

人生って、こんなもの

人生って、ふざけている

人生って、死を待つだけのもの

人生って、わびしいもの

人生って、酷いもの

人生って、簡単に終わるもの

人生って、人生って

人生って、それでも愛おしくなるもの。


人生って、とても、とても不思議だね!


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coucouです。みなさん、読んでくれて、嬉しい!ありがとう!

わたしだけの勝手な50回記念日。

また、明日ね!ごきげんよう!





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