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212.後悔しない人って、何にもしなければいいんだよ!


1.後悔だらけのcoucouさん

私の人生は、後悔だらけ、なに一つ満足はない。

何一つとして後悔ばかり、ああ、あのときはこうしておけば良かった…。
こうすれば何もなかった…。

ああしておけば、今の生き方とはまるで違っていたのかもしれない…。

ああ、私は後悔だらけ、後悔まみれ。

でもね、だいぶ時間が過ぎてから、あの当時を振り返ってみた。確かに、今、冷静に考えれば様々な選択ができたはずだし、まるで今の人生とは違う道にいただろう。

でもね、一生懸命だったよ!
全力で考えて、全力で動いたよ!

あらん限りの、命までかけて、敗れ去ったけれど、今振り返れば、「後悔」が悔いのないことに気がついた。

後悔って後で悔いが残る、という言葉だけど、後も、さらに後、もっと後、数十年後の後になると、何もしなければ、何も行動しなければ後悔がないということが分かった。

coucouさんは、敗れたらこの世を去るという覚悟の元で選択した人生だったが、敗れてもこの世を去ることがなかった。もしかすると、この世を去ったら後悔しか残らなかったかもしれない。

結果、取り返しのつかない失敗と後悔だらけだったけれど、全力で、あらん限りに生きてきた事実は永遠に記憶から消えないだろう。

その事実は、coucouさんが全力で生きてきた証だから。
生きた証は後悔にはならないことに気がついた。

不思議だね、人生は!

時間が過ぎて、時を隔てると過去が変わることがわかる。
現在と過去が未来を作るのではなくて、未来と現在が過去を変えてしまうことがわかる。

coucouさんは、今でも、あらん限りの頑張りと、思いで生き続けている。今ある後悔のすべてを生きてきた証にするために。

coucouさんは一生懸命に生きているから、一生懸命に生きている人が好き。coucouさんのように後悔をたくさん抱えている人はみんな一生懸命に生きている証。
一生懸命って一生、命を懸ける、と書くけれど、実は一生、命を懸けてはいけない。命を懸けて生きてはならない。ただ、そんな気持ちで全力に生きること。

そう、何も後悔のない人って、何もしなければいいのだからね。

©NPО japan copyright association Hiroaki



2.無分別に生きる

「分別(ぶんべつ)」とは、道理をよくわきまえていること。また、物事の善悪・損得などをよく考えること。「分別のないことを言う」「よく分別して態度を決める」

① 物事の是非・道理を判断すること。わきまえること。また、そのような能力。 「事態を-する」 「思慮-がある」

② 〘仏〙虚妄 である自他の区別を前提として思考すること。転じて、我(が)にとらわれた意識。 「 -みだれに起こりて、得失止む時なし/徒然」 → ふんべつ(分別)

 

「無分別(むふんべつ)」とは、もろもろの事理を思量し、識別する心の働き。仏語。誤って、自己にとらわれ、ものを対立的・相対的に見る分別・妄想を離れること。

物事の平等性をさとった状態。
分別のないこと。あとさきを考えないこと。
思慮のないこと。
また、そのさま。
物事を区別して考えないこと。
また、妄想を離れていること。

※梵舜本沙石集(1283)四「正智は必ず無念無分別也。是の故に大智無分別とも云ひ」より。

©NPО japan copyright association Hiroaki


3.後悔してもいい人生


 私たちは道理を弁えて生きています。

しかし、その道理とは千差万別、その人の勝手な思い込みに支配された分別通りだといえるでしょう。

物事の道理を弁えないで生きると、道を外し、地獄に落ちる、ある宗教では、何よりも道理が大切で、その道理こそ天への道しるべだと考えられているようです。

道理を外れた生き方は「後悔」が付いて回る、だから後悔のない人生はその道理の中にある、と考えられがちです。

 

しかし、「後悔しない人生」と「後悔のある人生」=「後悔してもいい生き方」と二通りの分別があるのなら、「後悔してもいい人生」が素晴らしい人生だといえるのです。

「後悔しない人生」は道理を弁えた、何もない、何もしない生き方であって、「後悔してもいい生き方」こそが、冒険であり、苦難であり、不幸で悲しい人生だが、感謝と喜び、幸福を感じる事ができるからです。

つまり、一生懸命に全力で生きた証だからです。

 

人生は、つまらない人生か楽しい人生しかありません。

「後悔しない生き方」ほどたいくつでつまらない人生となる可能性があるからです。「後悔してもいい人生」それが無分別に生きる生き方かもしれません。

なぜなら、どのような生き方をしても必ず後悔はついて回るからです。
だから、もっと後悔しよう、後悔してもいい生き方をしよう。

だから、もっと無分別に生きて見ませんか。

すると、世界を変える事ができ、世界が変わりはじめます。

 

河豚(ふぐ)食う無分別(むふんべつ)河豚食わぬ無分別

フグにがあるのもかまわず、むやみに食うのは無分別であるが、毒にあたるのを恐れてその美味を全く食しないのも無分別である。

coucouです。みなさん、ご機嫌はいかがですか?

後悔のない人生より、後悔のある人生の方が素晴らしい!

だってね、一生懸命に生きた人ほど「後悔という贈り物」があたえられるから。

後悔って、意外とその場しのぎ。その場の選択。

でも、どっちでもいい。どちらに転んでもかまわない。
それって自分がそのときにそれでいいのだ、と信じたのだからね。

誤りや間違いがあっても構わない。
そもそも、誤りや間違いのない人など神さま以外存在しないのだから。
だから、後悔も反省も、悔いもすべて手放してしまえばいい。

そんなもの大切に保管する必要なんてないし、ただ、繰り返さなければいい。

エジソンは「99パーセントの汗と一パーセントの成功」といった。99パーセントの失敗と1パーセントの成功という意味ではなく、99パーセントの失敗は成功だった。99回の成功があったと意味を教えてくれた。そう、失敗や後悔なんて本当はこの世に存在していない。

coucouさんは膨大な失敗を繰り返し、そして膨大な後悔をしてきた。
でもね、時間がたつとすべてはそれが天命であって、その天命に従って全力で生きてきた証だけが残った。

なんだ、失敗など何もなかったんだ。

coucouさんは失敗し続けた結果、失敗をしない方法を学び、それをたくさんの人に伝え続けている。

そう、「後悔という贈り物」を人の数十倍もらったのだから。

coucouさんの人生後半も、まだまだ後悔が続く。

後悔って、航海なのかもね。


だから、みんな、後悔してみよう!



ここまで、読んでくれて、ありがとう!
また、あしたね!





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