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194.辛さの中にだって幸せはあるものだし、幸せの中にだって辛さはあるものだよ。

汚してくれてありがとう!

 

私の顧問先の商店街のビルにとても明るいおばちゃんがいます。私はこの商店街に来るたびにこのおばあちやんを探して挨拶するようにしています。それは、いつも元気をもらうからです。

このおばちゃんの仕事はトイレの掃除が専門で、年は七十四歳です。この商店街のトイレはいつもピカピカに光り輝いています。


 ある日、おばちゃんにこんな話をしました。

「いつもトイレを汚してスイマセン!せっかくきれいに掃除していただいているのにね!」

 するとおばちゃんは、

「バカ言ってんじゃあないよ!あんたらが汚してくれるから、わたしの仕事があるんだよ。みんなが汚してくれなかったらわたしゃクビ!必要なくなってしまうだろ!だから、一生懸命キレイにするんだよ!わたしゃねえ、トイレが汚れているたびにいつも『ありがとう』って感謝しているんだよ…」 

このおばちゃん嬉しそうに笑顔で答えてくれます。

まだまだ頑張って欲しい。わたしはいつも元気をもらいます。

©NPО japan copyright association Hiroaki

山のあなた

 

  山のあなたの空遠く

  「幸」住むと人のいふ。

  噫、われひとゝ尋めゆきて、

  涙さしぐみ、かえりきぬ。

  山のあなたになお遠く

  「幸」住むと人のいふ。

 

この頃、カアル・ブッセ(上田敏訳)の言葉を想いだします.。

©NPО japan copyright association Hiroaki

山の彼方 (あなた)を空遠く、越えたかなたに幸せがあるという。

ああ、わたしはそれを求めつつ人生を生きてきた。

しかし、わたしは涙を浮かべ帰って来る。それでも山の彼方 (あなた)の遠くには幸せがあるんだと人は言う…。

 

この詩は私にとってあまりにも悲しく、あまりにも儚く聞こえてしまうのはなぜでしょう?

辛さの中にだって幸せはあるものだし、幸せの中にだって辛さはあるものだよ、と心地のよいリズムをこの詩は与えてくれます。

この詩は小学校国語の教科書と、三遊亭円歌 (当時、歌奴)の自作落語「授業中がヒットして歌奴が一躍人気者になったことを覚えています。

 

幸せって何だろう?「山のあなた」はそう語りかけているのでしょうか。

幸せって幸せな人には幸せはあまり感じられるものではなく、幸せは幸せでない人だけに幸せを与えてくれるような気がします。

だって、「辛い」という文字に一本線を入れるだけで「幸せ」になるからです。

coucouです、みなさん、ごきげんよう!

あっという間の年末と正月が過ぎてしまいましたね。
そして、11日からはほとんどの人たちは通常の日常に戻ります。

でも、不思議だと思いませんか、時間って?

忙しいときには、時間が足りない。
暇な時には、時間が有り余る。

つまらない仕事なら、時間は長く感じますが、楽しいひと時の時間はとても短く感じます。これって、誰もが同じですね。

でもね、時間の概念つて、人間が勝手に考えだし決めたものなのですが、この時間の感覚がなくなるとどうなるのでしょう?

私の一日は12時間、私は24時間、いや48時間と決めてしまうと不均衡となりお互いの生活や仕事に支障が起きてしまいますね。

だから、人はみな右に倣う、合わせて生きてしまうのでしょうが、それではつまらない人生になってしまう恐れもあるような気がします。

やはり、大切なことは「自分の時間」というものがあっても良いかもしれません。

インドでは1日を60時間と考えているそうです。
1時間は60分。1分は60秒、全部60分割の単位で揃えているそうです。

と考えると、インドでの1秒は、私たちの考えている1秒より早いことになります。私たちの1秒は2.5秒となりますね。

このように時間というものは、その国々によって、時代によって違うことがわかります。

古代のインドでは一日が昼と夜の2分割に分けて考えていたそうですが、これでは不便ですね。

そこで人間たちは、地球の自転、地球が太陽の周りを1周する時間を1年と決めて、1年は365日と決め、時間というものを考え出したそうです。

しかし、現実にはそれは辻褄合わせというもので、私たちはその辻褄合わせの時間の中で生きていることになります。

動物や植物にも時間が存在しているように人間も、人それぞれの時間が存在していても不思議ではありません。

現在の与えられた時間は人間がかつてに作り出したものですが、この時間がないと私たちは生きることに混乱を招いてしまいますから、その中で「自分時間」「自分だけの時間」を作る必要があるかもしれません。

「自分時間」「自分だけの時間」って、幸せな時間、楽しい時間、嬉しい時間、好きな人といる時間、好きなことをする時間、心静かで穏やかなひととき、それが「自分時間」「自分だけの時間」だと思うのです。

このnoteもその時間の一つかもしれませんね。

さて、「自分時間」「自分だけの時間」をもっと、もっとたくさん増やす年にしてみませんか?


今日も、最後まで読んでくれて

みんな~

ありがとう~

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