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148.あると思うな命(時間)とお金
あると思うな命(時間)とお金
最近、人生について、あるお医者さんからこんなお話を聞きました。
それは、顰蹙 (ひんしゅく)を買うかもしれないが「ガン患者は幸せだ・・」というお話です。
現代のわたしたちの寿命は昔と比べて遥かに長くなっています。
60歳定年などという言葉自体に古さを感じるように、今では70歳代、80歳代、90歳代の現役で仕事をしている人たちが増えています。
しかし、ほとんどの人は無意識かも知れませんが、この人生まだまだ続くと勝手に考えているようですが、それは幻想に近いものかも知れません。
たとえば「健康な人ほど早くこの世を去ってしまう確立が高い」という話しもあります。
それは、健康な人ほど身体に対する注意度であったり、勉強が足りなかったり、いざとなると慌てふためいてしまうからです。
それに比べて病気を持っている人の方が健康に常に注意を払っていて、よく自分の身体のことを学んでいます。
では、なぜ「ガン患者は幸せだ・・」というお医者さんの話なのかというと、ガン患者は余命何ヶ月であるとか、余命数年というような宣告が前もってあるために最後の人生を悔いが少なく全うできる場合が多い、というのです。
余命を宣告された患者さんのほとんど、最初は放心状態に陥るといいます。
しかし、数日すると他のガン患者のように、葬式の心配はもちろん、様々の人にお別れしたいと想い、手紙を書いたり、遺書を残したり、と悔いのない余命を迎えられるというのです。
しかし、健康な人の場合は、まさか自分が病気になったり、大怪我をしたり、再起不能状態になったりすると物凄く慌ててしまうそうです。
また、突然死等、交通事故などの場合は当然、心構えなどもありませんから、悔いだけ残してこの世を去っていく、というのです。
このように考えると、「余命のある人は幸せだ」、自分の寿命がわかるから、という考えもあながち悪いことではありません。
人は限られた時間だから、せい一杯に生きることができる。
ならば、若い人でも、年配の人でも、健康な人でも、そう考えることによって、残された時間(命)をいかに有効に使うか?
そう考えることが、得策(幸せ)といえるかもしれません。
わたしたちの人生には限りがあります。
しかし、限りがあるから人は前を見て生きることができるのかもしれませんが、《限りある時間》と考えることによって時間(命)が有効となります。
これが本当の時間(命)の使い方なのでしょう。
もし、わたしたちの余命が明確になったら、おそらく今ある悩みなどすべてひっくり返ってしまうかもしれませんね。
そして、次に来る悩みは、時間(命)をどう大切に使うか?
それだけの悩みしかありません。
わたしがここでお伝えしたいことは、わたしたちの会を支えてくださっている、我々の大先輩の2人(84歳・90歳)が日々輝いていることが感じます。
お2人の共通点は日々、アイデアが次々と出てしまい困るくらいだ、といいます。
人生というものは不思議なもので年を重ねれば重ねるほど、若い人たちにはない《体験》や《経験》というものがものをいいます。
つまり、それだけの人生を重ねた人たちには《モノの見方の変化》が起こります。
つまり、若い時には感じられなかった感性というものが増してきます。その感性とは美しさや感動、喜びといったものです。
このように見えなかったものが、見えたり、感じなかったものが感じてしまったり、新しい感性が生まれてきます。
おそらく毎日が楽しくて、楽しくて仕方がない…。
そんな毎日でしょう。
何がそんなに楽しいかといえば、やはり《創造》《想像》することです。24時間考えているといいます。
そして、驚いたことにアイデアが次から次へと生まれて来るといいます。
このことは、お二人から、わたしたちは学んでいます。
わたしたちの日々の人生はどうなのでしょうか?
それだけ夢中になれるものがあるでしょうか?
故豊沢豊雄会長は創造(想像)する楽しみをいい続けました。
豊沢会長に褒められ、騙されたという人のほとんどは、この創造(想像)する楽しみを学んでいます。
すると、どうでしょうか?
本人にはわからなくとも、みんな幸せな顔をしています。
さて、健康な人、元気な人、若い人は余命(時間)を考えて生きてみませんか?そして、もっと、もっと、さらに創造(創造)してみませんか?
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