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588.言葉って、アートだよね~書もアート~人は言葉で動かされてしまうんだ~

【お馬鹿なcoucouさんのアイデア論⑰】


1.アイデアは無限

coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

あと少しで【お馬鹿なcoucouさんのアイデア論】が終了~
たくさんの人が見てくれて、coucouさんはね、うれしすぎ~

coucouさんはある時期、故豊澤豊雄会長のところで発明を学び続けていた。だけれど、師である豊澤会長はあまり発明の話はしないんだ~
あるとき、不思議に思ったcoucouさんは会長に訪ねたんだ~

そしたらね、「発明には限界があるが、アイデアは無限に存在している」んだという。

確かに、会長はアイデアの話ばかり~ブレーンストーミングから始まって、発想法、考え方、そして表現アイデアをみんなに語り掛けていた。

みんなは本当は発明の話を聞きたかったのだろうけれど、会長にしてみれば「発明は結果」であって、その前の最も大切なことは「アイデアなんだ」ということだった。
ほとんどの人たちはそのことを理解できていなかったようにも思えた。

coucouさんの場合は、もともと発明畑の人間ではなかったため、少しはそのことが理解できていた気がする。
その理由はね、coucouさんはあんまり厳格な法律に縛られるのが嫌いだったんだ。

もちろん、勉強も嫌いだったしね。

だけど、「アイデア」「発想」という無限の言葉にはいつも心が惹かれていたんだ。そう、その世界は何のこだわりもいらないのだもの~だから、coucouさんも発明の講演会なのにビジネス論ばかりを伝え続けてきたんだ~
だって、怒られるかもしれないけれど、発明って儲からないんだもの~

儲からないってことは、必要とされていない、喜ばれていない、ってことだもんね。
(※注 儲けている人もたくさんいるけれど、ほんの一部)

そして、特許権とか、実用新案権、商標権、意匠権なども学んできたけれど、自分の考えた、あてもないアイデアにどうしてそんなにお金が必要なのか?という会長と同じ疑問が生まれたんだ。

そこで、そんなお金のかかるだけの権利よりも、お金をかけなくても十分に権利を主張できる「表現アイデア」をさらに学び続けたんだ。

2.ブックカバー

最近、大きな本屋さんが次々とやめる時代になった~
その大きな理由は、ネットで本を買う人が増えたことと、本が売れないという2つの要素がからんでいるという…。

だけどね、巨大な本屋さんは「委託販売」で在庫がなく、返品可能というリスクがない商売に思えるけれど、その店舗を維持するための高額な家賃、光熱費、人件費、固定経費、維持費、その他がある。そもそもそれが維持できなくなてしまったんだよね。

蔦屋さんなどはさっさと見切りをつけて店舗内に雑貨販売、衣料販売、食品販売や飲食店を混在させる「業態」に変身させている。やがて、ビデオレンタルなどもさらに縮小し、新しい売り場面積の利用と、レジの無人化を取り入れている。

そう、本屋さんは本を売るだけの時代は終わったんだよ~
出版社さんだって、本だけを出版する時代は終わったんだ~

問題はね、業種にあるのではなくて、「業態」にあるわけだから、変化のできない企業はこの大不況に耐えることができない気がする~

でもね、これからの時代はさらなる大変化を迎えることも念頭に入れておく必要もあるかもしれないね~



さて、今回は「ブックカバー」特集~

こんな作り方と、こんな考え方がある~
coucouさんはね、ペーパーブックも大好きなんで本屋さんでいただくカバーよりも、お手製の手作りブックカバーにしている。

まず、100円ショップでランチョンマットを見つけた~これはビニール製のものだけれど、どんな素材でもいいと思う~自分の好きな素材を利用すればいいもんね~

©NPО japan copyright association

ランチョンマットって、無地のホワイトからレッドなど様々な色と素材がある。それをね、次の写真のようにカットした。柔らかなので簡単にカッターで切れるんだ~

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注意すべき点は、本の大きさに合わせること~新書版、単行本の2種類くらいでいいかもね。

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それを2つに折るんだ~左側のとんがり部分はまだ秘密~これがさりげないアイデアなんだ~

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はい~横から見ると本が見えるよね~丁度、サンドイッチみたい~

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開くと、漫画本~表紙の左右は挟み込みになっている~そしてね、先っぽ~

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そう~本を途中でやめるときの止めになるんだ~

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閉じるとこんな感じ~

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黄色もあるよ~これはね、coucouさんの会でみんな100円ショップで素材だけ買って、この方法で自分だけのブックカバーを作るワークショップの課題なんだ~
その素材はね、紙でもビニールでも、薄いプラスチックでも、和紙や生地でもかまわない~
こんな人もいた、100円ショップで売っている紙袋や包装紙もね。

そしてね、やっぱり楽しみながら作ることなんだ~

3.袋素材ブックカバー

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100円ショップには様々な袋があった~これは保冷用のアルミ箔の袋から

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これもとても柔らかな素材でカットしやすい~

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ランチョンマットと同じ、要領~

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シルバーってなんか高級感が出るね~みんな凄い素材を考えてくるんだね~

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う~ん、coucouさんはいつも唸ってしまう~

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そこでcoucouさん~
みんなから煽られて、次のアイデアを御披露した~
それはね、すべてコピー仕上げ~繭工房さんからいただいた作品そのものをブックカバーにしてみた~

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これは、本屋さんで無料で頂ける紙のブックカバーを参考にして「言葉を入れたブックカバー」に仕上げてみた~

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ブックカバーって、本を汚さないためのものだけれど、中身を見られたくない人いる。だけど、こんな本の装丁デザインがあったら、嫌でも開いて見たくなるよね~

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手描きの書の力と、言葉の力って凄くない~

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魅力のない本でも、魅力を感じてしまう視覚効果があるよね~
coucouさんはね、ぜひ本屋さんが今後考えてほしいブックカバーアイデアなんだ。まさに「表現アイデア」だよね~

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言葉はアート~
書もアート~
人は言葉で動かされてしまう~

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四隅にトンボ線(折り線)を入れてある。そこを折り曲げるだけでしっかりとしたブックカバーに変身~

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1枚に広げると、言葉だらけ~そう簡単には捨てずらいよね~

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coucouさんはね、俳句や短歌、詩やメッセージ、イラストや漫画が入っていてもいいと思うし、絵画なども素敵だと思う~coucouさんのデカ猫キャラクターをデザインしても面白いなあ~

noteのクリエイターさんたちの作品もいいなあ~少量であればコピーで十分、大量が必要な人は印刷の方が安いよね~

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人って、何で動かされてしまうの?

人って、言葉で考えて、言葉で感じて、その言葉によって動き、動かされているよね~

どうしてなのかな、と考えると。

言葉には、何かしらの魔力があって、同調、共感させてしまう~

ラジオから流れる何気ない言葉
歌の言葉
新聞や週刊誌の見出しの言葉
チラシの宣伝の言葉
本のわずかな一文の言葉
道端で話している人の言葉
メールやラインの言葉
わずか一行の手書きのメモの言葉
人と人が話している言葉
テレビから流れる言葉
みんなのコメントの言葉
みんなのnote記事の言葉
自分が話している言葉
詩や俳句や短歌ののほんの一部の言葉
その他のすべての言葉

私たちは言葉の渦の中で生きているんだよね~
もし、私たちに超能力があって人が何を話してるのか全部聞こえたらどうなるの?人が考えていることが全部わかってしまったらどうなの?

それらも全部、言葉の世界~
耳を塞ぎ、目を閉じたとしても感じてしまう言葉の世界~


はじめに言葉ありき
words in the beginning

言葉は人の心に刻まれて
Words are engraved in people's hearts

その言葉は形となって
The word takes shape

アイデアになる
become an idea


はじめに言葉ありき
words in the beginning

言葉は人の心を動かして
Words move people's hearts

その言葉は人を操り
the word is manipulative

アイデアが生まれる
ideas are born


はじめに言葉ありき
words in the beginning

言葉は言の葉となり
Words become words

その言葉は言霊なって
Those words become kotodama

アイデアが育つ
ideas grow

言葉そのものが人間がつくり出した無限なアイデア
Words themselves are infinite ideas created by humans

アイデアは人を思う愛である
Ideas are love that thinks of people


では、また~
あしたね~

読んでくれて、ありがとう~

文字数4,510文字


coucouさんのホーページだよ~みんな、みてね~

 
Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru







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