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人生の知恵袋 胃で食べるのではなく、頭で食べる


この前急性の腰痛が発症し、動くことも辛いぐらいの痛みに悩まされていた方の話。

だいぶ痛みが良くなってきて、良かったですねなんて話をしていました。



「体が痛くて、食欲は落ちませんでしたか?」と聞くと

「不思議とそれはないのよね。以前本か何かで
『胃で食べるのではなく、頭で食べる』というのを見たの。

出掛けない日や家の掃除もしない、洗濯もしないなんて日は家でも全然動かないでしょ。

そんな日の夜はみかん一個と、バナナ半分とかにして食べすぎないようにしているのよ。

わたしは太りやすいからね。

胃の容量や欲望に従って食べるんだったら、私だってまだまだたくさん食べれるんだけどね。

でもそれじゃあ良くないのよ。頭で考えて、その日に合った食べ方をしないとね。」



この方はもう92歳の方です。

今でも病院から処方薬は血圧を下げる降圧剤(弱め)のみ。

3ヶ月に一度、通っている病院で血液検査をするがほとんどどこも引っかからないらしい。

元気の秘訣は日々の食事にあるのだなと話を聞いていて思いました。

体調管理で重要な一つとして食事があります。

その食事の管理として『頭で考えて食べる』ということ。

私の仕事自体がご高齢の方と接する機会が多く、持病をお持ちの方が殆どです。
持病にまつわる色々な話を聞きます。

血糖値やコレステロール値が引っ掛かっている人が多いんですね。

年齢とともに運動不足となり、筋力が弱まってくる。

家にいることが多くなり、ついつい間食する事も増えている。

食欲は落ちないものだからしっかり食べる。

でも体も動かさないのに、それだけ食べてしまうと必要以上の栄養ですよね。

「糖尿の薬貰ってるからさ、大丈夫!大丈夫!」って言う人が多いのですが、確かに薬である程度コントロールは出来ますが、決して根本的に良くなっているわけではありません。

栄養過多になって、自分の体で分解、処理できるキャパを超えてしまっているから検査に引っかかってしまっている事を自覚しなくてはいけません。

まだまだ大丈夫だと油断していませんか?

今日は胃で食べないで、頭で食べてみませんか?

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