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401.好きか、嫌いかだけで判断できないもの、それが「必要性」だ。

1.人間の心理・好き嫌いの心理


人は本来、「好き」「嫌い」というものは存在していないのかもしれない。
なぜなら、「好き嫌い」は自分自身が勝手に自分の心にき決めつけてしまっているからだ。
その決めつけによって物事を判断し決定してしまっている。

好きになるためにはどうしたらよいのだろう。
好きにさせるためにはどうしたらよいのだろう。
嫌われるより、より好かれた方がよいならば、嫌われないためにはどうしたらよいのだろう。

そのためには、嫌いであること、
嫌いと決めつけてしまっている自分の考え方を明確にし、原因を知ること。

「自分の好きなもの」↓なぜ好きなのか。(原因)=(結果)
「自分の嫌いなもの」↓なぜ嫌いなのか。(原因)=(結果)
 
「相手の好きなもの」↓なぜ好きなのか。(原因)=(結果)
「相手の嫌いなもの」↓なぜ嫌いなのか。(原因)=(結果)

そして、その中から「必要としている」原因を知る。
物事の「好き」「嫌い」の中には、それらを必要としているのか、必要としていないのかという面もある。

また必要としているものに対しては、「人は好き、嫌いを越えていく」習性がある。この段階にくると、好き嫌いはなくなってしまう。
好きか嫌いかだけで判断できないもの、それが「必要性」だ。

このように好き嫌いだけで判断すると、どうして好きなのかがわからない、無意識で自覚すらない場合もあるが、必要性は、好き嫌いを越えたもの。たとえ嫌いであっても、必要か、必要でないかが問題になる。

この必要性は、好き嫌いの原因の判断材料のひとつになることは確かである。この好き嫌いの心理がわからなければ「下手な鉄砲」になってしまう恐れがある。

2.人間の心理・好き嫌いの心理〈理解・納得という法則〉


人はなぜ、好き嫌いで物事を判断していくのだろう。
そして人は、好き嫌いを自分で勝手にきめつけていることにあまり気づかない。

本来、好き嫌いの心理は存在していないこと。
特別な理由がない限りそれぞれが勝手につくり出している。

そこで、これを明確に解決するために、自分の嫌いなことをやってみることもひとつの方法。
すると違った発想や考え方が浮かぶ場合も多い。

「人は自分の生活、環境、習慣により生活の中から自分の性格がつくられ、好き嫌いという固定観念によってきめつけてしまう、しかし必要性はそれを越えてしまうことがある。」

そして、もうひとつ好き嫌いを越えるものがある。
 それは、「理解」、「納得」。
 人は自分が理解し、納得できるものに対して好きになる。
 人は自分が理解、納得できないものは嫌いになっていく心理がある。

たとえば買い物に行き、ある商品を購入する時、この価格を高いと思ったり、安いと思ったりする。
また、つまらないと思えたり、おもしろいと思えたりと、好きと嫌いが正反対のものであるならば、常に両者は背中合わせである、ここにポイントがある。

つまり、高いものでも、安く見させることができないものが高いと思われていく。
おもしろいものを、おもしろく見させることができていないものがつまらなくさせている。
このように世の中には、ある意味では、この見させるという方法以外に、高い安いなどという基準はないといえるかもしれない。ならば、おもしろい、つまらないという基準もなく、好き嫌いの基準もないといえる、あるのは、
 好きになる、なり方。
 嫌いになる、なり方。
 安いと思う、思い方。
 高いと思う、思い方。
 つまらないと思う、思い方。
 おもしろいと思う、思い方、しかない。

それらをひと言でいいかえれば、
「感じ方」ととらえることができる。

すると「感じさせ方」が必要という答えが出てくる。

つまり、人はこの「感じさせ方」によって、人の重いが決定していく、そして相手の必要性に、求めているものを素早くとらえて理解し、必要として理解が生まれる。

人は自分が理解し、理解され、納得し、納得されたものに対して好きになる。それらの反対側に嫌いになる要素が含まれている。


※「撮る自由」というテーマの肖像権問題を取り上げ続けてきましたが、次の新シリーズまで、少しばかり準備期間を置きます。
どうか、よろしくお願い致します。

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