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#フードエッセイ 記事まとめ

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食べ物に関するすてきなエッセイnoteをまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#フードエッセイ」や「#エッセイ」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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2021年10月の記事一覧

カレーリゾットオムライス

月曜から金曜まで毎日カレーを食べるという、アラフォーにあるまじき狂気のランチタイムを過ごした今週。 この時書いた「ドロリ感のある汁物の熱さがキープされにくい問題」については、お弁当用トートの中にハクキンカイロを同封することで解決した。我ながら実に冴えた思いつきだった。ついでに言うと、体重についてはほぼ変化がなかった。これを奇跡と呼ばずして何が奇跡か。この件についてはワカナ史において、輝かしい金色の文字によって永年保存されることだろう。 ソロキャンプで湯たんぽ代わりに愛用し

コーヒーのおとも

日に日に寒さが増してきた。 アイスコーヒーは無自覚のうちに飲み納めし、毎日ホットコーヒーを飲んでいる。 いまではすっかりコーヒー党だが、実は社会人になるまでコーヒーが飲めなかった。 ある時コーヒーの会社さんとお仕事をご一緒したことがあり、さすがに担当営業として飲めないわけにはいかない…と気合いで飲んでみたら、いつの間にか克服していた。 こだわりも知識もないけれど、「浅煎りよりも深煎りが好みだな」とか「ミルクも砂糖も入れない、ブラックコーヒーが一番好きだ」とか、なんとなく

いつだって、どこだって、誰とだって、美味しい。

おやつをこよなく愛している。なぜなら美味しくて元気になれるから。そのことに改めて気づいた話を、書いて残しておこうと思う。 甘いものを求めて この秋、珍しく土曜日の代休で月曜休みが取れたのをいいことに、よく食べる人に会いに行きがてら憧れのパティスリーをめぐる旅に出た。社会情勢が少し落ち着いたことと、フルワクチン装備が完了したことが大きかった。 短い二日間だったが、「私はやっぱりおやつが大好きなのだな」と実感する小さな旅となった。 海辺のパティスリーへまず向かったのは神奈

ペヤングの「G」

ペヤングと言えば、カップ焼きそば四天王の一角であります。 1位 U.F.O 2位 マルちゃん 3位 一平ちゃん 4位 ペヤング 参考:日経POS情報 https://nkpos.nikkei.co.jp/ranking/%E5%8D%B3%E5%B8%AD%E3%82%AB%E3%83%83%E3%83%97%E7%84%BC%E3%81%8D%E3%81%9D%E3%81%B0 わたしは関西出身なんで、若かりし頃は圧倒的U.F.O派でした。そもそも関西だとあんまりペヤン

弁当を作るはなし

食べることが好きである。 作ることが好きである。 二つはセットだと思っている。 一時期自分で自分の弁当を作っていた。 サラリーマン時代の話である。 建設業界の営業マンはひとたび会社を出れば外で何をしているかなんて分かりはしない。 期末の成績さえ上げれば文句を言う人間はおらず、誰一人として困る人間はいない。 私は夜ばかりでなく、外でお客さんと昼メシを共にすることも多かった。 でもこれを続けてしまうと昼も夜もカロリー過多でデブになる。 なんだか分からないが、体調も良くない。

ぽかぽか陽気とヘーゼルナッツシュークリーム

ーベンチで食べる焼き菓子にハマっていますー 秋に入ってから、月に3回くらいお天道様の下で甘いものを食べている。 これがものすごくおいしいのです。 今まではドーナツやクレープを食べることが多かったけど、今回はレベルアップしてシュークリーム。 平日の昼過ぎに、四ツ木駅から結構歩いたところにあるかわいい焼き菓子屋さん「おやつ屋 マムマル」に行った。 ちょうど周年イベントをやっていたタイミングだったので、「ヘーゼルナッツシュークリーム」という特別メニューがあった。 お店の

悪戯よりも、美味しいお菓子を食べましょう~ピエール・エルメ・パリ~

悪戯かお菓子か。 トリック オア トリート! 10月31日、今日はハロウィンだ。 お菓子を下さい。 金曜日、職場の人に「もうハロウィンスイーツ食べられるのこの土日しかないんですよ~」と嘆いてしまったけれど。しまった…皆、別にそんな興味無かったかな。 そう思っていたら、友達がハロウィンの可愛らしい飴ちゃんをくれた。 めっちゃ嬉しいし可愛いし嬉しい。 「そういえば今年は、そんなに盛り上がってないね」と言われた。 各地のハロウィンスイーツが、である。 そんなことは無い。

お弁当

行きつけの居酒屋さん。定食屋さん。レストラン。喫茶店。お昼休みに、仕事終わりに、日々の仕事の疲れを癒しに向かう。おいしくて、会社と雰囲気も違って、別の私でいられる。仲の良い先輩と、周りを気にせず語り合える。お店でのひとときは、大切な時間だった。 日常が一変した。 いつしかそんな日々は非日常へと変わった。 お店は休業。立ち行かなくなり閉店してしまったお店もある。 大好きな場所。なのに何もできない。行きたい、できることをしたいのに。 また伺います。はい、またお越しくださいね。お

擬態するチョコレート

10月31日、柿を買った。かぼちゃではなくて。 10月31日なので、このパッケージデザインには何の疑問も抱かなかった。 青果市場もここまでハロウィーンに介入するのか、そうかそうか・・・いやでも奈良県西吉野にそういう城があるように見えちゃうよね・・・ていうか柿の袋にジャックオランターンてシュールだね・・・と。 魔女帽子からのぞく、特徴的な形状の前髪。 光沢のある、つややかな肌。 君たち、柿なのね? その特徴的な前髪は、柿のヘタ。 そのつややかな肌は、柿の皮。 ジャッ

母の不思議な肉料理

わたしの母は、特に料理が上手いということはない。 だけど、一般に「家庭料理」とされているものはたいてい作ることができたし、調理に関しての、ちょっとしたコツを知っていたりもした。 母は元祖「ホームワーキング」の人で、自宅でずっと働いていたのに、よくそんな時間があったなぁ…と思うくらい、食事はきちんと出してくれていた。 とはいえ、母と子ども(わたしと弟)だけの食事(たとえば土曜や夏休みのお昼ごはん)には、インスタントラーメン、アルミ鍋に入ったでき合いのうどん、残ったごはんを

ワンオペ育児を変えた「家族をひらく」暮らし方。徳瑠里香さんが楽しむ、多彩な食卓

「ワンオペ育児」。何らかの理由によりひとりで仕事、家事、育児のすべてをこなさなければならない状態を指す言葉です。インターネットを中心に、当事者たちがその大変さを伝える際に使われるようになり、2017年にはユーキャン新語・流行語大賞にもノミネートされるなど、広く浸透しています。さらに現在、働く母親の6割以上が「自分はワンオペ育児状態」だと感じている(*)といいます。 今回取材した徳瑠里香さんも、そんなワンオペ育児に奮闘するひとり。さぞかし大変な毎日だろうと想像していたのですが、

我が家へようこそ!~おうち宴会~本日はかっちーさんの誕生日🎂おめでとうございます\(^o^)/

本日はかっちーさんの誕生日です。 おめでとうございます\(^o^)/ さぁ、一緒に「 HAPPY BIRTHDAY 」(^^♪  ゆうさんも、おめでと~🙌🙌 さて、最近はつぶやきばかりだったので 久しぶりに記事投稿します。 先週、久しぶりに (緊急事態宣言が解除になるまで我慢していた) おうち宴会をした🍻 いつもは夫が食事の準備をしてくれるが その日の夕飯は私が作った。 ・・・と言っても、 メインは、簡単に豚しゃぶで。 ※白菜よりレタスがスキな我が家

ご当地グルメを食べない旅ごはん 【西日本編】

ー奄美大島で食べたガパオライスがナンバーワンー 前回の記事で書いたのが「ご当地グルメを食べない旅ごはん【東日本編】」 今回はその西日本編。 どんな内容だったかというと、普段はご当地グルメに必死になるタイプの私が、各地で出会った「どこにでもあるけど忘れられないくらいおいしかった食べ物」を紹介していく話。 では早速! ■京都府・市街地のウインナーロール 桜の季節の京都で、朝ごはんを食べるためにパン屋さん巡りをしたとき。 「グランディール」というお店の。 二条城の前

無料のコーヒーはいらない

お店に行くとたまに「サービスの商品」が出てくることがあります。 ここでいうサービスというのはお店の人がタダ(無料)で出してくれる商品のことです。学生の頃ラーメン屋で働いている友達が別の友達にいろんなトッピングをサービスしすぎて解雇されていましたけど。 昔、お好み焼き屋さんにいったときに「時間がかかってしまうので…」ということで冷やしトマトをサービスしてもらったことがありますし、子供とカフェに行くと子供用のミルクをもらうこともあります。 何か不手際があると「商品の代金は結構