私じゃない方が良かったかな4月17日
ウサニ
5年来の仲であるお兄さんから先日野島伸司の『ウサニ』の文庫本をいただいた。
積み読をしがちな私だけれど、丁度ジョルノが壊れたタイミングだったものだから電車移動が多くって、通勤電車の中だとか病院の待合室だとかで黙々と読み進めていった。
電車などでスマホを触っていると画面を覗き込んでくるおじさんがいるように、本を読んでいても覗き込もうとしてくるおじさんはいる。『ウサニ』は濡れ場の多い小説であり、性愛と純愛の押し問答が続く作品だ。たまたまそういったページを開いている