【雑記】祈りのようなもの【日記】
何処にも行かなかった
3月27日は、前々から空いていた。
休日。
カレンダーとスケジュール帳とスケジュールアプリとタイムスケジュールアプリのすべてに同じ予定を書き込むようにしていて、一日ずつ何かしらの予定が入っている。ジムに行くとか、病院に行くとか。
たったひとつの予定だとしても、その予定のために行動しなければならない。ジムに行くための身支度30分、ジムへの道中30分、ジム15分、帰宅30分。合計1時間以上はジムのために使うことになるので、そういった日に誰かから遊ぶ誘いを受けたりするとその前後にねじ込まねばならない。
そしてその遊びの誘いに乗るにもまた時間を要する。
ちょっと会うだけだから!と誘い出されることがあるが、そのちょっとのために身支度をして駅まで向かって電車に乗って会ってまた電車で帰って駅からアパートまで向かって……というのはそれなりの労力だし、そのちょっとのために犠牲にする時間とお金がある。
だから丸々一日空く休日というのは貴重で、何をしようと3月上旬から割とワクワクしていた。
悪天候続きだったけれど27日だけは晴れるというし、どこか出かけてしまおう……とか思っていたのだけれど、前日までに何も思い浮かばず、遠くに出かけるメンタルでもないかもしれないと思って結局近場のカフェでパンケーキを食べてからショッピングモールへ行くことにした。
けれど、朝起きてみると全然気が乗らなくって、ぼんやりとしながらスケジュールアプリから予定を消していった。
海に行きたいと思っていた
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