「サバカン SABAKAN」
昨夜はレイトショーで映画「サバカン SABAKAN」を観た
前提として本記事にネタバレ要素は含まれていない(多分)
映画の概要としては、売れない小説家が「サバの缶詰」を見るたびに思い出す故郷・長崎で過ごした少年時代(1986年)の夏の思い出、少年ふたりの忘れられない夏休みを描いた作品である。
ネタバレ要素が含まれてしまうので、あまり詳しくかけないが、ストーリーとしては“ありきたり”かもしれない。しかし、僕は大号泣してしまった。
それは、映画を自分の少年時代の記憶と照らし合わせながら観ることができるからだと思う。
日が暮れるまで外で遊んだ記憶、
知らない場所まで自転車をひたすら漕いだ記憶、
悪いことをして怒られて必死に逃げた記憶、
ときに人間関係のトラブルや、派手に怒られることもあるけれど、それも含めて、振り返れば、いい思い出に思える。
映画の主人公の少年は小学5年生の設定だったこともあり、岡山の今5丁目公園で、用水路や茂みにボールが入ったときについたため息や、車にボールを当ててしまったときの鳥肌やじいさんに鯛焼きやジュースを強請ってみたり、お金を集ったりした記憶が鮮明に蘇ってきた。
ああ、1日でもいいからあの夏に戻りたい。
サバカン SABAKAN〜終〜
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