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反SDGs論。

SDGsは「良心」である。

したがって、SDGsには
無条件で人間が
目指すべき目標が並ぶ。

※注

私が言いたい「反SDGs」は、

SDGsを
「難しいかもしれませんが」
とか
「気軽に考えてみましょう」
とか
2030年と期限をあまりに短く区切った
動機さえ理解できないのに、
「少し先の目標なのですが」
とか
言って遠ざけている

SDGsの捉え方、
発信の仕方に対する
「反SDGs」なのだ。

(1)SDGsは誰でも分かる

“マンガの力でSDGsを広める”活動をする
浜田ブリトニーさんは
「全然分かんないんで。簡単に分かるように歌にした」と、
いとも簡単に言うのだが、
せっかくSDGsを広める活動をされているのなら
「人間だったら誰だって分かる」と
呼びかけて、
もっとハードルを低くしてほしい。
 誰一人取り残さずにやるのは、
とってもとっても難しいことだから。

下になるべく簡単に書いてみた17の目標。
小学生でも大切だと分かるテーマばかりだ。

                                      ▼

あらゆる貧しさをなくす。
あらゆる飢えをなくす。
すべての人が健康に暮らす。
すべての人が教育を受けられる。
男女の不平等をなくす。
すべての人が安全な水と清潔な環境で生きられる。
すべての人が持続可能なエネルギーを使える。
すべての人に経済成長と仕事の恩恵がある。
持続可能な産業と技術革新を生む。
人の間、国の間の不平等をなくす。
都市を安全で住みやすく持続可能にする。
持続可能な生産と消費を行えるようにする。
気候変動を抑えるための緊急対策を取る。
海とその資源を守り持続可能な方法で利用する。
陸の多様性を守りより豊かで持続可能にする。
全ての人がかたよりのない平和な社会に住める。
全ての人のパートナーシップで目標をかなえる。

(2)ただし最後に言いたい

※注

■「開発」?

SDGsについて発信しているメッセージの多くは
意図的に
「持続可能な開発目標」の
「開発」という言葉を隠す。
そうなんだ、
新型コロナウィルスから
土砂崩れまで、
多くの災害の原因に
「開発」が挙げられるというのに、
そもそもまだ開発を目指すべきなのか
開発とは誰が何をどうすることなのか
という問が無視されている。

■「SDGs」という、この言葉

「SDGsって難しい」と考えてしまう大きな理由が
この「エスディージーズ」という略語にあることは、
容易に想像できる。
日本政府が本気でこのアクションを考えるなら、
誰もが簡単に言える
言葉を代わりに使うくらい積極的になってほしい。

本気で「 誰一人取り残さない」のなら
身構えずにアプローチしてほしい。

■最後の最後に、国連

SDGsの根底にあるのは 
人権、
だ。

だから、

人権を国家権力で蹂躙する
中国共産党に迎合する流れを生む
国際連合に、

SDGsを語る資格は、ない。

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