日本は穴埋め式・選択式の問題が多い。
と分析したのは、
三森ゆりか・JFAアカデミー/コミュニケーション講師
(先週の『FOOT×BRAIN』)。
だから問題の意図を深く考えないと指摘した。
さらに、
2年から高校3年まで4年間、旧西ドイツで過ごした
三森さん(しかも上智大学外国語学部ドイツ語学科卒)から、
「ドイツでは、『なぜそうなる』
『証拠はどこにある」と問われる」
などと聞くと、
SNSやマスメディアで流れる、日本人の
何かをなぞったような言葉や、
言葉にすらしないリツイートへの不安が高まる。
番組にゲストで出演していた名波浩さん(現松本山雅FC監督)は、
ジュビロ磐田監督就任後に、
三森さんによるトレーニングを受けた際、
ある絵について自身の分析を交えて描写する課題で、
日本選手は、なかなか口を開かなかったと嘆いた。
考えてすらいないリツイートが、必死に穴を埋める行為に見える。
世の悩みは、自らに問わず正解をただ求める姿勢に起因しないか。
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