「適職の結論」を読んで響いた5つのポイント
本当に自分に合った適職と出会う方法を説くYouTubeチャンネル「Utsuさんチャンネル」を運営されている宇都宮隆二(Utsuさん) さんの著書「適職の結論」を読んでみて、自分なりに響いたポイントをかいつまんで書いていきたいと思います。
1、常に成功した理由を振り返る
成功した時にちゃんと振り返りができているだろうか?
どちらかというと失敗した時の方が、「何が悪かったのか?」「この部分をこう判断しておけば…」とネガティブな部分にばかりフォーカスをしていたと思う。
勿論、成功できなかった理由を考えることも大切ですが、成功できた理由こそちゃんと言語化しておく事が大切だと思う。
「なぜこれは成功したんだろう?」「なぜこのような結果に至ったのだろう?」とポジティブな側面にフォーカスして振り返ることが、その「成功の方程式」を本当の意味で理解することに繋がると思う。
2、仕事に追われるのではなく追いかける
仕事に追われている…。なんかずっとそんな感覚で仕事をしていたかもしれないと思ってハッとした。今の自分は仕事を追いかけられているのだろうか?
「仕事に追われるのではなく追いかける」
僕はよくランニングをするのですが、ランニングで例えると分かりやすいですが
ランニングではタイムに追われている状態と、タイムを追いかけている状態では結果に雲泥の差がでます。常にタイムを追いかけるような意識で走ると速く走る事ができる。
仕事に置き換えてもそうで、仕事に追われている状態が続くと、どこかで必ずペースダウンが起きる。
自分が担当している仕事も追われるのではなく、仕事を追いかける意識でやる。これがすべてにおいて勝負を決する鍵になると感じました。
3、確固たる自分の軸を持つ
「自分軸を持つ」言葉で言うのはカンタンですが、これがなかなか難しいと感じます。特に組織の中で生き抜いていく為に、自分軸を殺す事が日常的にクセになっていると、いつのまにか、どこに「自分軸」があるのか分からなくなる事がある。
でもこれからは「自分の軸を持つ」と言う事がとても大切だと感じる。
インターネットやSNSの普及で、人が持っている「知識」とか「キャリア」みたいなモノの価値は下がってきているし、何でも知っている物知りさんはAIやテクノロジーがやってくれるようになる。
このように社会が激変していく時代において、自分の立場やキャリアというものも役に立たなくなる日がくる。そう感じる。
そうなると、最も大切なのは自分の中に眠っている揺るがない確固たる独自の価値観なのかもしれない。最近、強くそう感じています。
4、自分の実績を言語化しておく
自分の実績を言語化できてますか?僕はこんな取り組みをして、これだけの実績を作ってきましたと、具体的な数字で説明することはできますか?
そんな自分はできません。。反省。この機会にちゃんと過去を振り返り自分の実績と向き合いたいと思います。
履歴書を書くときに自分の実績がなんだろう?と悩む人は、日頃から自分の実績を言語化しておくといいと思います。
記録をちゃんとつけていく事で、現実と自分の実力がよく理解できますし、実績がない人は実績を作ろうと努力するはずです。
そして、実績がある人は更に実績を作ろうと努力する。何でも見える化が大事だと感じます。
5、仕事を通じて社会貢献を意識する
「仕事を通じての社会貢献」社会貢献の前に「自分が生き延びるための生活費」が大事だろうと言う声も聞こえてきそうですが、勿論その通りでもあると思います。
ただ本書を読んで感じるのは、働くという選択肢は、自分の人生の目的に向かうための1つの手段でしかない。と言うこと。
「自分の人生の目的」が明確に言える人はなかなかいないと思いますが、一度きりの人生ですから、明日食べるご飯のことばかりを考えながら「労働の奴隷」になるのは正直嫌だなと思います。
働くこと以外にも人生の目的に向かうための手段はたくさんあるし、その手段は持っておいた方がいい。と感じます。
日頃から、自分の人生の目的やゴールを振り返り、決めておくことで、労働の奴隷にならずに生きられると思う。
その中で、自分にできる「社会貢献」を考えていきたい。仕事を通じて成長し、世の中に貢献ができるくらいの「心の余裕を持つ」、仕事をする意味というのは、自分が経済的にも精神的にも豊になりそれを社会に還元していくことだと思います。
「適職の結論」を読んで、働き方だけでなく、自分の人生の軸をしっかりと持つと言う事が大事だと言うことを考えさせられました。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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