のりたま

大阪在住、大学生の息子2人と同居のシングルマザー。海外個人旅行と小説、映画と温泉を愛す…

のりたま

大阪在住、大学生の息子2人と同居のシングルマザー。海外個人旅行と小説、映画と温泉を愛す。 社会福祉協議会で、相談員をしています。2024年社会福祉士資格取得。今後は子どもと女性の支援をしていきます。 自分も周りも無理せず、仲良く、幸せに暮らせる世界になればいいな♪

マガジン

  • 大学生の息子たちに伝えたいこと

    もうすぐ自立していく子どもたちに、面と向かってはなかなか伝えにくい、20歳くらいに知っていたら生きるの楽だったなーというチート技の数々を列挙しています。若い彼らに対する、年長者の私からの覚書です。

記事一覧

大学生の息子たちに伝えたいこと 何事も距離感が大事編

コロナが5類に移行して約1年5ケ月、コロナ禍の頃より人と距離が近くなってきました。 電車内や映画館で隣に人が座ったり、職場で雑談したり、ターミナル駅やデパートの雑…

のりたま
4日前
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大学生の息子たちに伝えたいこと あらゆることをふるいにかける編

今月で、55歳になりました。 今週、今勤めている会社から、試用期間2ケ月目にして不適格でクビと言い渡されました。 理由は、今時のツール、グーグルフォンやセールスフ…

のりたま
12日前
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大学生の息子たちに伝えたいこと 不安を飛び越える編

私は、すごく単純な人間です。 やりたいことや好きな人に対して、いつもまっすぐに進みます。 そう思った理由を深く考えたり、できない理由を探したりしません。 心が、…

のりたま
2週間前
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大学生の息子たちに伝えたいこと 人の靴を履いてみる編

40代で、とある講座を受けた時に、講師の方に言われました。 「あなたは、エンパスですね」 …エンパス? 人生で初めて、聞いた言葉でした。 調べてみると、「エンパ…

のりたま
3週間前
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大学生の息子たちに伝えたいこと 自分をつくり変える痛みを知る編

私は、今年、社会福祉士の資格を取得し、今は、相談支援の仕事をしています。 絶賛、人生3度目の、自分をつくり変えている真っ最中です。 1度目は、新卒で、就職した時…

のりたま
1か月前
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大学生の息子たちに伝えたいこと 異性のきょうだいがいることの効能編

私には、2人の弟がいます。 彼らも、息子たちと同じく双子です(私とは2歳違いです、ワンオペで3人育てた母を、私は大谷翔平さんと同じくらい偉大だと思っています)。 …

のりたま
1か月前
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大学生の息子たちに伝えたいこと タイパより大事なモノ編

IT技術の進歩によって、私が小さい頃に読んでいたSF小説や漫画の中で描かれていた暮らしに近づいてきました。 ルンバやアレクサ、スマホやドローンは、私にとって未来社会…

のりたま
1か月前

大学生の息子たちに伝えたいこと 相談:入眠に1時間以上かかる件 編

唐突に、 「明日、朝8時半に起こしてくれない?」 と、下の子に頼まれた。 私「仕事で、7時半には家出るから無理だよ」 下の子「じゃあ、7時半に出る時、起こしてく…

のりたま
1か月前
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大学生の息子たちに伝えたいこと 口に入れるものは自分で作ろう編

最近、なんだか日本品質が緩んできたように感じます。 今年に入ってから、驚くような人為的なミスを起こっています。 まずは、1月の羽田航空の航空機炎上事故。 私は、…

のりたま
1か月前
3

大学生の息子たちに伝えたいこと 今を基準に整える編

下の子の部屋には、無印のユニットシェルフがひとつあり、そこに、彼のトップスとボトム、靴下がすべて収まっています。 柄物は1、2枚で、ほぼ無地かワンポイント、色は白…

のりたま
2か月前

大学生の息子たちに伝えたいこと 月に一度は、部屋の大掃除をしよう編

上の子の部屋が、微妙に臭い…。 ホント何となくなのですが、酸っぱいにおいがする。 きれい好きな方だと、臭い確定レベルだと思います。 息子たちは、毎日入浴している…

のりたま
2か月前
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大学生の息子たちに伝えたいこと 安物買いの銭失いにならないで編

うちの中の、洗面台やテーブル、カウンターの上に、彼らは様々なモノをポイと置きます。 財布、スマホ、鍵…この辺のものは、数時間放置で回収されています。 各種カード…

のりたま
2か月前
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大学生の息子たちに伝えたいこと もちろん、死に方も選べる編

身内の死で、鮮烈に覚えている初めては、私が24歳で、81歳の父方の祖父を見送った時。 祖父は、第2次世界大戦に南方に出征し、復員後定年まで公務員として勤務、その後は…

のりたま
2か月前
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大学生の息子たちへ伝えたいこと 非日常の真剣勝負編

昨年の7月、「ぼくたちの哲学教室」という映画を観ました。 北アイルランドのベルファストの小学校で行われている哲学の授業を記録したものでした。 子どもたちに、哲学…

のりたま
3か月前
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大学生の息子たちへ伝えたいこと お通じは何より優先して編

初めて自分の便秘を自覚したのは、20代の時。 人間ドッグで腹部の画像を撮られた時、「この影、全部便ですよ、かなり溜まってんすねー」と指摘されました。 「何、この医…

のりたま
3か月前
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大学生の息子たちに伝えたいこと 文明と文化のバランスを考える編

私が生まれた年に、人類初の有人月面着陸が行われた。 人類の技術革新の象徴的な出来事のひとつである。 けれど、子どもの頃、私はずっと不思議に思っていた。 どうして…

のりたま
3か月前

大学生の息子たちに伝えたいこと 何事も距離感が大事編

コロナが5類に移行して約1年5ケ月、コロナ禍の頃より人と距離が近くなってきました。 電車内や映画館で隣に人が座ったり、職場で雑談したり、ターミナル駅やデパートの雑踏を歩いたりが、普通になりました。 ただし、隣の人が何度も咳をすると、ああ、マスクを持ってくればよかった、席チェンジしたいと思うのですが。 コロナ禍で露わになったのは、物理的な人との距離感。 けれど、他にも様々なコトやモノとの距離感を、絶賛就職活動中のあなたたちに考えて欲しいなと思います。 例えば、身近な人

大学生の息子たちに伝えたいこと あらゆることをふるいにかける編

今月で、55歳になりました。 今週、今勤めている会社から、試用期間2ケ月目にして不適格でクビと言い渡されました。 理由は、今時のツール、グーグルフォンやセールスフォース、スプレッドシートやグーグルクラウド、Slackなど諸々を使いこなすのに時間がかかりすぎるという理由でした。 いやー、久しぶりに片道1時間半かけてビジネス街まで通勤していたのですが、お初のモノたちに更年期の頭は適応しきれませんでした。 しかも、皆さん、新しいツールを感覚的に理解できるのか、マニュアル渡さ

大学生の息子たちに伝えたいこと 不安を飛び越える編

私は、すごく単純な人間です。 やりたいことや好きな人に対して、いつもまっすぐに進みます。 そう思った理由を深く考えたり、できない理由を探したりしません。 心が、やりたい!と思ったことは今取り組んだ方がいいことだし、好き!と感じた人は今の私に必要な何かを与えてくれる人です。 ただし、頭は、冷静沈着に見通しを立てます。 成功確率80%が、頭がGOを出すかどうかの分水嶺です。 だから、頭を説得するために、心は必死に成功確率をあげる活動を始めます。 例えば、52歳で社会

大学生の息子たちに伝えたいこと 人の靴を履いてみる編

40代で、とある講座を受けた時に、講師の方に言われました。 「あなたは、エンパスですね」 …エンパス? 人生で初めて、聞いた言葉でした。 調べてみると、「エンパスとは、他人の感情やエネルギーを非常に敏感に感じ取る人」と定義されていました。 特徴として、「相手の感情が直感的に分かる、感情の起伏が激しい、一人の時間が絶対に必要」とあり、自分が当てはまりすぎて、エンパスだと納得しました。 小さい頃からの様々なことも、腑に落ちました。 家族、祖父母、おじおば、近所の人た

大学生の息子たちに伝えたいこと 自分をつくり変える痛みを知る編

私は、今年、社会福祉士の資格を取得し、今は、相談支援の仕事をしています。 絶賛、人生3度目の、自分をつくり変えている真っ最中です。 1度目は、新卒で、就職した時。 学生時代、勉強はひとりでするものなので、基本教室ではひとりでいました。 クラス委員・体育祭などのイベント・クラブ活動は、義務として役割は果たしていました。 中学・高校の修学旅行は、グループ行動の時、自主的にはぐれて、夕方宿泊予定のホテルに合流するという荒技を使っていました。 先生も、容認してくれていまし

大学生の息子たちに伝えたいこと 異性のきょうだいがいることの効能編

私には、2人の弟がいます。 彼らも、息子たちと同じく双子です(私とは2歳違いです、ワンオペで3人育てた母を、私は大谷翔平さんと同じくらい偉大だと思っています)。 2DKの狭い家で育ったので、弟たちとはいっぱいケンカして、遊んで、仲よく育ちました。 異性のきょうだいがいてよかったことは、男性とはどういう生き物か、サンプルは少ないながらも体感できたことです。 悪かったことは、男性に対する憧れや尊敬の念を持ちにくくなったことです。 やんちゃな弟たちは、とにかく学習をしない

大学生の息子たちに伝えたいこと タイパより大事なモノ編

IT技術の進歩によって、私が小さい頃に読んでいたSF小説や漫画の中で描かれていた暮らしに近づいてきました。 ルンバやアレクサ、スマホやドローンは、私にとって未来社会の産物でした。 マスコミだけでなく、個人も自由に情報発信ができるようになり、SNSは大盛況です。 それらに、ときめいたり、反応したりして、私の日々は彩り豊かになっています。 スマホを持って、約5年半。 私の人生の約1/10以下です。 新しいデジタルツールに見事に環境を作り変えられて、けれど適応しきれてい

大学生の息子たちに伝えたいこと 相談:入眠に1時間以上かかる件 編

唐突に、 「明日、朝8時半に起こしてくれない?」 と、下の子に頼まれた。 私「仕事で、7時半には家出るから無理だよ」 下の子「じゃあ、7時半に出る時、起こしてくれない?」 私「まあ、それはいいけど、今のうちに生活を朝型に変えた方がいいで」 下の子「いやー、早めにベッド入っても、寝付くのに1時間以上かかんねん。なんか、すっと眠れるアイディアない?」 え? そんなに寝付けないモノなの? 私は、ベッドに入って、毎日5分以内には意識を失って(入眠して)いるので、めち

大学生の息子たちに伝えたいこと 口に入れるものは自分で作ろう編

最近、なんだか日本品質が緩んできたように感じます。 今年に入ってから、驚くような人為的なミスを起こっています。 まずは、1月の羽田航空の航空機炎上事故。 私は、毎回飛行機に乗る時は、死を覚悟して搭乗しています。 それは、パイロットや空港職員の皆さんを信用していないからではなくて、飛行機のような重いものが浮く原理が腑に落ちないからです。 飛行機は、どの乗り物より事故が少ない安全な乗り物であると理解はしています! だから、この事故には、本当に、驚愕しました。 3月、

大学生の息子たちに伝えたいこと 今を基準に整える編

下の子の部屋には、無印のユニットシェルフがひとつあり、そこに、彼のトップスとボトム、靴下がすべて収まっています。 柄物は1、2枚で、ほぼ無地かワンポイント、色は白、茶、青、黒など。 スーツや礼服、冬物のコート類は、共用のクローゼットに入っています。 先日、彼のランドリーボックスに取り込んだ洋服たちを入れた時に、2日前の分が入ったままでした。 「あれ、なんで前の分、片付けてないの?珍しいね」と声を掛けました。 「あーなんか、この間、夏のトップス3枚買い足したら、ハンガ

大学生の息子たちに伝えたいこと 月に一度は、部屋の大掃除をしよう編

上の子の部屋が、微妙に臭い…。 ホント何となくなのですが、酸っぱいにおいがする。 きれい好きな方だと、臭い確定レベルだと思います。 息子たちは、毎日入浴しているし、着替えているし、なんだったら毎日朝念入りに髪と肌を整え、麗しく身支度しています。 私より、マメでピカピカで意識高いです。 じゃあ、なぜ、上の子の部屋が微妙に臭いのか。 もう、これは、単純に彼の部屋の中にモノが多くてかつ掃除していないからです。 彼は、使った食器やカップ麺の容器などをすぐに片づけない。

大学生の息子たちに伝えたいこと 安物買いの銭失いにならないで編

うちの中の、洗面台やテーブル、カウンターの上に、彼らは様々なモノをポイと置きます。 財布、スマホ、鍵…この辺のものは、数時間放置で回収されています。 各種カード類、ピアス、イヤホン…下手すると数日そのままです。 さすがに1週間共用部に放置が続くと、私から指導が入ります。 先日、1階の洗面台にワイヤレスイヤホンが数日放置されていたので、上の子に声を掛けました。 「ワイヤレスイヤホン、1階の洗面台にあるで。困ってないの?」 「あー、あれ、壊れてるねん。新しいの、電気屋

大学生の息子たちに伝えたいこと もちろん、死に方も選べる編

身内の死で、鮮烈に覚えている初めては、私が24歳で、81歳の父方の祖父を見送った時。 祖父は、第2次世界大戦に南方に出征し、復員後定年まで公務員として勤務、その後は地域の役員として20年近く活動し、地域の寄り合いで深酒した帰り道、側溝に頭から落ちて事故死しました。 突然だったので、祖母も両親も親族もパニックだったことを今も覚えています。 母方の伯父は、サイクリングが趣味でしたが、80歳近くで足を骨折して寝たきりになり、認知症が進みました。 小さい頃からいつも、会えば笑

大学生の息子たちへ伝えたいこと 非日常の真剣勝負編

昨年の7月、「ぼくたちの哲学教室」という映画を観ました。 北アイルランドのベルファストの小学校で行われている哲学の授業を記録したものでした。 子どもたちに、哲学的思考をすることで、自分自身の言動を選ぶ機会を提供する試みで、とてもヨーロッパ的。 この映画を観て、私は、久しぶりに哲学的な会話がしたくなり、ネットでそういう場を検索しました。 現在は、日本の様々なところで哲学カフェが開催されていることを知り、そこに飛び込んでみようと近くの哲学カフェに早速申し込みました。 昨

大学生の息子たちへ伝えたいこと お通じは何より優先して編

初めて自分の便秘を自覚したのは、20代の時。 人間ドッグで腹部の画像を撮られた時、「この影、全部便ですよ、かなり溜まってんすねー」と指摘されました。 「何、この医者、無神経だな」とムッとしましたが、当時私の周りの同年代女子も便秘の人が多く、あまり気にしなかったです。 40歳になった頃、顔に吹き出物が目立つようになりました。 当時の私のお通じは、3日に1回くらいで、1週間ぶりの時もありました。 1週間ぶりの時は、トイレが詰まるかと心配になる量と硬さでした(汗)。 体

大学生の息子たちに伝えたいこと 文明と文化のバランスを考える編

私が生まれた年に、人類初の有人月面着陸が行われた。 人類の技術革新の象徴的な出来事のひとつである。 けれど、子どもの頃、私はずっと不思議に思っていた。 どうして、人類は、大変な危険を冒して、たくさんのお金と時間をつぎ込んで、宇宙に行こうなんて考えるんだろう。 現に今住んでいる地球上で解決しなければいけない問題が、たくさんあるにも関わらず。 世界のどこかで絶えず戦争や紛争があって、飢えや貧困、暴力や差別にさらされている人たちが存在している。 日本でも、自殺者は年間2