のりたま

大阪在住、大学生の息子2人と同居のシングルマザー。海外個人旅行と小説、映画と温泉を愛す…

のりたま

大阪在住、大学生の息子2人と同居のシングルマザー。海外個人旅行と小説、映画と温泉を愛す。 社会福祉協議会で、相談員をしています。2024年社会福祉士資格取得。今後は子どもと女性の支援をしていきます。 自分も周りも無理せず、仲良く、幸せに暮らせる世界になればいいな♪

マガジン

  • 大学生の息子たちに伝えたいこと

    もうすぐ自立していく子どもたちに、面と向かってはなかなか伝えにくい、20歳くらいに知っていたら生きるの楽だったなーというチート技の数々を列挙しています。若い彼らに対する、年長者の私からの覚書です。

最近の記事

大学生の息子たちに伝えたいこと 月に一度は、部屋の大掃除をしよう編

上の子の部屋が、微妙に臭い…。 ホント何となくなのですが、酸っぱいにおいがする。 きれい好きな方だと、臭い確定レベルだと思います。 息子たちは、毎日入浴しているし、着替えているし、なんだったら毎日朝念入りに髪と肌を整え、麗しく身支度しています。 私より、マメでピカピカで意識高いです。 じゃあ、なぜ、上の子の部屋が微妙に臭いのか。 もう、これは、単純に彼の部屋の中にモノが多くてかつ掃除していないからです。 彼は、使った食器やカップ麺の容器などをすぐに片づけない。

    • 大学生の息子たちに伝えたいこと 安物買いの銭失いにならないで編

      うちの中の、洗面台やテーブル、カウンターの上に、彼らは様々なモノをポイと置きます。 財布、スマホ、鍵…この辺のものは、数時間放置で回収されています。 各種カード類、ピアス、イヤホン…下手すると数日そのままです。 さすがに1週間共用部に放置が続くと、私から指導が入ります。 先日、1階の洗面台にワイヤレスイヤホンが数日放置されていたので、上の子に声を掛けました。 「ワイヤレスイヤホン、1階の洗面台にあるで。困ってないの?」 「あー、あれ、壊れてるねん。新しいの、電気屋

      • 大学生の息子たちに伝えたいこと もちろん、死に方も選べる編

        身内の死で、鮮烈に覚えている初めては、私が24歳で、81歳の父方の祖父を見送った時。 祖父は、第2次世界大戦に南方に出征し、復員後定年まで公務員として勤務、その後は地域の役員として20年近く活動し、地域の寄り合いで深酒した帰り道、側溝に頭から落ちて事故死しました。 突然だったので、祖母も両親も親族もパニックだったことを今も覚えています。 母方の伯父は、サイクリングが趣味でしたが、80歳近くで足を骨折して寝たきりになり、認知症が進みました。 小さい頃からいつも、会えば笑

        • 大学生の息子たちへ伝えたいこと 非日常の真剣勝負編

          昨年の7月、「ぼくたちの哲学教室」という映画を観ました。 北アイルランドのベルファストの小学校で行われている哲学の授業を記録したものでした。 子どもたちに、哲学的思考をすることで、自分自身の言動を選ぶ機会を提供する試みで、とてもヨーロッパ的。 この映画を観て、私は、久しぶりに哲学的な会話がしたくなり、ネットでそういう場を検索しました。 現在は、日本の様々なところで哲学カフェが開催されていることを知り、そこに飛び込んでみようと近くの哲学カフェに早速申し込みました。 昨

        大学生の息子たちに伝えたいこと 月に一度は、部屋の大掃除をしよう編

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        • 大学生の息子たちに伝えたいこと
          26本

        記事

          大学生の息子たちへ伝えたいこと お通じは何より優先して編

          初めて自分の便秘を自覚したのは、20代の時。 人間ドッグで腹部の画像を撮られた時、「この影、全部便ですよ、かなり溜まってんすねー」と指摘されました。 「何、この医者、無神経だな」とムッとしましたが、当時私の周りの同年代女子も便秘の人が多く、あまり気にしなかったです。 40歳になった頃、顔に吹き出物が目立つようになりました。 当時の私のお通じは、3日に1回くらいで、1週間ぶりの時もありました。 1週間ぶりの時は、トイレが詰まるかと心配になる量と硬さでした(汗)。 体

          大学生の息子たちへ伝えたいこと お通じは何より優先して編

          大学生の息子たちに伝えたいこと 文明と文化のバランスを考える編

          私が生まれた年に、人類初の有人月面着陸が行われた。 人類の技術革新の象徴的な出来事のひとつである。 けれど、子どもの頃、私はずっと不思議に思っていた。 どうして、人類は、大変な危険を冒して、たくさんのお金と時間をつぎ込んで、宇宙に行こうなんて考えるんだろう。 現に今住んでいる地球上で解決しなければいけない問題が、たくさんあるにも関わらず。 世界のどこかで絶えず戦争や紛争があって、飢えや貧困、暴力や差別にさらされている人たちが存在している。 日本でも、自殺者は年間2

          大学生の息子たちに伝えたいこと 文明と文化のバランスを考える編

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 推し活のパワーを思い知る編

          始まりは、2022年末、サブスクで見かけたひとつのサムネ。 MBSの深夜帯ドラマ「美しい彼」のもので、主演の萩原利久君、八木勇征君の甲乙つけがたいイケメンふたりに目を奪われた。 ドラマは1回30分×6回で、その日のうちに最終回まで観てしまった。 人生初、推し活の始まりだった。 利久君演じる平良も、勇征君演じる清居も、そばにいたら絶対にかかわりを持ちたくないタイプだ。 けれど、この2人の織り成す恋愛模様は、私の心をかつてないほど、揺さぶった。 生まれて初めて、ドラマ

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 推し活のパワーを思い知る編

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 恋愛は希少な蜃気楼である編

          半世紀以上生きてきて、私は恋愛をしたことがありません。 ラブストーリーはそれこそ、小学生の頃からたくさん読んできました。 小説、漫画、映画、舞台…紫式部やシェイクスピアから、「タイタニック」やBLまで、様々な作品を夢中で体験してきました。 私の初恋はシャーロック・ホームズで、最も敬愛している人は「風の谷のナウシカ」のナウシカです。 けれど、実社会にて。 リアルの人間と話していて、楽しいと思うことがほとんどありませんでした。 特に中学・高校時代は、友人も、恋人もあえ

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 恋愛は希少な蜃気楼である編

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 少子化について考える編

          少子高齢化が叫ばれて久しい今日この頃。 けれど、このふたつは、決してワンセットではありません。 高齢化は、自然の摂理です。 私も、今まで、両親、祖父母やおじ、おば、義父母、小さい頃から大好きだった芸能人など著名人を見送ってきました。 私は、逆縁をしないように妙に力が入っていたことを、両親を見送った後に気が付きました。 今は、肩の力が抜けて、よりリラックスして生きています。 翻って、少子化。 これは、社会情勢や常識、環境、人間関係、好みの変化による帰結だと私はとら

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 少子化について考える編

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 暮らしの組み立て方を知る編

          実は、私は一度もひとり暮らしをしたことがありません。 結婚まで親元で暮らし、その後は家族で暮らし、現在は一戸建てに息子たちと3人で暮らしています。 独身時代は、家事は母に丸投げでした。 結婚後、気持ちよく毎日が送れるようになるまで、数年かかりました。 私が一家の主婦になり、どのようにお金を管理するか、効率よく家事をするか、家族の心身の健康を保つかという課題に直面した時、勉強とも仕事とも違う難しさに途方に暮れました。 お金に関しては、独身時代は貯金の習慣がほぼなく、海

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 暮らしの組み立て方を知る編

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 最大限責任を果たす努力をする編

          今月の家事当番は、私が買い出し・3人分の夕食づくり・洗い物、上の子が全員分の洗濯・ゴミ出し、下の子がうち中の掃除です。 私は正社員として働き、子どもたちは大学3年生で、大学と自動車教習所に通いながら、バイトをしています。 各々、忙しい中、家事が滞らないように協力して暮らしてきました。 GW明け、上の子がプレステーション5を購入しました。 彼の机周りがプレステ5を起点にバージョンアップされ、時間を作っては、熱心にゲームをしています。 時々、深夜に「うるさいなー」という

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 最大限責任を果たす努力をする編

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 環境を能動的に整える編

          先日、ふと、気づいてしまいました。 子どもたちの枕が、彼らの頭に比して、すごく小さいことを。 あれ、いつ買ったモノだったかなーと思い返すと、彼らが小学生の頃と判明。 道理でサイズに違和感を感じたわけです。 日曜日、早速、「ねえ、枕、小さくて使いにくいと思わないの?」と彼らに尋ねてみました。 「まあ、別に、寝れてるし。」と上の子。 「うーん、もう少し大きくて高さがあった方が寝やすいかな。」と下の子。 上の子がこの日バイトだったので、下の子と、近所のショッピングモー

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 環境を能動的に整える編

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 感謝は相手に届くように表現する編

          基本的に、私は丈夫です。 学生時代、ほぼ皆勤で、数年に一度、発熱で1日か2日休む程度でした。 手術は帝王切開1回のみ、インフル・コロナは1回ずつ、花粉症が最もお金がかかる病です。 海外で、寝込んだことも下痢したこともなく、むしろテンション高めで無駄に元気です。 お父さん、お母さん、丈夫な体に産んでくれてありがとうと声を大にして言いたい。 おかげさまで、子どもたちもそれなりに丈夫で、小さい頃からのメンテのおかげで、歯並びと歯の状態は芸能人になれるくらいきれいです(これ

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 感謝は相手に届くように表現する編

          大学生の息子たちへ伝えたいこと ちょっとした親切の効用編

          週に1度、昼間に近所の森の中を1時間ほど歩いている。 大阪在住ながら、昨年訪れた青森の奥入瀬にも劣らぬ森が身近にあり、癒される。 最近は、熊に出くわさないか、少々ドキドキするので、熊情報は要チェック。 熊の出没は、早朝、夕方が多く、昼間は森の中も人出があるので、催涙スプレーで武装しながら森林浴を楽しんでいる。 先日、渓流沿いの砂利道を歩いていたら、8歳くらいの男の子がひとりで歩いていた。 子どもひとりだし、片足裸足で辛そうに歩いていたので、思わず、声を掛けた。 「

          大学生の息子たちへ伝えたいこと ちょっとした親切の効用編

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 赤の他人と自分の直感を信頼してみる編

          今年の1月から5月まで、月1回、1回90分、「きく稽古」という連続講座に参加しています。 社会福祉士合格後、相談業務に携わりたいので、「きく」ことを学びたいと思ったからです。 講座に申し込んだ後、主催者のホームページを確認したら、スキルではなくあり方を伝える内容でした。 「あれ?何か私間違えた?」と思いつつ、面白そうなので、参加してみることにしました。 今まで受けてみて、講座は、東洋的、滋味深い、異空間にいるような感じです。 旅行先のお寺の本堂で、勝手に瞑想した時の

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 赤の他人と自分の直感を信頼してみる編

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 自分の中に眠る種を見つける編

          私は、何かをする時、最初から最後まで見通しを立てて行います。 子どもの頃の夏休みの宿題、高校受験や大学受験、海外ひとり旅、就職や結婚、子育て、最近だと社会福祉士受験。 自分の性格や能力を鑑みて、成功確率8割超えればゴーです。 8割未満でどうしてもしたい時は、成功確率をあげる手段を確保してから、取り組みます。 人生のかじ取りも、そんな感じで進めています。 2022年の平均寿命は、男性 81.47歳、女性 87.57歳。 およそ100年前の1920年の平均寿命は、男性

          大学生の息子たちへ伝えたいこと 自分の中に眠る種を見つける編