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大学生の息子たちに伝えたいこと 何事も距離感が大事編

コロナが5類に移行して約1年5ケ月、コロナ禍の頃より人と距離が近くなってきました。

電車内や映画館で隣に人が座ったり、職場で雑談したり、ターミナル駅やデパートの雑踏を歩いたりが、普通になりました。

ただし、隣の人が何度も咳をすると、ああ、マスクを持ってくればよかった、席チェンジしたいと思うのですが。


コロナ禍で露わになったのは、物理的な人との距離感。

けれど、他にも様々なコトやモノとの距離感を、絶賛就職活動中のあなたたちに考えて欲しいなと思います。


例えば、身近な人との心理的な距離感。

親やきょうだい、友人、大学の先生やバイト先の人たち、応募している会社の採用担当者と、各々の場で、自分の考えや想いをどれくらいどのように伝えるか、瞬時に判断して、相手と対話をすること。

社会で生きていく上で、必須のコミュニケーションスキルです。

学生から社会人に脱皮していく中で、一番苦労するところかもしれません(私は、この頃、無自覚に鬱になりかけました…この頃の私の日記帳の字は、普段の1/4でした)。


同時に、仕事との距離感も、考えてみて欲しいです。

やりたい仕事に極限まで頑張るのか(20代ならそれもアリ)、ワークライフバランスを大事にするのか、趣味第一で休日多め、残業ほぼなし、将来的に柔軟な働き方ができるところにするのか。

今は、それこそ選択肢がたくさんあって、副業も転職もアリ、絶対的な正解はありません。

周りの人に相談したり、本やネット記事を読んだりして、熟慮の上、自分で選択することが一番重要。

ダーツやくじ引きで決めてもいいけれど、できたら、しっかり決断してみて下さい。

その方が、仕事に愛着がわき、自己肯定感が高まります。


社会人になれば、怒涛の決断の連続になります。

何を食べ、着、どういうタイミングで家事をするか。

仕事どのように身に付け、回していくのか。

家族、友人、職場の人とどういうふうに関係を築いていくか。

お金をどのように稼ぎ、使い、貯め、活用していくか。

どこに住み、どのくらいのモノを持ち、どんな暮らし方をするか。

何に時間とエネルギーを使い、どんな人生を送るか。

今までは、親によってある程度枠が決められ、不自由だけれど安全でした。

これからは、法律を犯さない限り、原則自由です。

身震いするけれど、ワクワクもしませんか?


だからこそ、あらゆるコトやモノとの距離感を、見誤らないように。

迷った時は、心と身体の声を聴くといいです。

頭は、自分自身がしんどくならないように記憶や感覚さえ書き換えて嘘をつくので、信用できません。

食欲があって、睡眠が十分取れてて、ワクワクすることがあれば大丈夫!

自分の幸せ第一に、わがままに生きても逮捕されません。

自分自身との距離感は0で、自由に生きていって下さいませ。



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