栗山規夫「プロに出会う。プロになる。」PRONI Inc. 代表取締役 Founder

PRONI株式会社の創業者(旧社名ユニラボ)。「プロに出会う。プロになる。」をコーポレ…

栗山規夫「プロに出会う。プロになる。」PRONI Inc. 代表取締役 Founder

PRONI株式会社の創業者(旧社名ユニラボ)。「プロに出会う。プロになる。」をコーポレート・アイデンティティに掲げ、「受発注を変革するインフラを創る」ことにまっすぐに取り組んでいます。BtoB受発注プラットフォーム「PRONIアイミツ」を運営。

最近の記事

PRONIフェス(2O23年夏祭り)開催!

2023年7月21日(金)、決意を新たにする為、五反田を離れて、お台場と豊洲で社内イベントを開催いたしました。大切にしてきた社内交流カルチャーが、たとえコロナ禍であっても失われないようにと立ち上げた名物イベント「ユニラブDAY」は、リブランディングに合わせて名称を変え、「PRONI祭(フェス)」となり、第1回目を大成功に終えることができました。 第一部 PRONIセレモニー(13:00~15:00)セレモニーという名称通り、会社の新たな門出を全社員で見届け、第三創業期となる

    • PRONIが向き合う社会課題

      「インターネットで社会をより良くする」というのは、ユニラボを創業するずっと前から、様々なネットビジネスを通じて私が取り組んできたことです。その中でも、中小企業を「IT×受発注」という切り口で社会変革していくことが、PRONIのビジョンです。 今回、ユニラボからPRONIへのリブランディングの重責を担い、自ずと弊社の創業理念と向き合う時間に恵まれました。それは、Purpose(パーパス)をより確かに言語化しなければならないということでした。 PRONIが向き合う10の社会課

      • リブランディングの決断。PRONIへ。

        本日、リブランディング(社名変更)の発表をいたしました。 創業から11年間の歴史を経て、ユニラボの夢とビジョンは、PRONI株式会社に引き継がれます。今、また新たな会社の歴史を刻み、これから始まる未来に期待を膨らませています。 今回の意思決定は、ビジョン「受発注を変革するインフラを創る」を実現する為、数ある経営課題の中でも、未来にブランドを創りに行くという強い想いが込められています。 今回は経営の根幹たるブランド・アイデンティティを創るという意思決定です。経営戦略を骨太

        • 3度目の資金調達、シリーズCを終えて

          <シリーズCの完了>弊社ユニラボにとって大きな一歩となる【シリーズC】の資金調達(※1stラウンド)を無事クロージング致しました。 本日発表した通り、JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社(産業革新投資機構 傘下のファンド)をリード投資家として、エクイティ・デット合わせて【25.8億円】の資金調達を実施することができました。 また、既存株主である、モバイル・インターネットキャピタル、Spiral Capital、UB Venturesの皆様にも当ラウンドの早

          ユニラボの軌跡 -創業10年に寄せて-

          はじめにユニラボを創業して10年。振り返ると楽しいこと、嬉しいこと、苦しかったこと、沢山あったけれど、こういう振り返りを書き出すとやはり苦しかったことを思い出すのは、それを乗り越えて今があり、HardThingsは前進する為の処方箋だと思えるからだと思います。創業10年を経て、次の10年に向けて、今私自身が進化する為にも記録を残しておきたいと思い、本ブログを書いてみようと思いました。 苦しいことは主に、①事業が伸びない焦り、②残キャッシュとの闘い、③仲間との別れ、の3つくら

          スタートアップCEOの育児休暇

          2021年も残す所あと1か月となり、明日から師走です。 このシーズン、弊社マネジメントメンバーは中期計画を練り直し、来期に向けての最終調整を仕上げる時期として、慌しく時が流れていきます。そんな中ではありますが、今回のnoteは私の育児休暇についてご紹介いたします。 個人的な話で恐縮ではありますが、今年第一子となる子供を授かることなりましたことを、この場をお借りしてご報告いたします。40歳という人生折り返しの節目の歳に、今後の人生を考える大きなきっかけとなりました。 産ま

          コロナ禍での”ユニラブDAY”

          2021年も上半期が終わりました。 過半の日々が緊急事態と位置付けられた生活の中で、息苦しさを感じながらも、まっすぐに前進を遂げ、また新たな課題に立ち向かっていこうとしています。夏が訪れる少し前に、弊社では下期を迎えます。 今回のnoteでは、急拡大を遂げるユニラボのとある1日の様子をお届けします。多忙な日常を少しだけ離れて、お酒を飲みながら談笑し、束の間の休息、心を許せる瞬間、社員の皆さんの目がいつもよりも輝いているように映りました。 「この半年間はどうでしたか?」

          新規事業と飽くなき探究心

          アイミツが誕生したあの日から、7年の月日が流れました。山あり谷ありではありましたが、何より良かったことは今日まで続けられたことだと思います。 創業する時に、息が長く、広くお客様にご利用頂ける事業をやりたいと考えて、インフラを創るという言葉を使ってきました。「すぐに熱しなくても、冷めにくい」そういうタイプの事業は、B2Bの雄と呼ばれる一流企業に、今でもその凄さを実感する所です。時間と共に強みが増していく様を目の当たりにしつつ、それが故に、年輪の如く時間がかかることも示唆してい

          総額21億円の資金調達を終えて

          弊社にとっては2回目となる、シリーズBの資金調達を実施いたしました。 今回総額14.4億円という資金を得たことで、弊社のビジョン実現は大きく1歩前進したことと思っています。 まずは、弊社のビジョンを信じて投資して下さった投資家の皆様、心より御礼申し上げます。誰しもが初めての経験である歴史的パンデミックの中、連日時間を割いて弊社の可能性を一緒になって真剣に考えて下さりました。必ず期待に応えるべく、気を引き締め直して、経営者として成長をして参ります。 また、コロナ禍にも関わら

          いざ、新オフィスへ

          2020年8月、待ちに待った新オフィス(高輪)に、本社を移転をしました。 昨年の秋頃から、次のオフィスを探して、五反田界隈の大型オフィス物件を見て回っていました。当時のオフィス(いちご東五反田ビル)は、連日面接ラッシュで会議室の空きがなく、いつしかレンタルオフィスを毎日お借りし、隣の喫茶店で社員面談(1on1)をすると、必ず他の社員に遭遇するようになっていました。 当時180坪(2フロア合計)あったオフィスを、2倍規模に拡張となれば、 200坪以上のワンフロアの物件を探さ

          ユニラボのカルチャーコード

          ユニラボのカルチャーの元素記号は何なのだろうか。 2020年の初めから、そこに向き合い、自分自身との対話を続けてきました。 社員の皆の一人ひとりと向き合う時間も創りました。 社員全員が「良いチームとは?」について自分の考えを纏め、発表もしてみました。 現在、正社員数は50名を超えました。おそらくすぐに100人を超え、私自身がじっくりお話できない方も増えてくることでしょう。 ベンチャー企業として、今世にないものを生み出すことに挑戦し、失敗する。成長企業として、たくさんの

          コンパスの再定義

          2020年の冒頭から、弊社バリューである「コンパス」を全社員で確認し、今の弊社の状況に合わせて再定義するというプロジェクトに時間を割いています。 急激に社員数が増え、今年は正社員数で2倍化が見込まれていますが、過半が入社1年未満の社員が多く、改めてユニラボの経営理念に触れ、自分事として考えることにより、課題意識を持ってもらいたいと考えた為です。 コンパス 再定義のプロジェクトは、正社員を全8グループに分けて行いました。 事前に各自で振り返りを行って貰い、ユニラボコンパス

          CTOの相棒のダーさん

          今日は、皆から愛されるフルスタックエンジニア「ドバン・コクダ(通称ダー)さん」をご紹介します。 ダーさんは、ベトナム・ダナン市で生まれ、ホーチミンの工科大学を卒業後、日本とベトナムにて主に受託開発を手掛けてきました。業務システム、IoT、組込みシステム、モバイル(ガラケー、スマホ)、ソーシャルゲームまで、ありとあらゆる案件をこなしてきたスーパーエンジニア。 大学生の頃は、日本でいうロボットコンテストのようなものに出場し、徹夜で取り組んでいたとか。 とにかくコミット力が強く

          熱狂前夜の忘年会

          毎年この時期になると、色々なコミュニティで仲間と忘年会をしているけれど、やっぱりユニラボの忘年会が一番好きです。年々クオリティが上がっていくし、その時の会社にとって相応しいものに自己最適化しているようにも感じます。 人数が少なかった創業期は、皆で流行りの恋ダンスを踊ったり、ピコ太郎をやった事もあるけれど、今年は奇をてらった企画というよりは、一緒に時間を共有することだけで安心できるというか、芝生の上で美味しいご飯を食べて、今年一年活躍した皆をMVP表彰でお祝いして、皆でじゃん

          全社経営会議2019

          今年も「全社経営会議」を開催し、無事大成功に終えることができました。 一年前に比べて正社員数が2倍となり、過半の社員が昨年のこの場を知らない方々です。どんな会になるのか不安と期待が交える中、「成長企業とはこういうものですから」と説明した経営企画部長の熊谷さんですら、ほんの1年前に入社したばかりの方ですから驚きです。ベンチャー企業のこのスピード感が堪らない。 全社経営会議は、新しくユニラボ号に乗員してくれた仲間も加えて、正社員全員で目指すべきビジョンを確認し、その理解を深め

          第2創業期へ

          第2創業期が始まろうとしています。 経営者は会社を”継続企業”という前提の元、維持・発展させなければならないものだと理解しています。そんな中で創業前から決めていたことがありました。弊社はスタートアップとしてはかなり特殊な経営スタイルと見られますが、エンジェルやベンチャーキャピタル等の資本家から出資を受けずに、自己資本でここまで成長を遂げてきました。 そんな環境だったからかもしれませんが、創業期には創業期の面白さがありました。初めて社員を雇用したとき、オフィスを移転したとき