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第18回 コンパスの再定義(2020.03.02)

2020年の冒頭から、弊社バリューである「コンパス」を全社員で確認し、今の弊社の状況に合わせて再定義するというプロジェクトに時間を割いています。

急激に社員数が増え、今年は正社員数で2倍化が見込まれていますが、過半が入社1年未満の社員が多く、改めてユニラボの経営理念に触れ、自分事として考えることにより、課題意識を持ってもらいたいと考えた為です。

コンパス 再定義のプロジェクトは、正社員を全8グループに分けて行いました。

事前に各自で振り返りを行って貰い、ユニラボコンパスについて、

①最も出来ていると思うこと
②出来ていないと思うこと
③会社に足りないと思うこと

をレポーティングして貰い、その発表(自己開示)から会議は始まりました。その後、「ユニラボの良い所」をブレストして出し合い、「働く上で一番大切にしている価値観」を発表するというワークショップを行いました。

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2017年に制定したユニラボコンパスがこちらです。
「オーナーシップ」と「メンバーシップ」について、合計6つのキーワードを定義しています。


皆が終始真剣に向き合ってくれて、当初の目的だった「それぞれの価値観の違い」を実感することが出来たと思います。様々な出身業界の方がいて、仕事に向き合う前提が異なっていたり、人によって仕事に向き合う温度感の違いもあります。コトに向き合うべきと理解しつつも、人に向き合ってしまうときもあるでしょう。細かな人間関係の問題(好きor嫌い、合うor合わない、新しい人or古い人)も少なからず存在するような規模感になりつつあるのが、今の弊社です。


40人居れば40通りの価値観があり、その多様性を認め合い、リスペクトし合えるという所まで、もう一歩、あと一歩足りていないのだと感じていました。


だからこそ、会社の前提となる価値観(コンパス)を再確認し、考えることが重要なのだと思います。また、ミッション、ビジョン、バリューというものは、創ることよりもその後浸透させ、常に問い続けていくことが、大切だと改めて痛感しました(が、昨年度は中々そのタイミングが取れずにいました)。

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皆のユニラボへの参加動機は実に様々です。動機は様々でも、同じ船に乗って必死になって漕いでいるのは同じです。

だからこそ、「コンパス」を通じて一つに纏まる事が重要なのではないでしょうか。「ビジョン」は目指すべき方向性、「コンパス」はその為に必要な弊社の土台です。


今回は、コンパス再定義プロジェクトを通じて、社員の皆が発信してくれた価値観(の一部)を、読んで下さる皆様にも共有させていただきます。

<自分が最も出来ていると思うコンパスについてのレポート>

◆ カスタマーサクセス部 S.Yさん
私が最も出来ていると自負しているコンパスは「チーム主義」です。

私の社会人経験の中で、特にチームが優れている事が最も結果に繋がるという確信があり個人よりもチームへの熱量が強いです。もちろんチームや組織内での自分の役割を認識した上でオーナーシップを発揮できるよう努めておりますが、場合によって自身の行動が目立たずともチームや部署、会社、サービスの為になっていれば良いと考えます。

過去、戦友と思える人達に巡り会えた事も大きく、自身の価値観の根幹となるものでした。戦友は単なる友人とは大きく異なり、苦く大変だった経験や勝利を共にし、時には助け合い、時には競い合うことで切磋琢磨した上で背中を預ける事の出来る仲間だと思っています。そんな戦友達に溢れるチーム作りが出来たら最高だなと思います。 その為には信頼してもらえる人格者である事。誠意のある思慮、発言、行動であり、相手の良き理解者である事が最低条件だと思います。

◆HR部 M.Nさん
私が実践できていると思うコンパスは「まっすぐ」です。

まっすぐとは、部分最適ではなく、いかに全体最適を意識しながら行動できるかが問われているものだと認識しています。また、まっすぐはリーダーシップの考え方とも近いと考えています。リーダーシップがある人に共通しているのは「自分の意見が通ること」よりも「成果を出すこと」を優先しており、その成果は決して個人のものではなく、会社やチームとしての成果を意識していることです。例えば、誰かに相談されたりMTGに出席した際に、それは自部署の担当範囲ではないからやらない、自分の個人目標に入っていないから関係がないという考えは捨てるべきです。個人や部署の範疇を超えて、どうしたら全社の成果に貢献できるかという意識をどれだけ持ち続けられるかだと思います。


< 自分にとっての「良いチームとは?」のレポート>

◆マーケティング部 I.Hさん
私が思ういいチームとは、相手をリスペクトしている上で、まっすぐフィードバックをしあえるチームです。ダメな事にはきちんとダメと言い、良くないアウトプットには良くないと言える関係性が「いいチーム」だと思っています。

例えば誰かが資料を作ってそれをチームメンバーに共有するという行為は仕事の中で日常的なシーンだと思いますが、その際に相手に気を使い、本来なら完璧なアウトプットではないのに妥協してOKとしたり、不備不足を見なかったこととするのは良いチームとは言えないと思います。また、簡単に作れるものならフィードバックも容易いと思いますが、アウトプットに時間がかかったり、作成者のこだわりが強いものほどフィードバックのハードルは高くなると思います。そのような状況でポジティブな意味でもネガティブな意味でもフィードバックできる関係性が良いチームの状態なのではないかと思っています(もちろん相手へのリスペクトは忘れずに)。

そして、そのような関係を作るためには、コミュニケーションを取る頻度を多くすることと全員が高い目標や志を持っていることが重要なのではないかと思います。これはコミュニケーションの頻度が多くないと相手に意見を伝えた時に、発言者の意図とは異なる伝わり方をしてしまう可能性が高まってしまう(相手のためを思って伝えているのに、どんな人かわからないために嫌な風に聞こえてしまう)のと、同じ志を持っていればフィードバックをすることに意義が生まれるからです。

◆サービス企画部 H.Mさん
私が思う良いチームとは、「任せる領域と任せられる領域どちらにおいても信頼と責任を持って、最速で動こうとするチーム」です。

どんなに優秀な人材だとしても、どんな役職であっても、プロダクトを一人で完遂することはできません・・。ゴールへ向かって、大小さまざまなボールを、メンバーそれぞれが抱え合いながら走っていく必要があります。自分の担当領域でない部分だとしても、盲目的に投げ合うことはせずに、メンバーの担当領域にも気を配って、こまめに声かけをしあう。

最速の意識があるからこそ、直接のコミュニケーションを怠らない。「認め合い」の精神が常にある、そういうメンバーが揃っているチームが良いです。たとえ間違いや失敗をしたとしても、その振り返りの中から自分の得意領域を気づかせてくれる、広げてくれる。また逆に努力すべき点を教えてくれる。それをフラットに話し合えるメンバーがいて成り立つものだと考えます。

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新しい社員とか古参社員に関わらず、皆が真剣に話を聞いて、自分の意見を述べています。
”〇〇さんはチーム主義が完璧だと思っていたけど、課題に思っているなんて意外でした”
”〇〇さんの悩みは私も同じように感じていて、共感できる人が居てとても嬉しかった”
など、自己開示をすることで、皆の見えていない部分が表面化されていました。


<「ユニラボの良いところ」のブレスト結果>

◆事業の魅力
・事業のポテンシャルが大きい(インフラを創る)
・難易度が高く、やりがいのある事業
・誰もが必要とする可能性が高い
・発注者・受注者両者のサクセスにつながる
・顧客目線でサービスが考えられている
・ITと人を活用したサービスというコンセプト
◆人の魅力
・バックグラウンドの多様性(年齢の層が厚い)
・人が良く(悪い人がいない)、みんなまじめ(素直で純粋)
・優秀な人が多く、プロフェッショナル
・謙虚で一生けん命、飾り気がない
・変に気を使わない、壁を感じない
・社長の考えを直接聞ける
・マネージャーが偉そうじゃない
・ポテンシャルが高い若手が多い
・仕事好きな人が多い
・アルバイトさんの熱意が高く、信頼関係が出来ている
◆組織の魅力
・一緒に頑張りたい仲間が多い
・良いチームを目指している
・何でも言い合える(1対1でしっかりと向き合ってくれる)
・サービスについて部を跨いで話す機会が多い会社が好きな人が多い
・「やってみよう」がよく飛び交う
・意見を言い合えるまっすぐな関係
・暖かく助け合うという精神がある
・学習する組織(変われる人が多い)
・採用に対する考え方が分かりやすい
◆環境・文化の魅力
・仕事に集中でき、めりはりがある(オンとオフが明確)
・働き方が柔軟、ファミリーにも優しい
・希望を伝えやすい(遠慮しなくて良い)
・学びをシェアするなど、成長できる環境
・裁量権が多い
・性善説でなりたっている制度文化が多い
・有給が取りやすい
・楽しいこと、イベントが多い
・社員全員で働きやすくしようとする
・好きなだけ本が買える
・キッチンがありご飯が作れる(栗山さんのご飯が美味しい)
・会社でお酒が飲める(飲み会ができる)
・私服、裸足、ソファ、卓球台などのオフィス設備

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「ユニラボ褒めブレスト」は色んな意見が出て面白かったです!

あるエンジニアは「ソースコードの綺麗さ」を挙げ、
ママさん社員は「家庭との両立」を挙げてくれました。
アルバイトさんが正社員並みにスキルフルで良いメンバーばかりという点も、沢山の社員から挙がった意見の一つです。


2か月間のブレストと社員の皆との対話を通じて、私が学んだことは以下の3つです。

①私自身が社員の期待をして皆に問いを投げれば、真剣に回答をして頂ける
②良いチームへの考え方(価値観)は、皆そこまで違わない
③コンパスの解釈は、人ぞれぞれで様々でもう少し定義が必要

ちなみに、全社員の良いチームとは?のレポートを要素別に集計してみると、

第1位は、向かうべき共通の目標があり、共感していること(約20票)
第2位は、個々の強みを生かし弱みを補う役割分担(自分の存在感)(約15票)
第3位は、メンバー間で深い信頼関係(尊敬、認め合い)があること(約10票)


という結果でした。
言葉は違えど、皆が同じような方向性のことを述べてくれたと共に、この順番(得票数の多さ)についても考えさせられることが沢山ありました。私の解釈では、良きチームである為に、皆が信じ共有できる「ビジョン」が必要不可欠であり、社員の皆もそこに同意してくれているという事でした。

ユニラボは、チームとして未だ成熟しておらず、色々なことが言語化されていないのが現状です。今年は改めて弊社の原点である「コンパス」と向き合い、今度こそ「一つの価値観で一丸となる会社」を目指していきたいと考えます。現在、再定義プロジェクトの終盤を迎えており、4月の全社会議で発表する予定で進めています。


最後に、今年に入って読んだ本でとても良かった、あるネット企業の「良いチームに関する考え方」が私の価値観とも近く、とても良かったので、ここでも紹介させて頂きます。

私が20代(前職時代)のときは、少なくてもこういうチームだったと思います。だから日本中で他の会社を探しても、これ以上のチームは無いと言い切れたのだと思います。

◆良いチームとは?の他社事例

・優れたチームとは、これからどこに向かおうとしているかをメンバー全員が知っていて、どんなことをしてでもそこに到達しようとするチームのことである。

・チームが最高の結果を挙げられるのは、メンバー全員が思うままに創造性を発揮して問題解決に取り組めるときで、切磋琢磨しながら素晴らしい仕事ができるメンバーが揃っているときである。

・優れたチームは嬉々として挑戦に立ち向かう。朝目が覚めたとき、「さぁ大変だ、頑張るぞ!」と思える。夢中になれる課題を与えられ、有能な同僚と一緒にそれに取りくむことが、何よりのインセンティブと感じるチームである。

2020年も良いスタートを切れていると思います。

新しく定義されるコンパスによって、この第二創業期のメンバーで深い信頼関係を築き、突き進んでいけることに期待し、そして心から楽しみにしています。今回の見直しを出発点として、改めて社員一丸となってビジョンに向かってまっすぐ進んでいければと思います。

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ユニラボの代表取締役CEOの栗山です。BtoB受発注プラットフォーム「アイミツ」を運営しています。会社の様子をコツコツ配信しています。皆で良い会社作りを目指して七転八起ですが、目標はブレずにまっすぐ突き進んでいきます。
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