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ユニラボのカルチャーコード
ユニラボのカルチャーの元素記号は何なのだろうか。
2020年の初めから、そこに向き合い、自分自身との対話を続けてきました。
社員の皆の一人ひとりと向き合う時間も創りました。
社員全員が「良いチームとは?」について自分の考えを纏め、発表もしてみました。
現在、正社員数は50名を超えました。おそらくすぐに100人を超え、私自身がじっくりお話できない方も増えてくることでしょう。
ベンチャー企業として、今世にないものを生み出すことに挑戦し、失敗する。成長企業として、たくさんの壁にぶつかっていく。そんな日々の中で、立ち返る原点のようなものが必要だと考えています。
3か月間向き合って出した結論を、未来の為に書き記したいと思います。
今回、ユニラボのカルチャーの根幹に、「まっすぐ」を掲げました。
一番大事な価値観の根幹なので、たくさんではなく、たった1つに絞りこみました。悩んだ結果、最終的な結論は、これまでの6つのコンパスを、1つに絞るという形でした。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33349986/picture_pc_89fde9a3594741098de99f2fd9791fbd.jpg?width=1200)
会社が大きくなり、多様なバックグラウンドをもった社員でチームを創るにあたり、 上司部下、チーム間、新旧社員の皆が、スピード感のあるスタートアップにおいて、 全員がまっすぐでいられる、まっすぐにいたいと思う組織であり続けたい。
そして、「まっすぐ向き合う」その対象として、最も重要な3つを掲げました。
それは、「顧客」と「目標」と「チーム」です。
<ユニラボコンパス(2020年版)>
『まっすぐ』
▶顧客にまっすぐ向き合う
私たちは、すべての顧客の成功の為に、全力を尽くすことを約束します。
その為に、プロフェッショナルであることに拘り、高みを目指し成長し続けます。
▶ チーム全員にまっすぐ向き合う
私たちは、立場に関係なく、良い悪いをはっきり言えるチームを目指します。
チーム全員にリスペクトと感謝を持ち、信頼関係を築きます。
▶ 成すべきことにまっすぐ向き合う
私たちは、自身とチームの目標達成に向けて真剣に取り組みます。
最速かつ最高のアプローチを探求し、諦めずに粘り強くやり抜きます。
![画像2](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33350051/picture_pc_4654a6a39b2bbd14223de22b4fa9c8cb.png?width=1200)
新しいコンパスで、クレドカードもリニューアルしました。
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33350064/picture_pc_f04fe743a0fdf16f2c92b8d777641e44.png?width=1200)
今年の夏は「まっすぐTシャツ」で!
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33350067/picture_pc_c2b040362bda5cf3060a8d04a7c0241a.jpg?width=1200)
2019年まで3年間活用してきた、旧コンパス(Value)からの変遷も書き記します。
<ユニラボコンパス(2017年版)>
「オーナーシップ」
最速PDCA
本物コミット
圧倒的存在感
「メンバーシップ」
全力信頼
まっすぐ
チーム主義
この6つのコンパスの中で、最も重要なものは何か?と問われた時に回答できない自分がいました。 どれも重要事項であり、優劣をつけるものではないと回答してしまったのですが、 やはりそれではいけない。本当に大切なものはたった1つで充分なのではないかと、今は考えます。
また、以前のコンパスの課題として、to be(ありたい姿)を表現してしまっておりました。 圧倒的存在感を発揮したり、全力信頼(全員と信頼関係を結ぶ)など、非常にハードルが高いことを 価値観として定義し、社員全員に求めていくということが、果たして正しいのどうかの問いです。
Valueは会社の価値観として、それが採用基準となり、全員が順守できていることであって、 理想状態を掲げるものではいけないとの反省から、今回の変更に至った次第です。
最後に、今回制定した「まっすぐ」という言葉について、私のイメージを記しておきたいと思います。
私たちはサービス提供を生業としており、会社の財産はすべて「人」であることから、 「まっすぐな人柄」を通じて、それが顧客にも、目標達成にも、仲間にも良い影響が伝播すると考えます。
まっすぐな人とは、
・人を疑わわず、裏切らない
・嘘をつかず、裏表がない。隠しごとをしない
・猪突猛進である
・正義感が強く、悪いことを嫌う。
・ルールを重んじ、厳守する
・家族や友人を大切にする
英語で言えば、どんな単語になるのだろうか考えてみました。
・integrity(インテグリティ):高潔さ、誠実さ、真摯さ
・sincerity(シンセリティ):誠実、真実、誠意、正直、裏表がない、偽りがない、率直さ
が近しいと考えています。まっすぐだからと言って、決してstraightではないですよね。
また、integrityについては、Wikipediaでの説明が非常にしっくりきています。
「正直さの実践と共に、高い道徳・倫理的な原則と価値観を持って一貫し、妥協なくそれらを遵守する振る舞いを指す」
また、四字熟語で説明するとすれば、「質実剛健(しつじつごうけん)」がフィットするでしょうか。
「質」には質素、「実」には誠実という言葉があるように、「質実」とは、飾り気がなく素朴で、誠実で真面目な様を言い、 一方「剛健」とは、たくましく健康である様を表す言葉です。
最後に、「顧客にまっすぐ向き合う」ということについても解釈を述べておきます。
私たちは、発注業者選びのコンシェルジュというコンセプトでサービスを展開しており、 創業期から、おもてなしの心を持ち、感動を届けるという言葉を折に触れて使ってきました。
ただ、今回コンパス(Value)を再定義するにあたり、その存在前提を、全員が順守出来ている憲法とも言える存在と定義した為、悩んだ結果、お客様に感動を届けるという言語は取り入れませんでした。
その代わり、お客様に対してまっすぐ向き合っているか?お客様の成功の為に全力を尽くしているか?プロとして対峙しているか?常に成長を目指しているか?という自分たちへの問い掛けを加えています。
すべてはお客様の便利のために、自らを律し、誠実に、真摯に努力を続けていきたいと思います。
ビジョンである「インフラを創る」というコトにまっすぐに向かって、 顧客にも、目標にも、そして仲間もまっすぐでいることが必要不可欠であると考えています。 そして、これがユニラボの元素記号たる価値観の根底であろうと結論づけました。
これからは、最低でも四半期に一度は、自分たちがまっすぐ居られたかどうかを確認し合いましょう。
・顧客にまっすぐ向き合う
・成すべきことにまっすぐ向き合う
・チーム全員にまっすぐ向き合う
ビジョンの実現向かって、「まっすぐ」をコンパスとして、ユニラボ号の舵を切っていきたいと、決意を新たにしています。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/33350127/picture_pc_eadb45c92df672b0624fcb2af753d1b3.jpg?width=1200)