CTOの相棒のダーさん
今日は、皆から愛されるフルスタックエンジニア「ドバン・コクダ(通称ダー)さん」をご紹介します。
ダーさんは、ベトナム・ダナン市で生まれ、ホーチミンの工科大学を卒業後、日本とベトナムにて主に受託開発を手掛けてきました。業務システム、IoT、組込みシステム、モバイル(ガラケー、スマホ)、ソーシャルゲームまで、ありとあらゆる案件をこなしてきたスーパーエンジニア。
大学生の頃は、日本でいうロボットコンテストのようなものに出場し、徹夜で取り組んでいたとか。 とにかくコミット力が強く、弊社でも1、2位を争うハードコミッターだと思います。
初めてお会いした際の印象は、とても爽やかで人懐っこいので、いわゆるエンジニアという感じがしない。 物腰柔らかい感じがユニラボの雰囲気とマッチしていて、すぐに仲良くなれました。 その日に私たちが作った肴で酒を飲み、面接に来たついでにちゃっかりお花見をしてから、(当時仕事で滞在していた)長野に戻っていきました。
入社した2017年当時の写真です。2人とも今よりも痩せています…
弊社にとっては、初めての外国人採用です。
ダーさんの日本語コミュニケーション歴は既に8年の実績があるものの、共通言語もなく、私たちも慣れていないこともあり、所々言葉がわからない部分もありました。そんな中で、若干は不安な気持ちもあったことは事実です。
菅原さん(共同創業者でCTO)は、例え日本語が多少不自由だとしても、「ソースコードを通じて心を通わせられると思う」と名言で後押ししてくれたので、即日オファーを出させていただきました。(余談ですが、弊社のソースコードはとっても綺麗で、コンパクトに整理されていると誰からも評判なのです)
私自身も何度かダーさんとプロジェクトをご一緒し、一緒にモノづくりをさせていただきました。 (営業支援ツールのSFAを内製開発した時は、たった2か月で最速で仕上げてくれて感動したのを覚えています)
一緒に働いた方は分かるのですが、「期待した以上のモノを創ってくれる」という点が、とても素晴らしいです。使い易さ(ユーザビリティへの想像力)という観点はもちろんのこと、事業モデルを考えてしっかり収益のことまで見据えてくれること。もちろん技術の研究も素晴らしい、昨年度はVue.js など新しいフレームワークを弊社の将来を見越して導入してくれました。プロ意識が高い(責任感のようなもの)という言葉よりも、純粋に楽しんで開発しているという印象を与えてくれます。
また、何か不具合があれば、すぐに現場に飛んできて解決してくれるフットワークの軽さ。 社内の飲み会やイベントには必ず顔を出して、フレンドリー精神で愛を振りまいている、などなど。 弊社のコンシェルジュサービスにも近い、「おもてなし精神」を体現してくれている社員と言えるでしょう。
2019年度は、第2四半期に「チーム主義賞」、第4四半期は「MVP」ということで、 2回もMVPを受賞するほど、縁の下の力持ちとして、会社の成長をリードしてくれました。
第2四半期MVPの写真(2019年7月)
社員からの投票で決まる「チーム主義賞」を受賞。
弊社は、CTOの菅原さんが「神」と崇められているが如く、何でもこなせるスーパーエンジニアです。
一方で、菅原依存が強い点も長らく課題となっていた為、ダーさんがこの数年で大きく存在感を増し、 現在の弊社の開発体制は、菅原&ダーの2トップ開発体制にシフトしていくことができたのです。 ひと昔前に比べると大きな飛躍。これもダーさんの成長のお陰なのだと思います。
そして!!!
そんなダーさんが今回連れて来てくれた同い年のお友達が、グエンニャンさん(通称ニャンさん)です。 ニャンさんは、ベトナム・フエ市出身で、ホーチミンの自然科学大学を出られた後、ベトナムで起業(電子会議システムの開発)した後、2014年に家族で日本にやって来ました。ベトナムでは株式トレーディングシステム、日本では事業会社で電子雑誌などを開発していたとの事。今年の2月から弊社のリードエンジニアとしてジョインしてくれることになったのです。
入社後に知ったのですが、ニャンさんは、母国ベトナムでエンジニア向けの技術ブログをやっていて、5年で20万人以上、月間1万人に閲覧されているということで、驚きですニャンさんのエンジニアブログはこちらです。
弊社のエンジニア採用はこの所リファーラル(ご友人紹介)が多かったのですが、今回のダーさんからの ニャンさん紹介は、いつも以上にとても嬉しく、感動的な出来事でした。
この最強コンビが誕生したことで、遠くない未来(できれば今年にも!)に、ベトナムでオフショア開発拠点を持てたら良いなと考えるようにもなっています。にわかに巻き起こるベトナムブームに今弊社は湧いています。
昨年末の忘年会。入社前にも関わらずニャンさんが参加してくれました。
社内で飲んだり食べたりするのは初めてだったようで、とっても楽しんでいってくれました。
アイミツ事業を始めて6年が経過しようとしています。
その中で、プラットフォームサービスを全て自社開発するというのは、本当に大変なことだと痛感します。(とは言え、私は何ひとつ開発はしておらず、エンジニアの皆の苦労話を聞いているだけですが…)
現時点で、アイミツ事業の全システム構成を把握しているエンジニアが誰もいないような、大きく複雑なシステムになりました。一方で、フロントエンド、バックエンド、営業、経理、契約等のシステム、サーバー運用、将来を見据えたR&D、これらを全部内製化し、スピーディーに改良を加えていくということは、とても遣り甲斐があります。
日本中の優秀なエンジニアは、未だSIerとして活躍されている方が多いと聞いています。受託開発、SES等で活躍する方々に、自分の会社だ!自分の事業だ!とオーナーシップを感じながら、新しい技術にも向き合うことができれば、何倍もエキサイティングになるのではないかと想像します。
近い将来は、もう少し突っ込んだ技術研究や、実用化に向けたチャレンジができると良いのですが、 当面は目の前のお客様の不便の解消に向けて、ひたすらサービスの改良の日々が続くと思います。 その中で、一緒に切磋琢磨できるハイレベルなエンジニアを集め、スタートアップならではの ダイナミックな成長と、技術者としての成長を追求できる環境を、諦めずに追い求めていきます。
経営者である私が技術を習得していないという非は認めた上で、それを補ってくれる起業の相棒菅原さん(CTO)は全力信頼関係にあるし、3年前の創業期からジョインしてくれて、CTOの相棒になったダーさん、そしてそのお友達のニャンさん、他にも沢山の一流エンジニアがいて、今のユニラボは、多数のエンジニアが凌ぎを削る職場になってきたように感じます。
エンジニアチームの新年決起会。パパ&ママ多数の為、何と17時開始!
みんな仕事してるのに、缶ビールのぷしゅーっという音がオフィスに響き渡りました笑
エンジニアチームの皆さんは、頑張って1年後には2倍、3倍の開発チームにしていきましょう!!
(ちなみに現在、正社員、業務委託合わせて総勢20名程度のチームです)
経営者である私が、エンジニアの皆さんに対して、お約束したいことは3つです。
募集 :事業を牽引する、Webエンジニア募集!
最後に、ダーさんとニャンさんから、ベトナムで活躍されているエンジニアの皆さんに業務連絡です。