♯9 上司の遅刻大喜利に振り回される職場
ある企業。
毎朝、必ずと言っていいぐらい遅刻をしてくる上司がいた。
持病があったり、何か個人的な問題を抱えているのかもしれない…
本当のところは本人にしかわからない。
だが、贔屓目に見ても、薬を飲んでいる気配はなく、一人暮らしで独身を謳歌しているらしく、勤務中はとても元気なのだ。
周りからはほぼ寝坊であることを確信されていた。
本人も多少の罪悪感は感じているようで、
常習過ぎて、周りの社員には遅刻連絡をしにくいことを察している。
そこで絶好の存在が派遣社員だ。
決して自