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ウダイプル、シティパレス・フォト【インド#12】

インド、ラジャスタン州を旅して私が訪れてきたどの町にもあったのが、巨大な城、そして宮殿。


ジョードプルではメヘラーンガル城内のパレスを見学したが、ウダイプルにもシティパレスがあり、そこも見学に行くことにした。

そこで見たパレスは、私の心を鷲掴みして虜にする世界が広がっていたので、GRのカメラで写真を撮りまくってしまった。
まるでテーマパークのように、とにかくワクワクしたのである。
ウダイプルや、シティパレスの歴史背景や成り立ちなどはwikipediaを見てもらえば分かるが、私のnoteではそこは今回もすっ飛ばして、ウダイプルやシティパレスで撮った写真だけを紹介したい。

大量にある写真の中から、ざっくりとジャンル分けをしてここに貼り付けたので、少しでも私の興奮が伝わればいいなと思う。

①初めて見たウダイプルの町に、息をのむ

ウダイプルには夜に到着したので、町の全貌がよく分からないまま翌朝を迎えた。
リスク面を考慮してあまり夜に新しい町に到着しないようにしているのだが、時々どうしても夜に到着してしまうことがある。そういう時の翌朝が好きだ。
突然新しい世界に紛れ込む感じがしてワクワクするのである。
ウダイプルに着いた翌朝も宿の近くを軽く散歩するつもりが、山に囲まれながらも、すぐそこに大きくて美しい湖があり、白く美しい建築物などの景色が飛び込んできたので、これは参ったなと息をのんだ。

宿のすぐ横の橋。人造湖。
こういうアートもオシャレだった。
湖に浮かぶ白いホテルは、私の好きな女優中谷美紀様が宿泊されたレイクパレスホテル。
ホワイトシティの名にふさわしい町だと思った。


②シティパレスへの道に、高ぶる

町の真ん中にあるシティパレスに行ってみることにしたのだが、大きな王宮が青空と水色の湖に白く映えていて、近づくごとに高ぶっていった。

ラジャスタンでよく見るタイプの猿
シティパレス入り口


③門や窓やモザイクのデザインに、夢中になる

パレスに行くまでにいくつかの門をくぐり、パレスの中でも門がたくさんあった。
ここの門は、モロッコやスペインで見てきたイスラミックなモザイクのデザインとは一味違う世界観。ラジャスタンの色彩やデザインとヨーロッパのテイストが融合したような世界に夢中になる。

マハラジャが描かれている。
ロータスモチーフが多いのはアジアの特徴の気がする。
入り口に入るとこの階段。しびれる。
かと思えば、えらく残酷な絵。
家のドアをこういう形にカットできないもんだろうかと考えた。
レイクパレスホテルが見える。


④回廊と光に、見惚れる

回廊ってものが私は好きだ。
日本の寺社仏閣にある和風の回廊も厳かな気持ちになって好きだし、スペインのカミーノでいくつも見たキリスト教の教会などの回廊も好きだ。
インドの宮殿の回廊もなかなか味わい深いものがあった。
回廊は涼しいという意味でも好きである。涼むついでにベンチに座ってゆっくり回廊の中で休憩できたおかげで、隅々まで見ることができて良かった。


⑤テーマごとのカラフルな空間に、ときめく

パレスの中ではたくさんの部屋を見たのだが、それぞれにテーマがある気がして楽しかった。
テーマカラーもいろいろあったが、やっぱり青い壁が好きだなと思った。
それぞれの細かなデザインや色の合わせ方などにかなりときめいて、旅が終わったら自分の部屋に取り入れたいなとか考えたりした。

青の世界
ピンクの世界。たくさんの額縁を飾る壁はそれだけでセンスがいいなと思ってしまう。真ん中に私。
天井にロータス。少し仏教的なテイスト
外観のデザインも格好良い。
イラストがラジャスタン風
黄色の部屋。
ちょっと悪趣味な気がする部屋
派手派手な部屋。マハラジャの趣味だと思われる。
黄色い部屋も結構いいなと思った。
水色に白でラインを入れるのはオシャレだなと思った。
この部屋が一番私の趣味に近い。
青い壁はやっぱりいいな。
花のモチーフのデザインに床の幾何学模様をあわせるセンス。
孔雀のモザイク。
鏡を使う感じがインドぽい気がする。
床がポップ。
こういう色もいい。


⑥日没の帰り道に、ため息をつく

色やデザインの洪水に溺れて疲れ果てた状態となり、閉館時間を過ぎてしまい、シティパレスを追い出されたら、日が暮れはじめていた。
空や湖の色が刻一刻と変わっていくのが美しくて、時々立ち止まってはため息が出た。



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