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キャンプでマシッソヨ
今回のキャンプ飯についてまっ先に書いておくが、テーマは韓国縛りである。
なぜかというと、現在減量中で肉一筋の私の体に革命が起こり、野菜を積極的に摂るようになり、キャンプ飯で野菜と肉料理の融合を考えた末、「サムギョプサル」という最適解が出たからである。
それに合わせてナムルも要るだろうし、韓国海苔、ダシダのスープ、チヂミ、プルコギも合わせたいし、チャミスルも要るだろうと想像が膨らんだため、韓国をテーマにしたキャンプ飯を作ることにしたのであるニダ。
野菜を一緒に食べれば太らないという都市伝説を聞いたので、サンチュで巻いて肉を食べればカロリーゼロになるという、サンド伊達ちゃんもまだ思いついていないであろう抜け道を私は見つけた。
よし。
巻いたろうやないかい。
キャンプで、何でもかんでもチョコレートをつけまくって研究していたあの頃の私とは一味も二味も違う。
さて今回のキャンプは、新たにアルコールストーブというギアを試すのも目的の一つ。
これにダイソーで買った100円の鉄板を乗せてみるという訳の分からないスタイル。
うーん。
初心者には少し難しかった。
夜に使うと静かで炎のゆらめきとかいい感じではあったが、凝った飯には向かなそうである。
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結局バーナーとフライパンに変更した。
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豚肉はハサミでチョキチョキやるのが面倒なので切って下味をもみ込んでから持参。
もやしナムル、ほうれん草のごま和え(これは韓国ではなく和食だった、間違えた)、たたききゅうりの韓国風も自宅で作ってから持ってきた時短という名の手抜きキャンプ飯の副菜。
チヂミを家の冷凍庫に入れたまま忘れてきたことを思い出して、しばらく呆然とした。
痛恨のミス。
しかし、気を取り直して、ビビコの海苔巻きを軽くごま油で炒める。
ダシダで作った即席韓国風水餃子スープに、チャミスルすもも味。
小皿料理をたくさん並べたのは、韓国の食堂のおばちゃんがあれこれ食べなさいと持ってきて、もらいすぎちゃったわという世界観のオマージュである。
もうここは東大門と言っても過言ではない。
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豚肉を焼いてサンチュで巻けば良いだけの状態でスタンバイ。
念のためのアレンジ用にアルミホイルに包んだチーズをとろけさせたトッピングも用意。
チョコレートフォンデュ研究所時代の遊び心が引き継がれている。
ちなみにタレは、研究を重ねてオリジナルに調合してきたものを2種類。
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1つめはサムジャン(コチュジャンほど辛くない韓国の味噌)に、ちょびっとでも辛いのが苦手な私は、みりんとハチミツを足してちょうど良い甘めの味噌ダレを作成。
2つめは1月に行った飛騨タイムループ旅で買ったくるみの味噌。少しマヨネーズを混ぜてみたら絶妙に美味しくなったので、絶対に豚肉に合うと思って持ってきた。
さて、実食。
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前回の琵琶湖キャンプと違って、
芝生がすごく綺麗な緑色
具材の広げ方やパーティー感はチョコレートフォンデュ研究所の名残りを感じる。
理念は残した新たな研究所の設立ともいえよう。
ナイスなサムギョプサル・アレンジメント・カンパニー、略してSACとする。
オリジナルに調合した2種類のタレも、バッチリ私好みの甘めの味になってて天才的。
しかし、SACは忙しい。
焼いたり裏返したり、乗せたりつけたり巻いたり、口に放り込んだり、そしてすすったり。
流れ作業を一人で行い続けるのは重労働であった。
手が汚れるから写真を撮る暇もなく食べ続けたが、どの組み合わせもまたしても大成功。
肉を全て焼くだけ焼いて、火を消して、ゆっくりと巻き物タイムに入る技を覚えてからは、落ち着いて延々とダラダラ食べることができた。
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チーズ入りのジョンソンヴィルも、サムジャンをつけて巻いて食べた。
いつものホットドッグから、一気にヘルシー食になってびっくりした。
そして、私自身も一気にヘルシー人間へと変貌を遂げていて、我ながら笑った。
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余ったサンチュや具材は、韓国のサリ麺を持ってきているので、翌日に何らかの麺料理にする予定。
しっぽりとチャミスルをいただきながら、韓国に想いを馳せる夜。
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どれもマシッソヨな夜であった。
韓国マシッソヨキャンプ飯の続きはこちら↓
ソロキャンプのもろもろはこちらのマガジンにまとめてます。↓
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