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ホットクで生誕を祝う朝

韓国縛りでキャンプをしているが、
韓国料理と言えばキムチで、私は辛いものが苦手なのでキムチは食べられないのだが、キムチや過度な唐辛子を使う料理以外の韓国料理は全般大好きである。
牛の焼肉、プルコギ、タッカンマリ、コムタン、マンドゥ、キンパ。
そして韓国のスイーツ。やたらとおしゃれなカフェで食べるケーキとかカキ氷とか、ひねりまくってるスイーツやフルーツが乗りまくってるケーキが大好きである。
(以下、私がソウルで食べたスイーツの一部)

いわゆるインスタ映えの先駆け
フルーツジュースはボトルごと貰えるから嬉しい。現在、このボトルは我が家にてプロテイン入れになっている。
これ、真ん中は綿菓子のドリンク
この植木鉢は、確かチョコレートプリンだった記憶
冬の夜の極寒の明洞は、カフェでこういうのを食べるに限る




でも、何となく韓国飯で、今日ものすごく思い出すのは、韓国の街中の屋台で焼いてもらうトースト。
バターを溶かした鉄板にトーストをそのまま置いてプルコギやチーズ、ハムをトッピングして焼いて挟むシンプルなホットサンドなんだけど、シンプルな具材でも甘めのソースとカリッとした食感とで絶妙に美味しくて、ソウルへの旅行の時は、毎朝食べに行っていた。
焼肉やサムギョプサル、ビビンバなんかは日本にある韓国料理屋で本場の味を食べられるけど、あの韓国のトーストって実は意外と現地でしか食べられないから貴重だったなあと思う。ああいう現地でしか食べられない美味いB級グルメも旅の醍醐味だなと改めて価値に気づいた韓国しばりのキャンプ。

今回のキャンプ中に、Amazonプライムで見た映画「シェフ 三つ星フードトラック始めました」の影響もあるかも知れない。
しめちゃんの言う通り、ただただ明るい映画を選んでみた。


(期待していなかったが、内容はシンプルなものの予想外にいい映画だった。ドラマER時代から何となく好きなジョン・レグイザモのラテンな魅力がものすごく出ている。RDJとかスカヨハとかも。挿入歌もラテンで、どれも格好良いのでサントラをダウンロードして通勤中のBGMにした。テンション上がる。)
主人公たちがものすごくエンピンガーオ!なキューバサンドイッチを焼いているのを繰り返し見ていて、カリッとしたパンが食べたくなっている口になってしまった。
そういえば、私がキューバで食べたご飯の中で1番美味しかったのは、ハバナからバラデロへ向かうバスに乗る前に、バス乗り場のホテルのカフェで急いで買ったガーリックでソテーしたチキンを挟んだキューバンサンドイッチである。
バスの中でポン子さんと分けて食べたが、あれは飛び抜けて美味しかった。
また食べたいなぁ。


さて。
朝ごはんは、そんな韓国の屋台トーストでもキューバサンドでもなく、業務スーパーで買ったチーズのホットクにした。
前置きから関係なさすぎる展開だけど、良いの良いの。ホットクも韓国でよく食べたスイーツではある。
せめてカリッと焼こうとは思っているから、長い前置きは見逃してほしい。

ホットクとは韓国風のホットケーキで、あんこが入ってるタイプの方が一般的かも知れないが、私はチーズ入りをチョイス。
フライパンで表裏を焼いて、ちょっとチョコレートでデコレーションしてハチミツをかけて完成。


45歳になる日の朝に、キャンプをして、自分でホットクにピンクのチョコペンで「45!」と書いて食べる45歳ってなかなかいないだろう。
私は唯一無二の存在。
めでたい朝であり、ワンダフルな45歳の始まりである。

しめちゃんと先日、夜喫茶に行く前に2万年ぶりに立ち寄った南堀江で買った雑貨屋ピサヌロークのチープなピンクのお皿とカヌレ(おっと、韓国ではなくおフランスだ)と共に。

琵琶湖は今日も穏やかである。
強風は吹いておらず本日はテントも飛びそうにないが、灼熱の太陽が上りつつある。
昼ごはんも早めに作って食べちゃおうかな、と思ってまたぼーっと過ごす朝。
誕生日おめでとうメールが、私の数少ない友達の全員から届いてニンマリした。
なかなか良い出だしだと思った。
来年の誕生日はどこにいるのだろうか。
自分の1年後が全く読めないのが良いなと思った。




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