「嫌だ」を『相手が悪い』に変換し、不満のコレクションをする人々【本日の呪い】

色んな人、色んな世代、色んな価値観がある中で、あからさまな嫌がらせやハラスメント系の被害にあったりや。
そうでなくても「何かヤダ」とか「無性に不快」な言動を、相手に悪気がなくってもされることとかあるだろし。
誰しもが、そんなこともあらぁなは、この世の常ではあるの だが。

この『何かヤダ』を誰かに思わず話すとき、同意をして欲しい一心か。
良いや悪いじゃないことも『相手が悪い』に変換し、ただ起こった事実とか気持ちを話すに止まらず。

「だってあの人、普段から〇〇なことをしているし」とか
「こないだなんて、××でこんな変なことをしていたし」とか
「こっちが気を使って〇〇してあげたのに」みたいな

「で、それで何の迷惑被ったの？」って部分まで、
『不満のコレクション』をしちゃう人 わりと身近に居るオイラ。

ただただ普通に、
「こんな事言われて嫌だった」とか「こんな事されて辛かった」なら、
否定する必要もなく。
「そっかぁ、そりゃあ嫌だよねぇ(°ω°)」とか、「あ～、そういう嫌もあるんだね(°ω°;)」って話に普通になるのだが。

更にそこから脱線し、いかに相手が不快だかの補完をしなきゃと思うのか

「お互い嫌いな者同士、業務以外の部分なら関わる必要なくない？」や
「もうウン十年前から、そう言う相手だってのになんで地雷撒くの」とか
「嫌いな相手の行動の直接実害ないもを、何でわざわざ見るの？」やら

「特に仕事や義務じゃなく『してあげた事』への反応が、そんなに嫌なのだったらば。『～だからこうしなきゃ』みたいな常識気にせずに、嫌なら断りゃいいんだし次からしなけれりゃよくないかい？」って、なるような

ツッコみどころが満載の不快や不満の原因に、わざわざ自分で関わって
もしくは相手を観察しネタを集めて来られると

「ん～　ん？(°ω°｀)」って、その辺は同意できなくなるオイラ。

自分の『不快さの正当性』を、否定されずに同調をされたい心理のソレなのか ソコの真意は知らんけど。イライラもやもや溜めてまで

いかに『相手が悪いのか』を、必死で集めるその癖はドコで手にした呪いかね？(°ω°)

と、

嫌なものは嫌だから時間とるのも嫌ですな、猫なオイラは不思議だわい。

で、

友人ワン子さんもこの癖が、元々結構あるのだが。そんな時に話すのが

「こんな嫌なことあった！って　オイラに話をする時に、無理やり納得さすためのコレクションとかなくっても。『そんなこと言っちゃダメ！』なんてオイラ言った事なかろう？(°ω°)」と、そんな内容なのだけど。

『嫌は嫌でいいんだよ』ということを、自分に許可ができないとそういう癖って抜けぬのか。
それとも自分に対しての『嫌な事する存在』を、潜在的に求めててソコを居場所にしちゃうのか。

そこの所の感触は比率色々入り混じり、理由は一つじゃないだろし。
人によってのそれぞれの、染みつく潜在意識とか背景部分も違うけど。

純粋なただただ感じた「嫌だ」なら、ソレを吐きだし出るモノは出したらその分で軽くなり薄くなってくモンだけど。
わざわざ自分でかき集め『コレクションした不満』だと、出せば出すほど顔を出す不要に相手を落とすよなネットリ感とかあるもんで。

わりと素直な友人のワン子さんにはそんな時、
「ま～たコレクションしちゃってるね(°ω°)」って、言うのが近年定番で

「え？またアタシまたやっちゃってるΣ(°☐°;)」って言えるのは、ワン子さんの持っておる素直の強みの部分だし成長ポイントなんだなで。
ひょんなことから色々とプライベートの突っ込んだ話しするよになってから、かれこれ4～5年くらいとか多い時には毎月2～3回。最近は、1～2カ月に1回くらいの間隔で、パンクしそうになる時に夜中の電話が来た中であれこれ毎回3～5時間、おバカな雑談含めつつゆるっと話しておったらば。

ついに最近ようやっと、コレクションをしておった 自分も相手もひっくるめ
『どーでもいい』って感覚を、「心底どうでもよくない？」と自分自身に問いかけてストンと何かが腑に落ちた実感含めてできたよで。

『どうでもいいって、凄く楽っ！(°▽°)』

って感覚を、知識や言葉のソレじゃなく自然に吸収したらしく。

っていうか、何でアタシあんな嫌いな相手とか無駄なことわざわざ気にしてたんだろね。嫌いな相手にまで気を使ってイライラしてるとか、自分の時間超ムダじゃん。
『どうでもいい』って投げやりとかじゃないいんだね、『どうでもいい』ってこんな良いモノだったんだぁ(°▽°)

と、

ふいに憑き物落ちたよに、話す内容そのものはオイラは変わっていないのに、ナニカ吹っ切れちゃったよで。
「オオッついに！猫の世界にいらっしゃい\(ФωФ)/」てなったのが、つい最近のトピックス。

同じ感じで話しても、ウン十年と変わらずに毎度同じ愚痴言って、なんなら愚痴になるような事を自らしにいって報告しに来る人達は全然変化をしてないし(代表例はお母ちゃん)。

同じ指摘をされた時、自分の中身を確認し原因探しに行けるのか。
脊椎反射で拒否をして『誰かが悪い』に変換し、自分自身に眼を向けず相手のダメさを居場所にし共依存していたいのか。

ソコのあたりがパッと見に同じ感じで愚痴こぼし、不満やイライラすることをわざわざ感じに行く人の
分かれ道なのだろかなと、猫なオイラは感じたわい。

ワン子さんとか見ておると、ウジウジ悶々イライラを感じ尽くした数年も、それがなければ『心底のどうでもいい』にはならないし。

安易な同意は求めずに、んだけども嫌な気持ちも避けないで

嫌は嫌だを無視せずに、自分事とし受け止めて。
嫌を嫌だと思いつつ、何で手放せないのかと。感じ尽くしていくように確認していく時間って。パッと見マイナス感情に、囚われてるよに見えるけど。

ウン十年かけもう既に、呪われちゃったりしてるなら。
呪いの正体掴むには そんな時間もモヤモヤも、必要だねって化け猫は横から見ていて思ったわい。

ワン子さんが些細だがイライラ感じる同僚(年下だけども正社員)の、凡ミス忘れが多発するネタもあったのだけれども。
「ソレは どこのオイラだね？(°ω°;)」くらいに うっかりポチ兵衛と、忘れ物とか失敗の仕方があまりに似すぎてて。
「耳が痛た～い(((°ω°))) 悪気はナイけど耳が痛～い、オイラもめちゃめちゃソレやるし。「どこにやっやと思う？」って後輩君に毎度聞き、分かる訳がないでしょ！て怒られたりとかしておったぁ(((°ω°)))」って、失敗談義にことかかぬおバカ話をしていたら

「でも、こんなにやらかしするんだよ」から「うっそポチってそうなの？」が、「そんなとこまで似てるの(笑)」にジワジワ ジワジワなってって。
自分を変態言うとこも含めてソックリ(自分の普通をしておるとどうせ変って言われるし最初に申告するスタイル)だなぁって、爆笑話に着地してイライラすっかり消えてたし。

許せるダメさと 許せないダメさの境目なんてのは、大きな実害ない限りそんなモンなんだろうねで。

嫌な事とかイライラを口にしたらばダメだとか、目隠しポジティブ拗らせたイイヒト発言盲信し妙な溜め込みするよりは。

(自分が聞きたくない愚痴を、言うなて言葉そのものが。愚痴や他者への強要の色を含んでおるよねと、猫なオイラは思っとる)

嫌は嫌ってそのまんま誰かに話してみることで、思い込みとか誤解とかそんな部分が溶けたりや。お互いズレてる常識の認識部分に関しては、直接相手に言う事でお互い譲歩ができること・出来ないことの線引きが進んでいくのもあらぁなで。

(「結果お互い合わぬから、距離を置く」でも、無理をしてしんどくなるよかマシだしね。20～30人集まれば一人二人はおるような、人間関係掻き回す演技性の自己愛は、下手に話すと厄介でちょっと注意がいるけども。ソレ含めて周辺と、嫌だや不快の違和感の事実を共有しておくと。自分の知らないところでの 有ること・無いことばら撒きの、防げる被害はわりとある。)

相手・場面によるけども

ここぞを見極めちゃんと出す、嫌は嫌っていう言葉。ホントはとっても必要で、大事なんだと思うのだ(°ω°)

『嫌は嫌だ』を否定して、自分の嫌だを無視すると心の感覚マヒをして。
自分の『好き』すら分からない、人になるのも呪いだが

ソレはまたちょい別話(°ω°)

そこのあたりの掘り下げは、上手くイメージ下りたらば別の記事とし書く
かもです。