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おはようございます、の意味を語る

人はいつか必ず死にます。

それだけは決まっていることです。


学生時代。

私が通っていた大学の教授が

突然亡くなるということがありました。

前日まで元気に講義していたのに。

朝起きたら冷たくなっていたそうです。


学生が参列する中、

ご遺族の方が泣きながら言っていました。

「なんの病気もしていなかった。まさかこんなことになるなんて思わなかった。でも、明るい学生の皆さんと一緒に過ごすことができて、主人はいつも楽しそうでした。」


胸が苦しくなりました。


入院していたり施設に入っていたりする親戚が亡くなるということは私も経験していましたが、

昨日まで元気だった人が突然いなくなることは

生まれてはじめてでした。


人間は、突然いなくなる。

もう言葉を交わすこともできなくなる。

そんな瞬間が必ず来る。

しかも突然に。


そう思うと、日々の生活がかけがえのないもののように思いました。


私は、子どもに挨拶の指導をするときには、このことを思い出します。

「先生は昔、昨日まで普通に挨拶をして、元気に過ごしていた人が、突然死んでしまうということを経験したことがあります。もうその人の言葉を聞くことができない。その辛さを知っています。」
「だから先生は、朝、みなさんと挨拶できることをとっても嬉しく思います。だって、皆さんは今日も生きていて、元気に学校に来ることができたのだから。」
「人はいつか死にます。しかもとつぜん。だからこそ、先生は皆さんと朝にする挨拶を大切に思っています。」
「おはようございます。」
「この言葉に、あなたが今日も無事で、元気でいてくれてよかった、という思いを込めて言っています。」
「皆さんにも、挨拶を大切にしてほしいと思います。そして、一緒にいられることの幸せを噛み締めたいって思います。」


教師が挨拶に本気になる

子どもに「挨拶をしなさい」と言っても、指導は入りません。

そういうときには、ストーリーを使いましょう。

私の話は本当にあったことですが、子どもは特にストーリーがあると心に響きます。

「語る」とは、ストーリーを語ることで、指導をするということです。

いつもストーリーがなくてはいけないというわけではありません。

ここぞというときに、ストーリーが力を発揮します。ぜひ明日からの指導に生かしてみてはいかがでしょうか。

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