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まっすぐに伸びるマコモダケ

マコモダケ、9/20現在、徐々に実ってきました。

少し早い印象ですが、
早めにどんどん取っていっても
いいかと思います。

というのも、まっすぐにピンとそびえ立ち、
葉っぱは尖っています。

マコモダケが密集している中に
入るのですが、
実はマコモダケの葉っぱで
顔にが切れることが
あるくらいです。

どうせすべて収穫はできない、(しない)。

だったら早いうちに
ゆっくりでもいいので進めていこうと
思います。

というわけで、初日、
少しだけ取ることにしました。

手前のところから取りました。
深入りはしません。

まず初めに感じたのが、
真っ直ぐに伸びる、勇士みたいな姿。

神が宿る植物、っていうのも
十分言えそうです。

何せ手前のものは、
高さ150cm超えています。

まだ若い、真っ白な実りです。葉はまっすぐに伸び切ってきれいです。


軽く1メートルは超えてます。長いものは150cm超えで、神聖な感じすらします。
色は真っ白です。
力強さを感じさせてくれる植物ですね。
一度植えたら、毎年育ってくれる、
完全なにもしない農法が成立する、
貴重な植物です。
この葉っぱ、ススキのようですが
全然違う存在感です。
お供えにしても良いくらい。


迷いましたが、まずは
お茶用にしてみました。
さっと洗って切る。
実は茎に近い部分を入れて
みたかったこともあります。
とても青々として、何か体にも良さそうです。
太い部分から炒るのがベストですが、
すべて一緒に
弱火でじっくり時間かけました。
弱火で混ぜながら、じっくりと炒る。
香ばしく、とてもいい香りです。
茎の部分も程よく焦げ、
乾燥もできています。
いい味しますね。
薄いようで、深い味。とても優しく、言いようがありません。
マコモダケとミョウガ、
一気に食べるのではなく、
まずはお供えしよう。
その後、調理しようと
思うようになりました。

毎年見ているのですが、改めて見ると、どうも神聖さを感じてしまいました。

ぬか漬けにしてもとてもおいしく、また生でもいけます。

こういう強い植物は、極力生で食べさせていただくのが良いかもしれません。 
酵素か何か生きる生命力のようなものがきっとあると思います。


植物の力を借りる。
こちらが生かされているようにも感じる不思議な植物ですね。

マコモダケが生い茂る中に蒔いた、ハッピーヒルという、福岡正信さんのお米。マコモダケに圧倒されていますが、確かに一粒からでも多く実ってきています。
ヤブツルアズキにも絡まれています。
それでも育ちます。

基本的に完全放置で
毎年時期が来たら、生えて実る。
こういう植物は生きる力が強いと
思います。

野草、山に実る柿、そのほか、あまり手をかけないものは本当にいいですね。

かなり急な斜面ですが、山にミョウガが生えてくるところがあります。すべらないように、
注意しております。
ミョウガが実ってきています。去年より一月遅れ。
山の成分を吸って育ったもの。同じミョウガでも、
畑のものとは何か
違うはずです。
ミョウガ、かってに育つ貴重な夏野菜。
洗うのは大変ですが、外側を薬味にできます。
ぬか漬けにしても絶品。
ピンボールサイズの白ウリも昨日取れましたが、
一日で見事なぬか漬けができます。


どれも地味です。
派手な演出や味付けなくても、
何やら味わい深い。

確かに収穫や下処理等は地味です。
調理してもカットするか、漬けるくらい。

単純シンプル。

それでも何か満たされる。

満腹や贅沢感とは違った、
良さがあると思います。

ふと思うと、どうも神聖さを
感じるからかもしれません。

私は何もしていない。

でも自然が生み出してくれる。

と考えると、
やっぱり神棚に祭りたくなります。

いつしか、自然が神だとする
気もちが何となく想像できる
気がしてきました。

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