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出来た!が得られる目標の設定の仕方

小学校からようやく教科書と課題の配布があり、新年度の勉強始められるぞ!ってなった今週の初め。

毎日の課題のスケジュールがきちんと建てられたプリントが入っていて、

「あ、私がスケジューリングしなくていいんだ!楽ちん🤗」

って思ったんだけど、よく見たら1日の量が結構わが子には多いなと。いや、普通に考えたらちっとも多くはないんだよ。せいぜいプリント5〜6枚。長女は出来る範疇の量なんだけだ、次女には無理とすぐ分かる。

だって、次女はLDがある。まずもって字を書くのがしんどい。読むのもしんどい。しかも昨年秋から不登校なので勉強が遅れてる。支援級にはずっと入ってるけど、支援の手立てがうまくは行ってなかった。ホント、支援の個別カスタマイズっていうのは難しいなって感じる。先生たちも良かれと思うこと、次女にマッチすると思うこと、してくださってたんだけどね…💦


さて、次女には量が多くても、何もしないわけにはいかないんだよね。『やりたくないけど、やらないのも怖い』のがうちの次女。じゃあどうするのよって話なんだけど、療育的な視点で言ったら『当人が間違いなくできる水準の問題を、集中できる時間で、集中できる分だけ』やろうになると思うんだよね。

で、私が判断する次女の可能な課題は

『小学校3年生の復習を漢字はコグトレで3文字、もしくは読んで書き方を覚える方法で3文字分。算数はプリント1枚(おおよそ筆算にして20問前後)。』


これを午前と午後に分けてやる。(隣に私が座って見守るのは必須)


少ないと思われるかもしれない。実力よりちょっと上!を目標にする人、それがうまく意欲を掻き立てる人ももちろんいる。でもうちの子のように、自分の力が信じられず、頑張っても自分の思うようにならず、逃げ出すしか自分を保てなくなってる子には逆効果になると思ってる。


確実に○をもらえる課題を集中が続く時間内に数題。できたらすかさず答え合わせ。そして

「できたね!100点だ‼️」

花丸でもなんでもいい。当人の満足がいくような褒め言葉や行動。満足感と達成感が大事。

これを積み重ねていくことで抵抗感や劣等感を少しずつ減らしていって、できる課題を増やす。これが私が今回立ててる企みなんだけど、


言うは易し、行うは難し


子どもはそんな簡単にこちらの策には乗ってこないんだよね💦うまくことが運んでも、結果が出てくるのは3ヶ月〜半年はかかると、今までの療育などの経験から思われる。


そう、結果がなかなか見えないの!


ここがお母さんたちがほとほと疲れて諦めちゃう理由なんだよね!


きっと『こんなに頑張ってるのに、全然成果が出ないなんて…』って悲しい気持ちになってるお母さんがいると思う。でも、すぐには成果は出ないんだよ。脳の中の整理には大体半年かかるんだ😵しかも情報整理があまり得意ではない発達系の子たちは、物事の関連性が分かるまでにすごく時間がかかったりしちゃう。だから半年以上続けて、忘れた頃に誰かに指摘されて初めて

『あれ?できるようになってたんだ!』

なんて気がつくこともたくさんあるんだよね。


自分を責めないでね。

無駄になんてなってないよ。

何もしないでいたら、絶対に子どもが何かに『気がつく』瞬間は来ないんだ。

毎日ほんのすこし、ひとつまみ分でも積み重ねれば、いつかは入れ物いっぱいになる日が来るんだよね。


ちょっと発達がのんびりだけど、発達の子は発達の子のやり方でちゃんと伸びていくから、私は諦めずにできることをするよ‼️


もちろん心配になったり、イライラしたりもするけど(笑)

そんな時には『私だけじゃない。同じように踏ん張ってる戦友たちがたくさんいるし!』って思うようにしてる。私が戦友が必要って思うのは、成果が見えない時でも『頑張ってるの知ってるよ!無駄なんかじゃないよ!』って言ってくれる人がいないと、1人で踏ん張り続けるのって難しいと思うから。で、うまくいった時にまは変化に気がついて『あ、できるようになってきたね!やったね‼️』って言ってくれるから。

子どもも、親も、1人で踏ん張るのはしんどいよね。出来ることをできる範囲で、諦めないで積んでいこう!今日失敗しても、明日は出来る。明日できなくても明後日はうまくいくかも。


そんな感じで子育てしてるんだけど、長女の私への評価は

「ざっくりしすぎ。」


です。


『発達障害』という言葉認知度は上がったと思いますが、実際の発達障害児の生活や家庭内の状況ってなかなか実感していただけないなぁと思い、書き始めました。 子育てに必要な勉強を続けていくために、「投げ銭」という形でご支援いただければ励みになります。 よろしくお願いします。