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【25歳派遣社員面接対策メモ②】「退職理由」と新卒就活の失敗を振り返る

↑の続きのようなものです。

前回は自己紹介と職務経歴について書きましたが、時間がかかりました…。

今から書き始めるのですが、今回も分量のわりには時間がかかっているのかもしれません。

noteには書いていないですが、清書には更に時間が必要でした。
文章そのまま読んでも理解できるようにまとめるのが難しい…。

それでも、例えば真っ白なWordに向かって、最初から清書を書こうとするよりは、このnoteで思うところを書いてからの方が筆(というかキーボード)が進むのです。

…というわけで、今回ももしよろしければお付き合いくださいませ。

ちなみに、私のこれまでの経歴はこんな感じ。

・25歳派遣社員
・新卒時代は映像制作会社のアシスタントディレクター。適応障害になり耐えきれなくなり5か月で退職。
・2か月ほど就活した結果、派遣社員として現職(事務)に。今年の秋に丸3年間就業予定。法律上、契約満期になる。(労働者派遣法)
・雇用継続(直雇用での再契約)の話があるものの、以前から興味のあった人事を目指して転職する予定。
・在職中に産業カウンセラーとメンタルヘルスマネジメントの資格を取得。

主な目的はメモにすることですが、もし同じような立場の人がいらっしゃれば、少しでも参考になったら幸いです。

いつも読んで頂いている方にとっては、もう何度も見たような内容もあるかもしれませんが…。より詳細な内容になっていると思いますので、もし気が向きましたらおつきあい頂けると嬉しいです。


「直近の仕事の退職理由を教えてください」

『今回転職をしようと思っているのは、かねてから興味のあった人事のお仕事に挑戦したいからです。

今のお仕事はCAD事務。派遣社員としては今年で満期になりますが、再契約のお話も出てはいました

ありがたいお話でしたが、このまま再契約する場合はやはり今の職種のままですし、「正社員になれる」訳でもないので、「続けていればキャリアチェンジの機会がある」ということはなかったのです

だから、この度転職する事にしました。』

…うん、「今回の」退職理由であれば、こんな感じで良いと思うのです。


しかし、問題は「新卒時代に入った会社を5か月で辞めた理由」「その後、人事系ではなく今の仕事に就いた理由」を触れられた時。

いくら昔のこととはいえ、掘り下げられないとは限りません。むしろ、そっちの方が気になる人もいらっしゃるかも…。



新卒就活の失敗

私が新卒5か月で退職してしまったのは、
適応障害になり、「このまま働き続けるのは厳しい」と感じたからです。
診断後に、アシスタントディレクターから内勤の仕事に異動できないかと相談しましたが、さすがにそう都合よくはいきませんでした。

そもそも今思えば、就活の時期の自己分析から間違っていたのです。

これはもう、数年経った今だから分かったことですが

就活生だった頃の自分は

「人を癒したり支援したりするのを通して、求められる人材になる」
「自分の創った何かで誰かを感動させる」

どちらかを叶えたいと思ってたんだと思います。

しかし、当時は無意識で、言語化することもできていませんでした。
たしか、「人を喜ばせたいです」とか言っていたと思います。

だから、エントリーした職種はバラバラ。
人材営業、広告営業、一般事務職、ゲームプランナー、エンタメ企画職、ウェディングプランナー、ジュエリー販売員、ドレスコーディネーター、ドラッグストア販売員…。
ほんの一部、思い出すだけでもめちゃくちゃです。
書きながら気が付きましたが、恐らく綺麗なものに関わりたいとも思っていたのかも。ウェディング系が多いのがそれを物語っていますね。


しかも、たちのわるいことに

自分は上記の2つの願望を
「それに関連する仕事に就けば叶えられる」
そして「その仕事に就かないと叶えられない」、と疑いませんでした。

それらの仕事に就くために、何の行動もしていなかったのに、です。
例えばクリエイティブ系に就きたいなら、何かを創り続けて発信するなりすればよかったのに。心理学の院に進まないにしても、それを活したいと思うならばボランティア等にいけば良かったのに。

…いや、ブレブレだったから、何の行動にも移せなかったのかも?

過去の自分にメッセージを伝えるとすれば
「願望を全て就職で叶えようとするな。プライベートの時間をうまく使った方が、叶う可能性がある!」
「とりあえず憧れは一旦置いておいて、自分にできそうな仕事を探して!」と言いたいですね。当時の自分が聞くかは分かりませんが…。


ブレブレなうえに、特に語れる実績も行動もない。
これで面接を通れた方が奇跡というわけです。

そんな私でも内定を頂けたのが、とあるドラッグストア会社と、5か月で退職することになる例の映像制作会社の2社。時期は既に大学4年生の10月。

面接では「どんなことでも、精一杯やります」と言っていたかな…。
当時は真面目に言っていましたが、今思えば大嘘ですね…。
キャパオーバーしてしまうと、精一杯でもできなくなることを、そしてその気力すら失うということを、その後思い知らされました。

「新卒でなんですぐに退職したの?」

この質問に、一言で答えるとすれば「自己分析と自己理解の甘さ」と言えるでしょう。


「人事」に興味を持ったきっかけと現職に就いた理由

さて、5か月間の新卒期間を経て退職してしまった私に待っていたのは、
「何のプラスになる実績もなく、むしろマイナスの状態からスタートの就活」でした。

就活をするときは、まずは転職エージェント等に登録すると思うのですが、それらもやはりビジネスです。明らかに「在庫」になりそうな人材は、正直相手にしている場合ではないでしょう。
大手のMやR、Pからは「お力添えできかねます」「ご希望の求人がございません」と門前払いされてしまいました。

(↑当時のnote発見。その後退職する8月まで病み系noteが続く)

20代向けやフリーター向けのエージェント、派遣会社であればすんなりできたので、片っ端から登録することに。


この時点で既に、「人事」に関する仕事には興味がありました。

実は、前職の会社では、同期で私より先に辞めた人が数名いたのです。
「辞めたい」と言いながら働いている先輩も一人ではなかったです。
業界柄仕方ないですが、ベテランであればあるほど、長時間労働が当たり前になっていました。

これが「働く」ということなのか。
疲れたり楽しくなかったりすることもあるだろうけど、せめて「苦しみ」だけでも減らせたら良いのに。
もっと安心して、前向きに仕事に取り組めるようになったら良いのに。
せめて自分の周りだけでも、そんな働き方ができないだろうか。

そこで興味を持ったのが、人事。
あと、傾聴や労務等について学べる、「産業カウンセラー」という資格でした。


…とはいえ、先ほど述べたように、「むしろマイナス」な、現役就活生よりも弱い経歴の身なので、なかなか仕事にはありつけません。
正社員としてはもちろん、派遣社員の求人であっても、経験のある人が優遇されるのが常。

なので、結局「これなら少し興味あるかも」と思ったものは片っ端からエントリーすることになりました。
特に派遣社員の選考は、一度提出すれば履歴書等を用意しなくても勝手に話が進むので、躊躇う必要はありません。

こうして、たまたまご縁があり、私を拾ってくださったのが、今の派遣先です。
エントリーした理由は…「CAD」という未知のツールが気になったのと、他の求人より時給が良かったからかな…。

まずは「オフィスワーク」に慣れるところから始めて、在職中に産業カウンセラーの勉強をしよう。勉強した後も「人事」に挑戦したいと思えるなら、また転職しよう。そのまま派遣先の仕事を極めたいと思ったら、その道に行こう。

派遣先が決定した後は、そう考えるようになりました。


「なぜ、現職に就いたのですか?」

その質問に答えるとすれば

当時の自分は社会経験が浅かったので、まずは社会人としての経験を積むことが先決だと考えておりました。
そこで、ありがたいことにお声かけを頂いたのが、現職の派遣先の、営業補佐とCADの業務のポジションです。
在職中は、職務を全うしつつ、兼ねてより興味のあった産業カウンセラー等の資格取得にも力を入れました。

…こんな感じでしょうか。最期はちょっとしたアピールも入れてみました。
現職を踏み台にしてるみたいな言い方に聞こえる…?
でもこれが事実…。どう言い換えれば…。うーん…。



「退職理由を教えてください」の回答

結局、この質問の回答として、伝えるべきことを箇条書きすると。

【現職の退職理由】
・人事の仕事に挑戦したいからです。
・現在は別の職種の派遣社員であり、異動等はございません。
・再契約の話もございまして悩みましたが、在職中に得た経験や資格で学んだことを活かし、キャリアチェンジをしたいと考え転職を決意しました。

【新卒時代の退職理由】
・日によっては早朝6時から深夜0時以降まで働くことがあり、体調管理が難しくなりまして、退職いたしました。
(頻度は多くなかったけれど事実。適応障害になったことは一応伏せる)
・このような結果になったのは、自分の考えや覚悟の甘さが原因だと考えており、反省いたしました。以降は、自分が長く貢献できる環境や方法について考え、工夫することを心がけております。

【現職を選んだ理由】
・早期に退職した自分は社会経験が浅く、社会人としての経験を積むのが最優先だと考えていました。
・そこでご縁があったのが、現在の派遣先の営業補佐とCAD業務のポジションでした。
・在職は職務を全うしながら、プライベートの時間では関心のあった産業カウンセラー等の勉強をしていました。


もしかしたら、言ってはまずい事もあるかもしれませんが…。
言えることは整理できました。

今回も、長々と書いてしまいましたね。
もしここまでご精読してくださった方がいらっしゃいましたら、本当にありがとうございました。


見守って頂けている気持ちになり、大変心強いです。



野乃

サポートに相応しいnoteを書けるように、サポートに相応しい人物になれるように、今後も努めて参ります。 もしも、万が一サポートして頂くようなことがあれば…泣いて喜びつつ大切に使わせて頂きます!