「君たちはどう生きるか」のお話が、お友達にはどうやら破綻していたように見えたらしいので、「どう破綻していないのか」を説明する。

「破綻して見える」傾向があったらしい

今年7月に公開された、宮崎駿監督作品「君たちはどう生きるか」通称「君生き」。

私の周辺の何人かのお友達によると、脚本が破綻しているように見えるらしい。お友達以外でも、そういう感想を持ったネット記事はしばしば見かけた。

私は、破綻しているとは感じなかった。むしろ、かなり論理的に作られていると思っていた。しかし、破綻して見える傾向があるらしい。

で、複数のお友達から、解説を頼まれることが続いたので、せっかくなのでここにまとめておくことにした。記事の性質上、作品のネタバレに触れる場合があるので、作品未見の方はスルーするといいかもしれないし、なので有料記事にしてうっかり間違って見てしまわないようにしておく。

「君生き」のお話が破綻して見える二つの理由